風まかせ旅紀行
群馬県・榛名山
2007年8月25日(土)
強烈な暑さも一段落した土曜日、相変わらず遠出&高いところが苦手な(笑)社内ハイキングクラブ(そんなの無いのですが)にルート立案&案内役に狩り出されて、群馬県の榛名山へ行ってきました。まだ8月だし、折角だから、もう少し標高の高い所と提案してみたものの、却下。うーん、せめて標高2000m超に登りたかったのですが、まあ、今回が初めての参加者もいるから、足慣らしには良いかなぁ? 自身、お盆休み中は、殆ど引き籠もりで運動不足ですし。
掃部ヶ岳と硯岩への分岐点
硯岩の上にきました。榛名湖が一望できます。下に見えているのが。出発地点近くの榛名吾妻荘。足下は崖っぷち、下向くと怖いところです。
榛名湖の向こう側に見えるのが榛名富士。あっちは登ったことが有るんだよなぁ。もう十何年も前ですけど。もちろんケーブルカーを使わずに上り下りしました。
硯岩を後にして掃部ヶ岳に向かって登りだします。足下は笹ばっかりなんですが、時々咲いている花が逆に目立ってます。
笹の道を進みます。朝に雨でも降ったのか、大した斜度でもないのに滑りやすくなってました。
暫く展望の望める場所もないのですが、山頂近くになると、少しだけ辺りが見渡せるところがあります。こっちは榛名神社方面。
同じ場所から榛名湖方向。掃部ヶ岳から榛名湖は望めないので、この辺りが最後の眺望ポイントと言うことに。
あっという間に掃部ヶ岳山頂1449mに到着。北側は木立に阻まれて展望や有りません。
この後、来た道を折り返すか、杖の神峠へ下りて、林道で湖畔に戻るかのルート選択会議。まだ時間も早かったので、杖の神峠に出てから昼ご飯にしようという話に。
山頂から南側の展望。南側というと、榛名神社から安中市方向ですね。平野部の気温が高いせいか(下界はこの日も33℃超)、モヤッていて遠くは望めませんでした。
山頂で咲いていた吾亦紅。これが咲くということは、秋が近くなってきているって事ですね。秋はツーリングシーズンでもあるし、山に自転車にと忙しくなりそう。え?仕事? そんなのは2の次です、ハイ。
相変わらず、何の花だか分からない(^-^; 山で「この花は〜、これは〜」とか話せると、格好良いなぁ〜。いや、山もツーリングもほとんど単独だから、話す相手居ないけど(^-^;
よく目立つ赤い実。南天?と思ったら、葉の様子がチョット違います。飯桐かな?
たぶん、岩沙参だと思います。岩場に自生する釣鐘人参という意味らしいです。うーん、しかし、岩沙参にしては色が水色過ぎる???
なんだか、久しぶりに出てきた道案内。ここまではルートを外れずに来たようです。ま、一本道なので外れようもないんですが。
耳岩と呼ばれる岩場まで来ました。山頂からの眺望と比較しても分かりますが、実はあまり移動していない(笑 画面右にチョット見えている白い部分が、これから帰り道を歩く林道。
耳岩から直ぐに、尾根を下りるルートになります。最初はつづら折れ、後半は笹の中を漕ぐようになります。結構な急坂な上に雨で濡れた笹なので、面白いほど滑ります。2,3回ほどツルッと行きましたが、腰を落として歩いていたので転倒には至らず。いやー、こっちから登らなくて良かった。峠に下りると、古い道筋と思われる場所にお地蔵様が。
林道の木陰に腰を下ろし、昼食にします。時間もちょうどお昼過ぎ。今回のメニューはおにぎり3つと春雨スープ、それにコーヒー。東篭ノ登山の時と同じメニューです。同行のメンバーから「あれ?料理しないの?」というツッコミが入りましたが、夏は保冷が面倒なので(^-^;。というか、そもそも「さくらの里と石門のみち」の時しかやってませんが。
昼食場所となった林道脇に咲いていた小さな花。現の証拠かな? 西日本にはピンク色の花を付けるものが多く、東日本は白が多いと言われているそうです。
大休止の後、湖畔の駐車場に向かって歩き出します。振り返ると、ちょうど頂上が後ろに。林道との標高差は300mも無いんですが、意外なほど高低差を感じる景色です。
舗装済みの立派な林道が通っていると勝手に想像していたんですが、意外にも未舗装のダート林道でした。ま、紅葉の頃になったら、久しぶりに中津川林道でも行くかなぁ。
今回の徒歩経路です。GPSログはこちら「log070825-1.gpx」です。カシミール3DやGoogleEarthでご覧下さい。駐車場から硯岩へのデータが欠落していますが、これは、その区間で受信出来なかった為です。「硯岩」と書いてある谷の部分を登っていたはずです。
ルートプロファイルです。徒歩距離は約7km、累積標高は約760mでした。
関連URI
All Photographs by Ryo Masuda 2007.
Took a photograph with IXYDIGITAL500 by Canon and FinepixS9000 by FUJIFILM.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA
この記事は[2020.06.06]に加筆修正しました。
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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp