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風まかせ旅紀行

茨城県・筑波山


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2007年3月10日

 今シーズン最初の登山、、、というか、ハイキングは、ご近所の茨城県にある筑波山へ。メンバーは前回の塩原自然研究路と同じく、会社の先輩2名を合わせての3名です。年代も役職もバラバラな3名で、端から見るとなんの集まりなんだか(^-^;

 土曜日の朝6時に今回のリーダー迎えに来るということで、金曜日の夜11時過ぎに寝たんですが、起きたのは、迎えに来たリーダーの押したチャイムが聞こえてから(^-^; 先にもう一人の方をピックアップしに行って貰い、その間に身支度。ザックの準備は前日の夜に終わっていたので、着替えるだけなんですが。6時15分過ぎに改めて出発。


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ケーブルカー脇を登っていく
 出発してからは、特に渋滞に巻き込まれることもなく、午前9時前に市営第3駐車場に到着。筑波山神社裏から伸びていく御幸ヶ原コースを登っていきます。


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花粉症の人だと辛そうなコースだ
 標高の低いところは、杉や桧が多くて、杉花粉症の人には辛いかも。傾斜も緩いしポクポクと歩いているうちに、ケーブルカーのトンネルの上を乗り越えて標高600mに到達。


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湧き水がある
 ケーブルカーのトンネルを越えて、すぐに水場があります。へー、山頂まで標高差200m程度しか無いのに、湧き水って出るもんなんだなぁ。


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男女川の水源
 男女川の水源になっているらしいです。ここで休憩していた人の話によると、ここ数年、水の量が減っているらしい。ケーブルカー山頂駅付近での造成工事が関係しているとかいないとか。


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久しぶりに歩くブナ林の道
 標高650mを越えると、だんだんと植生が変わってブナ林に。足下は根っこだらけになってきました。


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鞍部直下は階段が整備されている
 筑波山は2つのピーク、男体山と女体山(筑波山)を持っていますが、ケーブルカーは、その二つの間の鞍部に山頂駅があります。御幸ヶ原コースも同じように、ケーブルカー山頂駅の直ぐ傍に出ます。鞍部直下は階段が整備され、非常に歩きやすくなってます。


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広々とした鞍部
 鞍部に到着。4月に入っているとはいえ、標高800m近い鞍部はまだ寒い〜。早速ザックから雨具を取り出して上に着込みます。この時期は着る物の選択が難しいなぁ。


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真壁方向を望むが・・・
 鞍部から真壁方向を望みますが、うーん、雲が多くてよく見えないなぁ。なんだか毎回こんなオチなような気が(^-^;


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鞍部から男体山を望む
 鞍部から男体山山頂を見ると、なにやら建物が。鞍部から標高差80m程を登れば男体山山頂です。お昼ご飯にはまだ早いので、まずは男体山へ登ってみます。


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男体山御本殿
 あっという間に男体山山頂へ。山頂には男体山御本殿が鎮座しています。ここもひっきりなしに人が来ます。登山道にはあまり人が居ないのに、山頂と鞍部は人が沢山。みんなケーブルカーか、ロープウェーで来たんですねぇ。


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廃墟と思いきや実は・・・
 男体山山頂直下にある古びた建物。実は戦前に建てられた気象測候所の建物だそうで。現在は筑波大学が管理する、現役の観測所として稼働中なんだそうです。

 居場所のない男体山山頂を後にして、一旦鞍部まで降ります。ちょうどお昼時になったので、女体山側に移動しつつ適当な場所でお昼ご飯ということに。この日はサンドイッチに卵スープ、カフェオレというメニュー。卵スープとカフェオレは前日にスーパーで調達しておいたものを持ってきました。今回はコップまで背負って行きました。


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あー、なるほどガマ石
 小一時間の昼食時間後、女体山に向かって歩き始めます。これが有名なガマ石。ガマに見えます? ガマの油売りで有名なガマは、前足の指が4本、後ろ足の指は6本でシロクのガマ〜、とは落語の一節。でも、何の話だったかは忘れちゃったな。確かガマの油売りが酔っぱらって口上を間違えて、最後は野次馬に血止めの薬を借りるっていう話。


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半袖のボーイスカウト一行
 ロープウェーの女体山駅からの道と、尾根道との分岐点で待機中のボーイスカウト御一行。大半が半袖ですか。元気だなぁ・・・。しかも半分くらいは女の子。時代は変わった(笑


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パラパラ降りそうな雲行きですが
 文字通り足の踏み場もない様相を呈していた女体山山頂をそそくさと後にして、白雲橋コースで下山開始。写真は、山頂直下を回り込んだ辺りから撮影した物。今日は一日こんな感じで、新都心はおろか、霞ヶ浦もよく見えない状況でした。


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白雲橋コースで下山開始
 白雲橋コースで降り始めましたが、登ってきた御幸ヶ原コースよりも、こっちを降りる方が大変。いやー、白雲橋コースで登らなくて正解だったなぁ。


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大仏石
 大仏石です。言われると、なるほど頭が乗っかっていて大仏に見える。しかし、あの頭に当たる部分の岩は、どうしてあんな事になっているんだろう?・・・。


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北斗岩
 こちらは北斗岩。北斗七星に形が似ているからという話があるんですが、うーん、わかんない。


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なだらかな尾根道
 北斗岩を潜り抜けて、ちょっと下ると、なだらかな尾根道になります。新緑の頃は綺麗だろうなぁ。


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出船入船
 次は出船入船。なるほど、舳先に見えないこともない。けど、二つの船の間は人工的に切り出したようにしか見えないよ〜。だとしても、上がくっついているから切り出せないだろうし、う゛ーん、謎です。


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白雲橋コースで下山中に見掛けた巨木
 登山道は、弁慶茶屋跡で、おたつ石コースと白雲橋コースの二つに分かれます。おたつ石コースを降りればロープウェーのつつじヶ丘駅に、白雲橋コースを降りると、筑波山神社のすぐ東側に出ます。今回は駐車場まで徒歩で戻るつもりだったので、白雲橋コースを降りることに。

 弁慶茶屋跡から先は木々に囲まれた登山道で展望はありませんが、次々に巨木が現れて飽きることがありません。


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筑波山神社
 無事筑波山神社まで下山してきました。ピカピカの鈴を見て、なんとなくドラえもんを連想してしまったのは私だけでしょうか?


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山門も立派です
 山門も大きくて立派です。


 今回の徒歩経路です。標高差は約650mですが、途中登ったり降りたりの部分があるので、累積標高では約900mとなりました。距離は8km超になっていますが、林間に入った部分のGPSログがアテにならないので、本当はもっと短かったと思います。

GPSログはこちら「log070310-1.gpx」です。カシミール3DGoogleEarthでご覧下さい。

(C)2006 Google
(C)2007 DigitalGlobe
(C)2007 TerraMetrics
(C)2007 ZENRIN


 ルートプロファイルです。


 2007年初めての登山で、展望にこそ恵まれませんでしたが、なかなか楽しい一日でした。最年長のリーダーが、登りで既にバテていたのは笑えましたが。オフシーズン中のトレーニングサボっていたな(^-^; 自分はと言うと、冬シーズンも頻繁に自転車通勤&ツーリングしていた成果なのか、登っていても寒いくらいでした。さて、次回は、その最年長リーダーに合わせて、ピークに登らない、文字通りのハイキングコースを予定しています。お楽しみに。


関連URI

All Photographs by Ryo Masuda 2007.
Took a photograph with PowerShot G5 Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002.


この記事は[2021.01.04]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp