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風まかせ旅紀行

埼玉県秩父郡横瀬町 丸山


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2009年5月9日(土)

 何だかんだで4月は山に行かず仕舞。5月に入っても「連休は混むから時期が悪い(笑)」という事で見送り状態でしたが、連休明けの土曜日にメンバーの時間が取れそうだということになり、県内の秩父郡横瀬町にある丸山に行ってみることに。


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道の駅の駐車場から見る丸山
 西武鉄道秩父線芦ヶ久保駅前に出来た道の駅「果樹公園あしがくぼ」に車を停めて、出発準備。ゴールデンウィーク中のBD-1off会時に、20Lのバックパックがとうとう壊れてしまったので、この日は28Lのザックで出動。余裕のある容量を食料に割り振ったので、山の低さとは裏腹に結構重めなザックになりました。

 道の駅の目の前が丸山。と言っても、この位置からだと山頂は見えていませんが。しかし雲一つ無くて良い天気だなぁ。


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暫く車道を歩く
 殿外戸から暫くは車道を登ります。この丸山、960mの山頂の直ぐ下(900m位)まで舗装林道が通っているため、車でも簡単に上がることが出来るのです(^-^; が、歩くのだ!


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正面に武甲山
 車道と言っても、ほとんど車の通らない道なので落ち着いて歩くことが出来ます。写真は標高430m付近かな? 道が一旦北西に向くので、武甲山が正面に見えます。今日のメンバーは前を行く二人と私の三人。


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武甲山の全容が見えてくる
 標高500m位でしょうか、武甲山の全容が綺麗に見えるようになります。ここから暫く武甲山を背にして、丸山山頂から西に延びている尾根伝いに登ることに。


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木立の中を進む
 車道を離れて尾根伝いの道に入ると、暫くは展望もない緑のトンネルが続きます。ピーカンな天気だから日影を歩けるのは有り難い。


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ツツジ
 途中で見掛けたツツジ。ツツジと言えば赤城山だけど、あっちは混んでそうだよな〜。


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秩父市中心部方向
 林業で伐採された所からは、秩父市中心部の方向が見えます。大野原辺りか?


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古そうな石仏
 尾根伝いの大きな道を暫く行くと、「大日如来」と彫られた古そうな石仏が建っています。その下は「馬安全」と読めますね。この登山道が、なにか古い道筋なのかな?


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広い径
 しばらくは、こんな広い径を歩きます。意外にキツイ登りが待っていたりするので油断は禁物。この先で一旦、舗装林道を横切ることになります。


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近くの山々が見えるようになってきた
 舗装林道を横切って、標高850m位まで登ると、近くの山が見えるようになってきました。あの向こうは定峰峠辺りかな? 緑の濃さも下とは結構違って、まだまだ若葉色という感じ。


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山頂までもうちょっと
 この丸山一帯は、埼玉県 県民の森として整備されていて、概ね、こんな感じで歩きやすい径が続いています。


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黄色い花
 あまり花の咲いてない山ですが、それでも径沿いにチラホラと黄色や紫色が。なんの花だろう。


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もうすぐ山頂
 テクテクと歩いて約2時間、直ぐそこが頂上です。しかし新緑が綺麗。


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スミレ
 切り株の傍に咲いていたスミレ。珍しく綺麗に撮れた(^-^


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 山頂の展望台に登ってみます。おおー、予想外に良い眺め。あまり期待していなかっただけに、これはなかなか(^o^ こちらは秩父市方向。よく見ると、秩父公園橋の斜張橋が見えています。


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正面が堂平山
 白石峠から堂平山、小川町方向。正面の山にドーム状の建物が見えているような気がしますが、あれが堂平天文台かな?


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武甲山方向
 武甲山方向。言わずもがな正面の、大胆に削られた石灰の山が武甲山。ご覧の通り頂上直下まで採掘が進んでいます。凄いな。


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よく見ると重機が作業中
 そーっと覗いて見てみると、おお、重機が居るんだけど凄く小さく見える。ん、と言うことはあの位置まで車両で登って行けるということか。凄い眺めが待っていそうです。


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東京方面
 大野峠から狩場坂峠の方向ですかね。しかし、本当に雲一つ無い良い天気。


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丸山山頂
 午前11時前、標高960mの丸山山頂に到着。登り始めは300m位ですから標高差は660m位。見た目よりも標高差が有りました。


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調理中〜
 と言うことで、28Lと大きめのザックの余力を、全て食料に割り振って山頂クッキング。こんな事をするのは妙義以来。持ち込んだのはイシイのミートボール(トマトソース)に、ピーマンとシメジ。予め切って少しだけ火を通したものを保冷バックで持ち込みました。

 余談ですが、右に見えているのはJETBOIL、左に見えているのはSnowpeakのバーナー。一番メジャーと思われるPRIMUSが無いのは、天の邪鬼揃いだからか(^-^;


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いただきます
 おにぎりは朝出掛ける前に作ったもの、ゆで卵にブロッコリー、野菜スープは市販のフリーズドライ。EPIのチタンクッカー、M,L揃えて持って上がったのは、これが初めてかも。


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大野峠に向かって徒歩再開
 山頂に1時間程滞在して、12時頃に出発。大野峠を廻って登り出した地点よりも、東側に降りるルートを歩きます。


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正面は勝負平
 大野峠上のハングライダーの離陸ポイント。正面アンテナの建つピークは堂平山。その手前の中腹に見えている集落が勝負平。そこから左に行ったところに白石峠がある・・・はず。自転車乗りには有名な峠ですが、私は行ったことがありません。この近所だと定峰峠くらいだなぁ。


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都幾川村の方向
 同じく大野峠の上から真東、都幾川村の方向。平野になる辺りが東松山かな?


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スミレ
 下山途中に見かけたスミレ。タチツボスミレの一種でしょうか? スミレは種類が多種多様で、さっぱり分かりません。いや、他の山野草もサッパリですが。


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沢を横切る
 下山コースは、杉の植林の中を行く径で、余り面白くも無かろう〜と思っていたのですが、意外にも水量豊富な沢に沿ったコースで、途中沢を横切ったりします。


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もう一カ所沢を横切る
 もう一カ所、沢を渡ります。こっちは杉の丸太が渡してあります。ざぶざぶ渡っても楽しそう。


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勾配も緩やかになってきた
 沢を離れ、勾配も少し緩やかになってきました。もう少しで民家の近くに出ます。


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シャガ
 民家近くまで来ると、シャガが群生しているところがありました。なかなか綺麗。


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茶畑
 杉林からポンッと抜けると、茶畑の向こうに民家が。その向こうに見える車道は国道299号線。民家の脇を抜けて国道に出た後は、国道を西へ1.5km程歩いて出発地点の戻ります。午後2時頃に出発地点の道の駅「果樹公園あしがくぼ」に帰着しました。


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群れを成して泳ぐ鯉のぼり
 テクテクと歩いた後は、近くの秩父湯元武甲温泉に車で移動。次は何処へ行こうか〜などと取り留めのない無い話をしながら、1時間以上ノンビリしてから帰路に着きました。


 今回の徒歩経路です。

 GPSログはこちら「log090509-1.gpx」です。カシミール3DGoogleEarthでご覧下さい。


 ルートプロファイルです。徒歩距離は約11.4km、累積標高は約760m、所要時間は約5時間でした。割と距離有ったんだなぁ。


関連URI

All Photographs by Ryo Masuda 2009.
Took a photograph with FinePix S9000 by Fujifilm.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2020.06.06]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp