風まかせ旅紀行
長野県・横岳(北横岳)
2010年7月25日(日)
2008年8月の蓼科山以来、約2年ぶりになる大河原峠からの山行。今回は横岳まで往復してみることにしました。横岳といっても八ヶ岳にある赤岳の隣の横岳ではなく、蓼科山のお隣にある横岳(2480m)です。別名北横岳。
大河原峠下のベースに前泊し、翌朝峠に。ベース近辺では曇り空だったのですが、峠まで登れば雲の上に出るかも?と予想して峠まで来てみると良い天気。ただ午後は天気が崩れそうだと予測して、タイムリミットを午後3時に想定して歩き始めました。
大河原峠から、まずは双子山を登ります。今回の計画ルートは、峠から双子山・双子池・亀甲池・横岳山頂へ。登った道を降りて亀甲池・天祥寺平・大河原峠と回ります。
ほんのちょっと登ってきて、大河原峠を振り返ります。
一通り登ると後は平らな双子山。
青空が広がっているものの低い雲が多くて、午後の天候が少し心配。
双子山から双子池に向かって松林の中を降りていきます。景色はないけど木陰が気持ちいい。
暫く木立の中を歩いていくと、双子池ヒュッテと水面が見えてきました。
双子池ヒュッテと双子池(雄池)。一泊して星眺めたら綺麗だろうなぁ。
満々と水を湛える双子池。水も冷たくて、手を浸すだけでも気持ちいい。
空も森も水も蒼い。コンパクトデジカメじゃなかなか写せないな。
双子池(雌池)の縁を回って亀甲池方面へ。亀甲池からいよいよ横岳に向かって登り始めます。
苔生した岩の間を進みます。ちょっと白駒池の奥の方と似ているかな? 行った事は無いのですが。
パッと見ると、何処が径だか分からなくなりそうですが、径はしっかりしています。
頭の上がちょっと明るくなってきました。2200mは越えたかな?
木立の向こうに大河原峠が見えました。
こっちは双子山。山頂が平らな様子がよく分かりますね。
山頂目指してテクテク歩き続けます。ついつい足下だけを見がちですが、ふと見上げると緑が綺麗。
ついに高い木が無くなりました。山頂までもう少しです。
向こうに見えるのは蓼科山(2530.3m)。頂上がとても広い山です。
程なく山頂に到達。山頂は結構な人数で賑わっていました。皆さんピタラスロープウェー経由で来たのかな?
今回は八ヶ岳連峰もよく見えます。が、どうもあの積乱雲は気になるなぁ。
写真を撮っているうちにメンバーも山頂へ辿り着きました。
雲が湧きつつある大河原峠方向。帰り着く頃には雨になっているかも。
今日のお昼ご飯は、前日に買っておいた食パンにハム+チーズでサンドイッチ。それにクノールのスープパスタ。
八ヶ岳連峰を眺めながらのお昼ご飯。うーむ日陰が欲しい。小型タープを導入するかな?
心配していたとおりに雲が発達。お昼ご飯もそこそこに下山することに。
亀甲池までは来た道を戻り、天祥寺平方向へ。笹の中の径を少しだけ登ります。
少しだけ登った後は天祥寺平まで下り基調の平坦路。青空が見えなくなりました。
水のない滝ノ湯川を渡ります。ここの所雨が少なかったのか、それとも水は地下を流れているのか。
今日は余り花を撮ってなかったなということで、一枚。
天祥寺平の道標。滝ノ湯川沿いに茅野市側に降りていく径もあるんですね。
天祥寺平の笹原を大河原峠に向かってユルユルと登っていきます。もうちょっとで峠というところで、とうとうポツポツと雨が降り出してしまいました。
峠まで1kmも無いところだったので、各自の判断で雨具を出したり、早足で先を急いだり。午後3時過ぎに大河原峠に帰還。幸いなことに通り雨だったようで、雨脚が強くなったのも一時だけでした。しかし、午後3時のリミットラインは読み通りだったなぁ。結局、避けられませんでしたが。
All Photographs by Ryo Masuda 2010.
Took a photograph with IXY DIGITAL 810IS by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA
この記事は[2020.06.06]に加筆修正しました。
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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp