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風まかせ旅紀行

埼玉県比企郡界隈


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2004年3月21日(日)

前日の土曜日は雪の天気ということで、出かける場所も無いので会社に籠もって仕事(-o-) ということで翌日、小さい峠にアタックかけてきました。爆重MTBで峠登るのは無謀というかなんと言いますか。すれ違ったサイクリストは皆さんロードに乗ってました。うーん、町中をSPDペダルで乗るのはちょっとまだ抵抗があります。それと道の悪い箇所の多い埼玉県内、私なんかではロードレーサーでもその威力は発揮出来そうにありません(^-^;;

今回は「道の駅おがわまち」を拠点にします。7時半に起きて、チャッチャと4号車をジムニーに積み込んで出発。一般道を走ると時間が掛かりそうなので、関越自動車道を使います。この時間には珍しく?渋滞してない!ラッキー。一時間ちょっとで道の駅に到着。ちゃっちゃとMTBを組んで、ペットボトル500mlのお茶を自販機で購入してボトルゲージに装備。背中のバッグにはカロリーメイトを2箱、それとツーリングマップル関東版、腰にデジカメ専用のポーチを装着しました。デジカメ専用ポーチは今回が初運用です。前より断然撮影する機会が増えましたね。

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山深く見える
道の駅を出発して、槻川に沿って嵐山渓谷方向へ向かいます。いきなり山深い感じに見えます。こんな風景を見ながら走るのは、なんか新鮮な感じです。もうちょっと暖かくなったら長野とか山梨とかに走りに行くのも楽しそうです。いつもは平地ばかりを選んで走ってますからねー、私。根っからの軟弱サイクリストなので(^-^;;
久しぶりに装備したX317ホイールのフリーと、ディレイラーの調整が合っていないようで、変速の調子が悪い・・・。手元のシフターの調整機能で急場を凌いで走り続けます。体が温まってないうちはちょっと寒かったですね。


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鎌形八幡神社
嵐山渓谷を抜けてフラフラと走っていくと、鎌形八幡神社に到着。坂上田村麻呂の時代からと言われる古い神社のようです。それ以外にも木曽義仲らに関するような伝説もあったりしてなかなか興味深い神社です。


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八幡神社の由来
その鎌形八幡神社に立ててあった案内板。割の年季の入った案内板ですね。


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巨大な「笛吹峠」
南に進路を変えて笛吹峠を目指します。緩やかな坂を上り詰めて最初のピーク。そこから小さな上下を2,3度繰り返して峠に到着。途中の地名は将軍沢。いや、地名まで由来ありげですね。


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カーブミラーでセルフ写真
単独行動だと自分が写った写真なんか撮れないんですが、いや、セルフタイマーで撮ればいいのか(^-^; ということで笛吹峠のミラーで記念撮影。その後、このまま南下して鳩山町の今宿交差点へ。途中のコンビニでおにぎり買って背中のバッグへ。


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越生の街角
越生の街に到達。こんな感じの古い家並みが思ったより残っています。住むのは大変なんでしょうけど、この風景は残していってもらいたい物です。


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越生梅林からちょっと外れた所
今宿交差点で西に進路を変えます。次に目指すポイントは越生です。梅にはちょっと遅いですが、実は行ったことがない(^-^; 花は終わっていても規模だけでも確認しておこうかと。結局、花は終わってましたけど、うーん、観光地化しすぎていて面白くないです。ということで、ちょっと離れたところの梅林でパチリ。


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直進すると白石峠方面
越生梅林を離れて、都幾川村の山道を抜けて、再び東へ少し進みます。このまま進めば白石峠へと続く道です。白石峠方面から下ってくるロードレーサーが結構居ます。でも今日は800m近い白石峠にアタックする体力は無いので、途中で北へ向かい標高250m足らずの松郷峠に向かいます。


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松郷峠
低いといっても峠。フロントギアは2枚目に落としてクルクル回しながら登ります。うーん、フルサスの爆重MTBでパスハントは無謀だなあ(^-^; キャノンデールのシクロクロスなんか良いかもなーなんて考えながら峠に到着。開通記念の碑が建っています。登りが終われば楽しい下りが待っています。木陰を走るので寒い。途中、反対側から登ってくるロードレーサー氏とすれ違います。お互いに挨拶。


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栃本観音堂
峠を下り終えて上古寺の集落を抜けて小川市街地へ。さて、あとは元の道の駅に戻れば良いだけです。日もまだ高いし急ぐ必要は無いので小さな神社に寄ってみました。栃本観音堂というそうで、奈良時代に、行基が秩父地方へ向かう途中に立ち寄ったのが由来と言われているそうです。


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栃本観音堂の由来
その栃本観音堂に設置されていた案内板。


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下から覗くと目が怖い
小川町駅へ寄ったりしながら「道の駅おがわまち」に午後1時半に戻りました。これは、道の駅にある巨大な和紙梳きの人形(?) 大きな目がじっとこっちを見ていて怖いです。


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走行経路
(C)2000 株式会社ゼンリン

走行経路です。走行距離は約50.1kmでした。思ったより気温も上がらなかったし、風も有りましたね。さて、次は何処の峠にアタックかけようかなー。


All Photographs by Ryo Masuda 2004.
Took a photograph with Finecam L4 by KYOCERA.
Special Thanks 'ViX 2.21.148.0' by K_OKADA 1998-2002.


この記事は[2020.06.06]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp