風まかせ旅紀行
茨城県 鋤鍬峠・仏ノ山峠
2004年6月26日(土)
月曜日辺りから「今週末の天気どうだろなー」と思って頻繁に天気予報をチェックしていたんですけど、うーん、曇り・雨かぁ。しかし、頻繁に降水確率が変わるなぁ。で、昨日の天気予報によれば「雨は夜」。よし、かねてより計画していた茨城県内の峠アタックへ行こう!と決めたまでは良かったんですが、結局、昨晩寝たのは午前1時過ぎ。それでも7時の目覚ましラジオで目が覚めました。いやー、人間好きなこととなると、目が覚めちゃうもんですねー。これが、仕事だったら寝過ごしていたに違いない(^-^;
午前8時に出発、岩槻ICから藤岡ICまで東北自動車道で北上し、そこから国道50号で東に向かいます。今日は、栃木県内の「道の駅にのみや」をベースに茨城・栃木県境を回るルートです。
午前10時前に、「道の駅にのみや」に到着。ガタガタと4号車を組んで、ペットボトル500ml購入してボトルゲージ装着〜。カロリーメイトを積んで出るの忘れていました。まあ、今日アタックする峠は人里近いですし。近いというか、集落の中にある峠なので、コンビニ・自販機には不自由しなさそうです。GPSの電源入れて出発です。霧雨に近い雨が時折降っていますが、大崩する天気ではなさそうです。カンカン照りで蒸し暑いより、この天候の方が走りやすいかも。
地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)。
道の駅を出てすぐ東へ向かい、栃木県を出て茨城県内へ。eTrexのおかげで、ツーリングマップルをゴソゴソと背中のデイバッグから取り出すことも少なく、ぐんぐんと距離を稼ぎます。集落の中を縫うように走る、昔から有る道筋のようですが、国道の抜け道として使われているのか、折からの工事のせいなのか、大型車がバンバン走ってます。
さらに広域農道に入ると、車の通りも少なくなり、ごらんの風景。途中のコンビニでサンドイッチとコーヒーとおやつ用の菓子パンを買って背中のデイバッグへ。
鋤鍬峠の分岐点まで後ちょっとというところで、お昼ご飯にします。桜川沿いにある小さなお社の広場をお借りして、先ほどのコンビニで買っておいたサンドイッチとコーヒーのお昼ご飯。車の通りも少ないし、良いところだなあ。
分岐点から峠へ登りに掛かります。標高こそ有りませんが、勾配は結構あります。結局途中ちょっとだけ押して歩くことに。まあ、先は急ぎませんし。
鍬鋤峠は直ぐに峠にでました。峠で息を整えた後、下り始めますが、二つ目の右カーブでアクシデント。下りの急勾配を見抜けず、カーブへの進入速度を誤って路側の砂に乗ってしまい、そのまま側溝へ(*o*)。体がMTBを追い越して空を飛んでしまいましたが、右手と左肩から柔らかい土+草の上に着地したこともあって事なきを得ました。MTBはほとんど無傷・・・。側溝が半分以上、柔らかい土で埋まっていたのも幸いしました。
さて、ペットボトルのお茶を一口飲んで、気を取り直して峠を下り笠間市内へ入ります。今度は、北に進路を変えて、仏ノ山峠へのアプローチを取ります。写真は、県道1号線との交差点。正面に見えているのがこれから登る仏ノ山峠。
主要県道だけ有って車の通りが絶えることはありませんが、幸い路側帯の幅が有るので白ラインをトレースするように登っていきます。民家が見えてきて、旧道との合流点を過ぎると、そこが峠です。茨城・栃木県境で、峠を越えれば栃木県茂木町です。
登ってきた道を振り返ります。写真左に伸びているのが旧道です。うーん、旧道走れば良かったなー。赤い誘導用の矢印が出ていますが、この日は路側の草刈り作業が行われていました。
益子町を抜けて真岡市へ入ります。ここら辺は以前走ったことがあるので、快調にペダルを踏みます。途中、真岡鐵道の北山駅に立ち寄って記念撮影。もちろん無人駅で改札など無いので、自転車でホームまで行くことが出来ます。これで列車にそのまま乗せられたら良いのにね。
真岡市内で五行川サイクリングロードへ入りそのまま南へ走ります。誰も居なくて快調ーーーー。しかし本当に不思議なほど情報の少ないサイクリングロードです。
ルートプロファイルです。走行距離は70kmちょっと、累積標高は700mでした。一つ目のピークが鋤鍬峠、二つ目が仏ノ山峠、その後に今日の最高地点が有りますが、こちらは名無しの峠。高低差はさほど有りませんが、勾配はキツイですかね?
走行経路です。eTrexのトラックデータをカシミール3D上で表示しました。GPSログはこちら「log20040626_0.gpx」です。カシミール3DやGoogleEarthでご覧下さい。
登った高さは、前回の神奈川県・久里峠より400m位低いですね。その代わり倍以上の距離をほとんど同じ時間で走ってます。というのも、行程の半分近くが緩やかな下り坂だったから(^-^; 仏ノ山峠を越えて、茂木町・益子町・真岡市・旧・二宮町と走ると、ほとんど下り一辺倒なんですね。
All Photographs by Ryo Masuda 2004.
Took a photograph with Finecam L4 by KYOCERA.
Special Thanks 'ViX 2.21.148.0' by K_OKADA 1998-2002.
この記事は[2022.03.17]に加筆修正しました。
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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp