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気まぐれ日誌

〜怪しい独り言〜


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2006年9月24日(日)

妻沼線廃線跡

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先週は新潟ツーリングは天候に恵まれませんでしたが、いや?別の意味で天候に恵まれたとも言えますが。今日は起きてみたら、文字通り雲一つ無い秋晴れ。実は前日、朝起きて天気が良かったら、輪行で遠出しようかな?などと考えていたのですが、肝心の「朝起きる」が出来ずに断念(^-^; まあ、先週の新潟ツーリングで、財布の方もガチョウの羽よりも軽くなっているので、今日は大人しく近所を散歩してみることに。
雑用をポツポツと片付けて、出発したのは午前11時も過ぎた頃。5号車に、念のための輪行バッグとGPSといつもの携行道具類を携えて出発。そうだ、熊谷にある東武線の廃線跡に行ってみようっと。


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ということで、やって来ました、東武鉄道熊谷線、通称「妻沼線」跡。戦時中、熊谷から利根川を越え、中島飛行機の大工場が有った群馬県太田市まで延長する予定だった路線です。群馬県側の東武線も延伸が進み、まさに利根川を越えるだけという状態(橋脚の一部まで作られた)で戦局悪化のため工事が中断。群馬県側は今でも東武小泉線の西小泉駅として残っています。
さて、問題の廃線跡ですが、すっかり道路に変わってしまっているのですが、土地は今も東武鉄道の所有だそうです。なので、家がこの道路に面していても、玄関や車の出入り口を作る事は禁じられているそうです。しかも、この状態になってから、既に5年くらい経過しているらしい。ツーリングマップルを見ると、立派な車道として書かれているのですが、実際には未舗装だし、バリケードが有って車両は進入不可です。


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終点の妻沼駅構内から機関庫の有った敷地を眺めます。この辺りの土地もまだ東武鉄道が所有しているのでしょう。なんだか売却する気配もなさそうだし、なんだろうな〜。と思ってwebを見て回っていたら、東武東上線の東松山付近から、群馬県太田市辺りを結ぶ新線の話が出た事があり、そのプランの中で廃線跡を活用する話になっているらしい。確かに太田市から直接東武東上線に乗り入れが出来れば、JR高崎線の強力なライバルになりそうです。


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妻沼駅跡から利根川沿いを東に向かい、利根大堰から南下。会社の直ぐ傍を通過して、埼玉古墳群へ。久しぶりに来ました。古墳が花畑になっちゃってます。しかし、本当に雲一つ無いなぁ。
以上、距離52km、約4時間のお散歩でした。


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きょう:1474

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp