TOP MENU旅紀行>福島県伊達郡桑折町 旧伊達郡役所

風まかせ旅紀行

旧伊達郡役所


photo-201510121-0

2015年10月12日(土)

10月12日、福島県福島市から宮城県仙台市までの奥州街道を辿る自転車旅の途中、丁度開館時間となった旧伊達郡役所を見学する事が出来ました。

明治16年5月に着工、同年10月に竣工。その後の大正15年7月1日までの43年間に渡り郡役所として使われた建物で、その後も郡内の各団体や県の出先機関事務所として活用され、それも昭和44年に用途廃止。昭和49年には県指定の、昭和52年に国指定の重要文化財となり保存修理が行われて現在に至るそうです。
(その後2011年の地震でも被害を受けて修復されています)

photo-201510121-1
玄関ホールのステンドグラスと天井の飾り
玄関を入って、入り口を振り返ったところ。入り口の上にはステンドグラス。昭明基部にも丸い飾り。


photo-201510121-2
事務所
事務所スペース。窓が大きいですね。奥に見えるのは郡長室。


photo-201510121-3
上下スライドの大きな窓
窓はヒンジでは無く上下するタイプ。窓枠には謎の紐。


photo-201510121-4
自在ストップ機構の説明
その謎の紐を使った機構の説明がこちら。どの位置でも窓が留まるようになってるのですね。


photo-201510121-5
直ぐに増築されたという郡長室
郡長室。竣工時には無かったものの、直ぐに増築されたそうです。平職員と同じフロアに居るのは我慢ならん!という郡長だったのか、エラそうな郡長が邪魔だから別室に押し込んでおこうぜ、という事だったか、等と想像してしまいます。違うか。


photo-201510121-6
郡長室の机
郡長室の机。まだまだ使えそうなしっかりした机です。


photo-201510121-7
宿直室
唯一の畳敷きになっているのは宿直室。


photo-201510121-8
2階の会議所
2階に上がると会議所。1階の玄関、宿直室、事務所を合わせたくらいの広さです。


photo-201510121-12会議所奥から出入り口を振り返ったところ
会議所を上のは逆側から見たところ。右は控え室、左の少し大きい出入り口が階段へ続く廊下。一番左は塔へ上る階段。


photo-201510121-9
2階から南東方向の眺め
2階からの眺め。こちらは南東方向。


photo-201510121-10
2階から南西方向の眺め
同じく2階からの眺め。こちらは南西方向。


photo-201510121-11
正面、北に向かって延びる奥州街道
2階ベランダの扉前からの眺め。北に真っ直ぐ延びるのが奥州街道。表の2階建ての民家が随分低く見える事からも分かるように、同じ2階建てでも随分高いのです。


関連URI


場所

All Photographs by Ryo Masuda 2015.
Took a photograph with FINEPIX F1000EXR by FUJIFILM.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2022.07.09]に加筆修正しました。

この記事のURLをQRコードで表示



Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp