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風まかせ旅紀行

栃木県 雨の芳賀・茂木界隈


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2005年10月22日

この10月は週末の度に天気が悪く、計画していた第4回新潟ツーリングも早々に延期を決めました。が、どこかに走りに行きたくて天気予報を見ていると、栃木県内だったら一日曇りで天気持つかなぁと、いつもの道の駅「はが」に行ってみました。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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急遽決めた栃木県内ポタリングなので、ルートもあまり設定せずに出発。ともかくも道の駅「はが」を出発して県道338号線を東に向かい、那珂川を目指します。


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地元の車がたまーに通るぐらいで、実に静かな県道338号線をノンビリと流します。これで、晴れていれば最高なんですけどね、あいにくの曇天。前を行くのは、BD-1 Capreo 2005年モデルを漕ぐK氏。


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こんな感じで、丘と丘の間を縫うように、たまに丘を越えて走っていきます。ところが東に行けば行くほど、雲が厚くなってきてポツポツと、そのうちザーっと降ってきました。途中で農家の車庫の軒先に待避することに。


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雨の中、那珂川に到達。が、天気が回復しそうもないので、今日は那珂川で折り返して、出発地点の「道の駅はが」に戻ることにします。


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県道338号線で越えた那珂川を、今度は県道27号線の大藤橋で茂木町方向へ向かいます。これが、大藤橋。建設時期は結構古いみたいですね。橋から川面まで結構高さがあるんですけど、欄干はこの高さ、というか低さ? 簡単に乗り越えられちゃいますね。自転車の乗ったままだと欄干に近づくのが怖いんですが。さて、目指すは道の駅「もてぎ」です。


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県道27号線を進むと、突如として道に立ちはだかる土手のようなもの。県道はその下を潜っていきます。直ぐに思い当たったのが、かつてこの辺りを鉄道が通る予定で路盤工事が済んだ後に未成線となっている、という話。帰ってきて調べてみたらやはりそうでした。今は茂木で行き止まりになっている真岡鐵道ですが、建設当時が那珂川沿いを現JR線まで繋ぐ予定だったんですよね。


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さて、県道27号線は真岡鐵道の未成線を離れて小さな小さな峠にかかります。茂木町側は切り通しになっていて、そこにはこんな案内板が。小井戸の切り通しというんだそうです。


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雨の中、道の駅「もてぎ」に到着。生憎の天候なのに意外なほどに混んでます。道の駅「はが」はそうでもないのにねー。国道沿いだからでしょうか? ここでクリームパンx2個を補給。


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道の駅「もてぎ」の直ぐ裏には、真岡鐵道が通っています。なんか人が集まっているな? もしかしてSLが通る時間なのかな?と思い一緒になって待っていると案の定、客車を引いたSLが走ってきました。関東地方では秩父鉄道と並んで定期的にSLを走らせている数少ない路線の一つですね。

道の駅「もてぎ」を後にして、県道69号線を西に向かい、出発地点の道の駅「はが」に戻りました。皮肉なことに道の駅「はが」に近くなるほどに天気が回復して、そのうち青空が見えて来ました。道の駅「はが」で温泉に浸って、雨で冷えた体を暖っためて回復〜。


今回の走行経路です。走行距離は43km、累積標高は約500mでした。GPSログは、こちら「log20051022_0.gpx」です。カシミール3DGoogleEarthでご覧下さい。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


行き当たりばったりのコース取りでしたが、見所もあるしなかなか良いポタリングコースとなりました。生憎の雨でしたが、雨の風景を見ながら走るのも、悪くないなぁ。風邪引いちゃいそうですけどね。


今回のルートプロファイルです。16km過ぎと18km過ぎにある谷のような地形が那珂川を2回渡った地点です。


この記事は[2020.07.23]に加筆修正しました。


All Photographs by Ryo Masuda 2005.
Took a photograph with IXY DIGITAL 500 by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002.


この記事は[2020.07.23]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp