風まかせ旅紀行
長野県・蓼科山
2008年8月12日(火)
7月末に山行を計画・実行するも朝からの雷雨で断念した蓼科山。余り、間を置かず再度トライということで、会社の夏休みを利用して行ってきました。8月11日(月)の夕方から大河原峠近くまで移動して一泊し、翌12日午前8時過ぎに大河原峠から登り出します。蓼科山は初めてなので、他のルートの様子は分かりませんが、地図を読んだ上では一番高低差が小さいルートなはず。50代,40代,30代,20代と世代バラバラの4人パーティーにはちょうど良いくらい?
午前8時過ぎに大河原峠に到着。さすがに今日は朝から雷雨って事はなさそうです。まずは一安心。
大河原峠から見る望月方面。うーん雲が多くて下界の眺めは余り望めなさそう・・・。
最初は杉と笹に囲まれた中を歩きます。日陰で助かるなぁ。
2380mのピーク近く。杉が立ち枯れしている地帯を通ります。この八ヶ岳には縞枯山という名前の山がありますが、縞枯が見られる地帯は他にもあるんだそうで、ここはその一つ。
大河原峠から2.1km地点、赤谷からのルートが合流します。蓼科山荘まであと0.6kmちょっと。
将軍平とよばれる前掛山と蓼科山との稜線鞍部にある、蓼科山荘まで来ました。ここで、白樺高原国際スキー場側からの七合目登山口ルートが合流します。どちらかというと七合目ルートを歩く人のほうが多いみたい。
目の前にデーンと構える蓼科山。頂上直下に岩だらけの場所が見えますが、そこを通ります。ここから山頂までは30分。もうひとがんばりです。
岩ゴロゴロの道を登ります。最初はそれほどの大きさでもないので、割と楽に越えていくことが出来ますが・・・
終盤は一抱えもある岩を登ることに。写真では傾きがよく分かりませんが、結構な急斜面です。
岩ばかり見ていても飽きるので(笑)、振り返ってみます。見えてみるのは先ほど歩いてきた前掛山。立木が枯れている場所が縞状に広がっているのが分かります。
下には、さっき通ってきた蓼科山荘が見えます。お、さっきより人が増えているような。
周りが開けてきました。頂上まで後ちょっとの道を先行するパーティーのメンバー。
頂上に到着〜。いや〜本当に広い頂上です。頂上の真ん中に立つと、岩と空以外はなにも見えない、なんとも不思議な頂上です。
頂上にある一等三角点。ということは、測量の度に登ってくるんでしょうか? まあ、そう頻繁に測量しているとは思えないけど。
頂上に咲いていたミヤマアキノキリンソウ、だと思いますが。違うかな?
頂上の西側、白樺湖側に来てみました。正面には車山が見えるはず・・・なんですが、雲で見えず。下に見えているのは白樺湖。左側に見えているのは”しらかば2in1スキー場”。
白樺湖をズームしてみます。白鳥さん遊覧船も運航中のようで、湖面を泳いでいる様子が写っています。今回は500万画素のCanon PowerShotG5で携行していったのですが、いやー、500万画素でも結構解像度あるよなぁ。まあ、うちでは300万画素のPowerShotG1が現役ですから、G5でも比較的新しい装備なんですけど(^-^;
風を避けるため、山頂西側で少しくぼんだ位置に腰を下ろして、お昼ご飯にします。今日のお昼ご飯は、パンにコーンポタージュ、それにカフェオレという軽食スタイル。もう一品欲しい所なんですけど、買い出しが前日の夜なので、あまり日持ちしない物は持ってこれない・・・。
ノンビリしているうちに1時間。そろそろ下りるかな〜と辺りを見回すと、おお、頂上に人が増えてる! けど、頂上が広すぎて、全然混んでいる感じがしない!
来た道を下山します。登りはさほど危険を感じなかった岩場も、下りるときは別のルートに来たかのように感じてしまいます。まぁ、まだ午前中なので、慌てて下りる必要もないので、登る人優先で、ノンビリゆっくり下りることにします。
帰り道、杉の根元に広がった苔などを撮影しつつ、ノンビリ歩いて、午後2時前には大河原峠に帰還しました。
今回の徒歩経路です。 GPSログはこちら「log080812-1.gpx」です。カシミール3DやGoogleEarthでご覧下さい。
ルートプロファイルです。徒歩距離は約6.6km、累積標高は約700m、所要時間は5時間35分でした。
関連URI
All Photographs by Ryo Masuda 2008.
Took a photograph with PowerShot G5 by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA
この記事は[2020.06.06]に加筆修正しました。
この記事のURLをQRコードで表示
Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp