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風まかせ旅紀行

群馬県 高崎市-吉井-寄居町


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2006年12月31日

走り納めということで、群馬県高崎市から埼玉県寄居町までプチ・ツーリングに出かけてきました。11月末の「柴又帝釈天」ツーリング以来、仕事に追われて、休みは日曜日だけという日が続いていて、自転車も山歩きと休止状態になってしまい、どこか行きたいなあと考えているうちに12月も30日になってしまいました。31日は時間作れそうだし、走り納めに近所を走ってみようと、急遽コースを考えて翌31日。朝6時半に起きるつもりが8時に(^-^; れれ、どうしよう? けど、折角天気も良いしコースも短いからこの時間から出掛けても十分だな、と判断。久しぶりに近所の駅から群馬県高崎駅まで輪行。高崎駅前で自転車を組んで走り出したのは、ちょうど午前10時でした。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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実は奥行きが無い薄っぺらい構造
JR高崎駅西口をまっすぐ進むと、目の前にそびえ立つ高崎市庁舎。川沿いにそびえ立つ市庁が、辺りの風景から浮いている感じがします。


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聖石橋の上から今日向かう方向を望む
聖石橋で烏川を渡ります。今日進むのは見えているあちらの方向。しかし、良く晴れてますね。


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ちょっとした峠
聖石橋を渡り、そのまま県道71号線「西上州やまびこ街道」を進みます。高崎から吉井に出るこの道は交通量も多く、高崎側は近年片側2車線に改良され歩道も有るのですが、吉井側は狭い道のままなので要注意です。


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ここの所渡る機会の多い鏑川
岩崎の交差点にあるローソン吉井町岩崎店で、ちょっと補給タイム。多胡橋で鏑川を渡ると、「多胡碑」の案内板を見かけて「はて?なんだろう?」。思い立ったら、直ぐに寄り道出来るのが自転車の良いところ。


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吉井町の史跡案内板
多胡碑へ向かう途中にあった吉井町(現・高崎市)の史跡を紹介した案内板。これを見ると、なぬ?多胡碑とは奈良時代に建てられた石碑らしい。是非見ていかねば。


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こぢんまりとした古墳
多胡碑記念館の直ぐ傍にある古墳。古墳やら石碑やら、なんだか遺跡が集中した地帯なんですね。


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こちらは石室まで現存
こっちは石室がある115号古墳。周囲には未完成の堀も残されていたそうで。


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多胡碑の鞘堂
多胡碑を雨の風化を防ぐため、鞘堂が建てられています。


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奈良時代から存在するとは
ガラス扉の中を覗き込んでみると、おお、確かに石碑が。これが奈良時代から現存しているなんて、ちょっと想像が付かないですね。


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草臥れた感じが素敵な吉井駅
多胡碑を後にして、上信電鉄の吉井駅に来ました。上州福島駅もこんな感じでしたっけ? もしかして駅舎の設計が共通なのかな。草臥れた感じがとても良い感じ。JR軽井沢駅なんかより、こっちの方が断然素敵です。


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予想外というか予定外の登り
吉井駅から伸びる県道71号線を直進。国道254号を越えてすぐに右に曲がる予定でしたが、道なりに調子良く進むうちになんだか登り道へ。え?上り坂?と気が付いたときには既に分岐点からずいぶん離れたところに。戻るよりもこのまま登って、反対側に降りた方が近いので、そのまま登ることに。


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県道41号線を進む
予定コースの県道41号線へリカバリして前進。このルートは余り車も来ないし、冬の関東って感じで良いなぁ。


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直進 鬼石方面へと進む
セーブオンの有る交差点まで来ました。ここから先は県道が付け替えられた区間らしく、田んぼの真ん中を真っ直ぐ進みます。


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群馬・埼玉県境を流れる神流川沿い
県道13号線との牛田の交差点を神泉村方向へ曲がり、国道462号との合流地点を目指します。国道462号に合流後、県境を流れる神流川を神流橋で渡って埼玉県側に。


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県道22号線旧道沿いに残る旧家
県道22号線の旧道沿いにはチラホラと古い民家が残っています。


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脚伸ばしたけど大晦日はやってなかった・・・
折角近くまで来たと言うことで、ちょっと回り道になるけど、国道462号沿いにある道の駅「上州おにし」に寄ってみました。けど、さすがに大晦日にやっているわけも無く、自販機でコーヒー買って撤退。


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杉の峠を登り始める
来た道をちょっと戻って、県道13号線に入って杉の峠を登ります。車道は十分広いんですが、センターラインに凹凸が有るので車が避けにくそう・・・。走り屋対策か? 神泉村側の九十九折りを上っていく途中でこんな風景。


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杉の峠
峠はこの通り。片側はコンクリートブロックの擁壁。片側は森林になっていて展望はありません。


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旧道(?)沿いの石仏群
峠を長瀞側に下っていく途中で、旧道らしい場所に石仏群が置かれていました。


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今日随一の快走路 県道44号線
県道44号線を直進します。道幅が広く、車も少ないので快適に走れます。こんな道を快走しているとロードレーサーで良かったなぁと思うのでした。さっきまでの峠越えでは、ギヤが足りないよーなんて泣きが入ったことは置いておいて(^-^;


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信号のある出牛峠(表)
県道44号線を直進、出牛峠を越えます。この峠、主要な地図には記載が全くありませんが、三上氏のwebを見ていて、ここに峠の名前が付いていることを初めて知りました。峠には、なんと信号が。別に交差点があるわけではなく、峠にある小学校の校門に繋がる横断歩道の為の信号です。


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己巳塔
峠を下りていくと、なにやら大きな石碑が建っているのが目に入り、停まってみました。己巳塔?? なんだろ、初めて見ました。


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皆野町教育委員会による案内板
町の教育委員会によって、ちゃんと説明文が設置されていました。二十三夜塔などと同じく己巳の日毎に集まりを持つ講の供養塔なんですね。色々あるんだなぁ。

この後、荒川を渡り、走り慣れた荒川沿いの県道82号線で寄居駅まで走り、輪行して帰りました。さすがに大晦日に走りに出ている人は居ないだろうと思っていたのですが、県道82号線を走行中、後ろからロードレーサーが。同じように走り納めに出ている人が居るんですねぇ。


前々回のツーリングレポート「下仁田-富岡-安中」に続いての群馬県のツーリングとなりました。関東地方では、群馬県埼玉県境が自分にとってのツーリング記録空白地帯だったのですが、少しずつ埋まってきました。寝坊が続いて近所にしか行けないというのが実情かも知れませんが(^-^;

GPSログはこちら「log20061231_0.gpx」です。カシミール3DGoogleEarthでご覧下さい。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)



ルートプロファイルです。走行距離は約70kmでした。何はともあれ今年一年無事故で走ることが出来ました。来年は、さらにあちこちに走りに出掛けたいと考えています。よろしく〜。


All Photographs by Ryo Masuda 2006.
Took a photograph with IXY DIGITAL 500 by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002.


この記事は[2021.12.04]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp