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風まかせ旅紀行

栃木県 那須塩原市・塩原自然研究路


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2006年10月21日

 午後5時を過ぎた会社で、自転車仲間でもあり山仲間でもある先輩と、次はどこ登ろうか〜などと話していると、違う部署の課長が「俺も混ぜてくれよ〜」。ということで、3人パーティーで、どこ行こうかな〜と考えていたのですが、その課長が家族とよく歩きに来るという那須塩原に行くことにしました。選んだコースは塩原自然研究路を新湯から出発して、塩原ビジターセンターへ降りて行くコース。那須塩原によく来ているという課長も、未だ歩いたことのないコースだそうです。

 2006年10月21日(土)、未だ薄暗い中、課長の車でピックアップしてもらい、東北自動車道を一路那須塩原ICへと向かいます。途中のセブンイレブンで昼食の買い出しをして、塩原温泉ビジターセンターの駐車場へ。ここへ車を置き、徒歩で塩原もの語り館へ移動。ここでタクシーを呼んで貰い、新湯温泉街の一角にある塩原自然研究路の入り口へ。


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まさに秋晴れ
 歩き出して直ぐ、湯気の上がる斜面の向こうに広がる山並み。紅葉のピークには未だ早かったのかな? タクシーの運転手さんの話によると「先々週の強風で葉がほとんど落ちちゃった木が多くて、今年の紅葉は綺麗じゃない」らしい。それでも、翌日の日光方面は大混雑だったみたいですけどね。


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落ち葉をサクサク踏んで歩く
 展望が開ける場所はごく僅かで、後はこんな木立の中を歩く道になります。落ち葉をサクサクと踏んで歩く感触も良いものです。新雪が降るような晩秋に来ても良いかも。


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高原火山
 自然研究路ということで、道沿いに案内板が立っています。ふーん、このあたりは大きな火山だったんだなぁ。だからこそ巨大な温泉地帯なんですが。


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富士山(1,180m)
 3人パーティーで調子よくテクテクと歩くうちに富士山山頂に到着。今日のルートはここが最高地点で、後はひたすら降りるだけというラクチンコースです。しかも、未だ時間は10時過ぎ。あっちこっちで写真を撮りながらノンビリ進むことにします。


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倒木の苔と楓が綺麗
 倒木に腰を下ろして、羊羹などパクつきながら、ふと傍を見ると、楓と倒木に生えた苔の緑が綺麗だったので、パチリと一枚。


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太陽を透かして見る
 富士山山頂を後にして、大沼方向に向かって降りていきます。ちょうど木々の葉を透かして太陽を見る方向になるので、紅葉した葉がとっても綺麗に見えます。ステンドグラスみたい。


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富士山を下る
 富士山を下りているところ。結構岩がゴロゴロしているところに、落ち葉が積もっているので、地面の様子が分かりにくくなっています。と言って足元ばかり見ていると紅葉を見落としたりして(^-^;


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ここら辺の紅葉は見ていて飽きません
 ここら辺が今日一番の紅葉ポイントだったでしょうか。結構時間をかけて撮影してみたんですが、うーん、木の陰とのコントラストが強くて、なかなかこれといったのが撮れませんでした。


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大沼湖畔の歩道
 テクテクと歩いて大沼の西側に出ます。この辺りは新しく木道が整備されていました。以前は沼地を回り込むように足場の悪い道が続いていたそうです。


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来た歩道を振り返る
 歩いてきた木道を振り返ります。葦の生い茂る沼の真ん中を歩くことが出来ます。


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これが富士山
 降りてきた富士山を振り返っての一枚。まあ、山というより丘ですね。大沼から富士山山頂までの標高差は200m程度しか有りません。


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雲が多くなってきた
 風が思ったよりも強いのか、だんだん雲が多くなってきました。なかなか富士山全体に日が当たってくれず、綺麗に撮れませんね。


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大沼湖畔
 大沼湖畔に来ました。水がとっても綺麗。皆さんどこを歩いているのか、ここら辺では誰ともすれ違わない・・・。


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昼食場所の風景
 ノンビリと歩いていると、大沼の東端に来たところでちょうどお昼時になりました。道から少し逸れたところでお昼御飯に。今日は、セブンイレブンで仕入れたお握りに、チキンナゲット、わかめスープです。チキンナゲットはコッヘルセットの蓋で暖めて、わかめスープはお湯を入れるだけという、相変わらずの手抜き昼食です。今度の山行の時にはもうちょっと料理らしい事してみようかなぁ?


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植林地帯を降りていく
 一時間ほどの昼食休憩後、再び塩原ビジターセンター方面に向かって降りていきます。周りは自然林から杉の植林地帯へと変化。でも最近は治水、保水を考えてブナなども植林しているらしいですよ。


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グラデーション
 須巻富士も近くなった頃に見つけたグラデーション紅葉。緑から赤まで混在してます。


 今回の徒歩経路です。歩いた距離は約9km、登った標高差が490mで降りた標高差高低差は907m、出発地点と到着地点の標高差は417mでした。ほとんど下ってばかりのラクチンコースでした。でもよく見ると、地図上のピーク地点は通ってなかった事が分かります。あれれ? 通ってきたのは偽ピークなのかな? でも立派な案内板が出てたしなぁ? GPSの測定誤差にしては大きすぎるし、ちょっとした謎です。

 GPSログはこちら「log061021-1.gpx」です。カシミール3DGoogleEarthでご覧下さい。


 ルートプロファイルです。


 すでに晩秋に差し掛かり、背負って歩く装備も着るものを中心に嵩張るようになってきました。20リッターのザックでは容量が不足気味だし、と行って38リッターでは日帰りには大きすぎる・・・。28リッターぐらいのザックを購入しようかと画策中です。なんか、山へ行く回数よりも道具を買う回数の方が多いような(^-^; まあ、普段の生活の中でも使っているので、減価償却は早いんですが。さて、次回はどこを歩こうかな? 少し白くなった風景の中を歩くのも良いんじゃないかな〜なんて考えてます。


関連URI

All Photographs by Ryo Masuda 2006.
Took a photograph with IXY DIGITAL 500 by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002.


この記事は[2020.06.06]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp