風まかせ旅紀行
群馬県・岩櫃山
2007年11月23(金)
11月23日(金)は、勤労感謝の日ということで仕事はお休み。久しぶりにどこか歩くかなぁと考えていたところ、なぜか「俺も行く〜」と同行者が集まりました。結局、同行者3人に自分を含めて計4人の過去最大の人数に。その内一人は登山靴買って初めて歩くという人だったので、余り距離・高低差の無い軽いハイキングコースが良いだろうと、群馬県東吾妻町の岩櫃山へ行ってきました。
船頭多くしてなんとやら状態
登山口に立つ案内図。割とメジャーなハイキングコースのようです。ノンビリ歩いて往復2時間。上で早めの昼ご飯で小一時間といて3時間程度か。ま、今日は初めての人もいるしちょうど良い感じでしょうか。
そして、ここ岩櫃山は中世の城跡、岩櫃城跡があります。こちらは下山時に見て回る予定。
世代も部署もバラバラなパーティー
落ち葉の中をサクサク歩きます。低い山ですので道々の展望は全くありませんが、これはこれで楽しい道です。
しばらくはこんな感じの落ち葉の道。
少し行くと、所々に岩が出てくるようになります。
時季外れとも思える、綺麗な緑色と紅葉の競演が見られました。
小一時間でニセ頂上に到達。こっちは上越国境の三国峠方向。
こっちは日光白根・男体山方向。標高800mちょっととは思えない眺めです。天気の良いし。
さて、頂上はあちら。ポンと飛び出た岩の上です。頂上狭そうだなぁ。
ニセ頂上で写真を撮っている間に、同行のうち2人が頂上へ。こんな感じで鎖を頼りに登っていきます。
遅れて頂上に登ってみると、360度遮る物無しの絶景。そこから見た浅間山。雪の被って真っ白です。
浅間隠山から鼻曲山の方向。下に見えているのは吾妻川の流れ。
頂上は国土地理院の四等三角点に指定されていて、こんなプレートがはめ込まれています。
頂上のすぐ南西に民家があるのですが、頂上から見るとこんな感じ。なんだか民家があり得ない角度から見えるんですが、つまり、頂上の南西側は標高差にして150m位、ストーンと崖になって落ちているんです。
頂上は四人が昼ご飯を広げるほどの広さはないので、ニセ頂上まで戻って昼ご飯にすることに。ニセ頂上直下に日向で風の来ないところがあったので、そこで小一時間の昼ご飯休憩。
帰りは尾根コースを歩いて戻ります。南側斜面の尾根を歩くコースなので、日当たり良好、紅葉も少し残っていました。
登ってきた沢通りとは違って、明るい林間コースです。
スタコラ歩いていくと、明らかに人工的に作られた平地が現れます。
岩櫃城本丸の虎口跡らしい。
本丸跡に立つ、吾妻町観光協会が設置した岩櫃城由来記。1615年に廃城になったようで。しかし、その割には地形がよく残っています。
本丸跡から見た北側の尾根。紅葉の最盛期からは2週間ほど後でしたが、それでも、綺麗ですね。
同じく、本丸跡での1枚。本丸跡から少し行くと尾根通りとの分岐点に戻り、すぐに出発地点の駐車場に戻ることが出来ました。
さて、今日は欲張りにも、もう一カ所歩きます。そのもう一カ所とは吾妻川沿いの遊歩道なのです。岩櫃山登山道入り口を後にして川原湯温泉駅まで移動。そこからハイキングコースを歩きます。
紅葉の時期は過ぎていたものの、なかなか綺麗でした。
関連URI
All Photographs by Ryo Masuda 2007.
Took a photograph with IXYDIGITAL500 by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA
Special Thanks 'カシミール 3D Ver.8.7.1' 1994-2006 Sugimoto Tomohiko.
この記事は[2020.06.06]に加筆修正しました。
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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp