風まかせ旅紀行
埼玉県 見沼代用水
2005年10月2日
9月に2回有った3連休、暑さと悪天候とでどこへも行けず。いや、別に暑くても悪天候じゃなきゃ行けるじゃないかと言われそうですが、いや、暑いと自転車で出かけるのは酷ですしねぇ。と、ぼやぼやしているうちに9月が終わって10月になってしまいました。やっぱり暑い日だったのですが、青空の誘惑に負けて自転車で外へ。といっても午前8時半までグーグー寝ていたので遠出は無理。近所のコースを走ることにしました。ご近所の用水路に沿って北上して、県北部と群馬県境との間に流れる利根川まで行ってみようと言うわけで、午前9時半過ぎに2号車に乗ってスタート。なんだか最近ロードで出る事が多いなあ。
見事に並んだ彼岸花
北上してしばらくは市街地を走るため、頻繁に道路を横切り、あまり快適とは言えませんが、車が入ってこられない道ですので、危険を感じることもありません。
国道16号を北側に渡って、蓮田市に入る辺りで市街地が途切れます。田圃の脇には彼岸花がビッシリと咲いています。右側の桜の木を挟んで用水が流れています。春には桜並木が続いています。花見にもとっても良い場所です。
誰か居る!?
写真を撮っていると、人の気配? 田圃の中に座っている案山子さんでした。しかし、なんだか良くできた後ろ姿だなあ。
菖蒲町
菖蒲町(現・
久喜市)までやってきました。ここは、用水路の直ぐ側に
コンビニと公園があるので休憩するのに良いところです。この日も2,3日ツーリング分程度の荷物を積んだMTBが停まってました。今日もこのコンビニでWeider補給。で、結局この日はそれだけで走り抜きました。
何処までも平ら
さて、コンビニを後にして再び北上開始。今日は行けども行けども平地が続く、関東平野のど真ん中コース。南からの追い風に乗って、漕がなくても30km/h出ちゃいます。楽だなぁ。
神社の境内で一休み
行田市に近づいたところで、2回目の小休止。暑くなるという天気予報でしたが、暑い上に日陰のない用水路の道。ちょっと道を外れて神社の木陰に入ります。陰に入れば風が涼しいんですが。近くにロードレーサーの3人組が同じように休憩してました。
快調に北上
さて、再び走り出します。そー言えば今日はまだ自分を写していないので、こんな形で写してます。本人はと言えば手しか写ってませんが。これで25km/h位だったかなあ?こんなのもスピード感有って良いですねぇ、一般車道じゃ出来ませんけどね、こんな撮影方法。
元小田急車両
行田市に入ってしばらく行くと、秩父鉄道が用水路を横切ります。が、用水路脇の道は
秩父鉄道に遮られて向こう側に行けません。ん?ふと脇を見ると、れれ、横にも電車が?
秩父鉄道を引退した車両が幼稚園に引き取られて、何かに使われているようです。元は
小田急のクハ1859号だそうです。
もうすぐ利根川
秩父鉄道を越えて、さらに北上、、、しても平らですねえ。全て利根川、荒川水系による氾濫原なのでしょうね。
利根大堰到着
上の写真地点から程なく利根川に到達。利根大堰周辺マップを見てみます。この利根川から取水された水は、見沼代用水で南下し、さいたま市内で荒川へ合流、最後は東京の飲料水として供給されるのです。って、確か、小学校の社会見学でもここへ来たような記憶があるんですが。
さて、利根川の土手の上に登ってみます。急な取り付け道路をえっちらおっちら登って、土手の上に出ると利根大堰が見えます。幅は約500m、12門の水門から出来ているそうです。
利根川を少し遡る
さて今日は北上するのはここで辞めて、西か東か。ーうー、しばらく考えて、JR高崎線の
熊谷駅に行くことにします。少しだけ利根川と溯ってから土手を降りて一般道を西へ向かいます。
利根川を離れて熊谷駅に向かう途中、コーヒー休憩のために立ち寄った
スポーツ文化公園内のラグビー場。ラグビーって、こんなに巨大で重いボール使うの!?と言った具合のモニュメント。今日は大学の交流試合が有ったらしく、駐車場は満車になっていました。
この日の熊谷市は、気温30度を上回っていたそうです。うー、道理で暑かったわけです。
今回の
走行経路です。
GPSログは、こちら「log051002-1.gpx」です。カシミール3DやGoogleEarthでご覧下さい。
走行距離は約65kmでした。トレーニングとして利根大堰まで往復する人が結構居るみたいですが、そうすると100kmは越えそうですね。ま、ほとんど高低差のない平地ですし、風さえなければ(か、行き帰りとも追い風か)、走れそうですね。ただ景色に変化が少なくて飽きるかもしれません。
ルートプロファイルです。ほとんど高低差が無いことがよく分かりますね。
このレポートは[2020.07.23]に加筆修正しました。
All Photographs by Ryo Masuda 2005.
Took a photograph with IXY DIGITAL 500 by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002.
この記事は[2020.07.23]に加筆修正しました。
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