風まかせ旅紀行
山梨県・西沢渓谷
2008年10月18日(土)
埼玉県と山梨県境にある雁坂峠。長い間、登山道が点線国道140号線として指定されていましたが、1998年に開通した雁坂トンネルによって両県の直接アクセスが可能になりました。今回は、この国道を使って山梨県にある西沢渓谷へ行ってみることに。メンバーは、いつもの社内ハイキングチーム、世代も部署も見事なほどにバラバラの総勢4名。
国道140号線山梨県を目指す
午前8時半頃に豆焼橋を通過。今日は天候には恵まれたみたいです。ちょっと紅葉には早い時期ですが。
予定通り9時前に「道の駅みとみ」の駐車場に到着。歩く準備をして、さて、どっちのカメラを持って歩くか、しばし考える・・・。この日持ち込んだのは、富士フイルムのFinePixS9000と、導入したばかりのPENTAX K20D(+DA18-250mm)。片方は800g、もう一方は1.2kg越えですが、今日はアップダウンは少ないし、距離も短いし、導入したばかりで試し撮りもしてみたいので、重いK20Dを持って行くことに。
西沢渓谷遊歩道の入り口に建つ案内板。この辺りはかつて森林鉄道が広がっていたことから、廃線探訪関係の人達にも人気があります。遊歩道自体の林鉄跡ですし。
先行する同行者。今日は登山ではないので軽装備ですが、足回りだけは登山装備です。この渓谷は手軽に歩ける反面、滑りやすい所が多く、事故が多いみたいです。
この日も滑落事故が発生して、警察車両と救急車両が林道奥に入ってきました。幸い滑落した場所が、林道から歩道に入って近い場所だったので、直ぐに救護・運搬出来ていましたが。結局、山梨県の防災ヘリでホイストされて、病院に搬送されて行きました。大事には至らなかったみたいですけど。
いよいよ遊歩道に入ります。ちらほらと紅葉してますが、まだまだ緑が綺麗。
今日最大の難関、吊り橋を渡ります。結構長い吊り橋で良く揺れます。
上を見ると、所々に紅葉の兆しが。
しばらくは沢の流れから少し離れた位置を歩きますが、だんだん近くなってきました。ここからしばらく写真だけ掲載。
スローシャッターで撮れば絵になるんでしょうけど、残念、重い三脚を持ち歩く体力はありません(^-^; でも、紅葉じゃなくても十分綺麗だな。
ラフティングの一種と言っていいのかな? 短いカヤックを使った川下り。ちょっと調べてみたら、この手のボートが意外と高い!
七ツ釜五段の滝の最下部です。うーむ、やっぱりスローシャッターで狙いたい被写体です。カーボン製三脚でも導入しないと、滝にたどり着く前に体力の残高が0になりそうですが。
上の写真を撮った位置から、少し左手に移動して撮ったもの。
七ツ釜五段の滝を過ぎると、西沢から遠ざかって渓谷右岸の森林鉄道跡を降りるルートになります。渓谷は全く見えませんが、緑の中を歩くのはやっぱり気分が良いです。
短い区間ですが、森林鉄道の枕木とレールが残っている区間があります。遊歩道区間から上流側にも残置された鉄道敷があるそうです。
林鉄跡は終始こんな感じの道で、特に危ない場所もありません。
途中の展望&休憩ポイント(大久保沢と西沢の合流地点付近?)から見えるのは、おそらく甲武信ヶ岳方向。
登った道との分岐点まで戻ってきました。あちこちの沢が合流して笛吹川と名前を変えるのがこの辺り。
駐車場に戻ると、そこには車がビッシリ。歩き出したのが午前9時過ぎと早かったこともあって(そんなに早くないですが)、混雑に巻き込まれずに降りてくることが出来ました。紅葉シーズン前から、こんなに混むんじゃ、上り下りルートを別にするのも正解ですね。
「道の駅みとみ」にてお昼ご飯に蕎麦を食べて、各自色々買い込んだ後、再び国道140号線で埼玉県に戻りました。帰り道「道の駅ちちぶ」にも立ち寄って、蕎麦を食べてました。さほど歩いてないのに、よく食べる一日でした。
関連URI
All Photographs by Ryo Masuda 2008.
Took a photograph with K20D(+DA18-250mm) by PENTAX.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA
この記事は[2020.06.06]に加筆修正しました。
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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp