風まかせ旅紀行
埼玉県・東京都 BD-1プチoff会@荒サイ
2009年3月7日(土)
昨年から、コメント欄で「そのうちやりましょ〜」という話が出ていた、BD-1 プチoff会@荒サイ。当たりそうにない天気予報&仕事に振り回されて、開催日が二転三転したのですが、前日の3月6日夕方も過ぎた頃に急遽開催決定。
地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)。
翌土曜日の朝8時過ぎに起きてみると、珍しく天気予報通り非常に強い北風。よし、これなら予定通り荒川沿いに南下するコースで走ろうという事で、集合場所は埼玉県熊谷市の熊谷駅に。アパートから10数キロしか離れていませんが、真っ向向かい風のコースになるので、それは遠慮して輪行して熊谷駅へ。BD-1を担いで熊谷駅南口に降りていくと、既に沢山のロードレーサーが・・・、え゛、ロードレーサー?? 他にも同じ事を考えたグループがあるようで(^-^;
午前9時半過ぎに、熊谷駅南口に集結した参加者のBD-1。3台中2台が2008年モデルのモノコックフレーム車。片方(ブルー)がCapreoモデルで、片方(シルバー)は8sモデルです。真ん中の旧フレームのが筆者の3号車。並べて見ると、なぜかみんな同じ位置にボトルケージ、ライト台座を取り付けています。GARMINを装備しているのも共通(モデルは違いますが)。おまけに、全員お茶買っているところまで一緒(^-^; 同じ自転車を選ぶ人は、他も似てるんでしょうか。
熊谷駅前のコンビニで補給食を仕入れ、前述のロードレーサー軍団を追いかけるように出発。旧中山道を南下し、行田市から荒川左岸の堤防道路へ入ります。
途中から天端に上がる堤防道路。熊谷駅南口を出発してから初めて荒川を望みます。と言っても、川面は見えないんだよなぁ〜。
大芦橋を渡って、荒川右岸に移動。ここから正規の荒川サイクリングロードに合流します。堤防の内側、高水位敷にはゴルフ場が広がっています。
途中、天端のクラック補修の為、通行止めの処置が執られていました。ということで、堤防を降りて適当に迂回。真っ直ぐ行けば吉見総合運動公園の管理棟です。土日だけですが、ちょっとした軽食を販売しているので便利です。自販機でカロリーメイトも販売しています(ホンダエアポートと同じですね)。
道の駅「いちごの里よしみ」に立ち寄りつつ、荒サイの通行止め箇所をパスして、桜堤から荒サイに再合流します。花の時期になると混雑しそうだなぁ。
川島町に入って、鳥羽井沼の北側。昨日の雨が水溜まりになって残っています。しかし、今日は良い天気。強い北風を追い風にして快走です。
順調にホンダエアポートに到達。ここで今日最初の長めの休憩&補給。朝アパートから持ってきたNikon羊羹を配って、みんなで炭水化物を補給して、この先に備えます。ここから秋ヶ瀬公園に入るまではなかなか立ち寄る場所が無いですし。
さて、参加車両のハンドル周り観察です。全員、といっても3台ですが、GARMINのGPSレシーバを装備しているのですが、どれも違います。青いCapreoモデルに装備しているのはEgde705。これって、確か日本では正規販売されていないんですよね。
シルバーの8sモデルに装備しているのは、eTrex LEGEND HCx。さらにCATEYEのサイクルコンピュータまで装備。これとは別にハートレートモニターも有りました。
で、私。etrex LEGEND。上の2台と比べると隔世の感が。この日は、SUNTOのハートレートモニターは出番無し。いや、出がけに忘れただけですが(^-^;
ホンダエアポートを出て、さらに南下します。もうすぐ入間大橋に到達する辺り。土手の上は、県道339号線が通っていて、自転車道は土手下へ。
荒川を越える開平橋と、入間川を跨ぐ入間大橋(県道51号線)の真ん中を横断して、さらに下流へ。右は入間川、左を荒川。この二つの川は、国道16号を超えた先で合流します。
国道16号に到達した荒サイは、国道16号の歩道部分を共用して荒川左岸に移動。さらに南下します。土手の上に有る川越線の踏切を越え、健康保険組合運動場とゴルフ場の隙間を縫うように進みます(土手の工事による迂回措置)。
秋ヶ瀬公園を横断し、県道40号線沿いにあるセブンイレブンでお昼ご飯を仕入れてから、桜草公園へ。秋ヶ瀬公園とは県道40号線を挟んで南側にあるこの公園は、秋ヶ瀬公園と比べると、人が少なめで落ち着きます。お昼ご飯をパク付きながらも、BD-1談義。全く救いようが無いな(笑
小一時間ほどの昼休みを挟んで、ユルユルと出発。ここまで来れば今日の終着点、岩淵水門まではあと一息です。秋ヶ瀬橋(県道40号線)で、荒川右岸へ移動して、JR武蔵野線の鉄橋の下を通ります。
朝霞市内の右岸堤防道路。後ろに見えるのは、さいたま新都心から大宮駅前に掛けてのビル群です。ルート中、最も道幅が広く舗装状態が良くて走りやすい場所かも知れません。
外環道&国道298号を超えると、係留されたボートが散見されるように。海が近くなってきた事を実感します。ちなみに潮の影響は、秋ヶ瀬公園辺りまで及んでいるんだとか。何で聞いたんだっけな?
カメラだけを後ろに向けて撮った一枚。続く2台のBD-1が写っています。水平線が傾いているのはご愛敬。見えている橋は、首都高外環&国道298号の幸魂大橋。
埼玉県境で一旦舗装が途切れ、舗装が復活すると東京都板橋区です。センターラインが緑色で書かれ、「制限速度20km」の表示が現れます。都下に入ってから現れるもののもう一つが、恐ろしく酷い構造になった車止め。あれを考えたヤツ、自転車に乗った事無いんだろうな〜。
昨日の雨の影響が残って、土手下を走る自転車道は、土手から染み出してくる雨水でビシャビシャ。あっと言う間にBD-1が泥だらけに。まあ普段から綺麗にしているわけではないので、惜しくも何とも無いんですが。
浮間公園辺りまで来ると、川口駅前の高層マンション群がはっきりと見えるようになります。今日の終着点、岩淵水門までは、ほんのあと少しです。
暫くすると、岩淵水門が見えてきました。今日はここが終点。熊谷駅前から70km超ということで、小径車ではまぁまぁ走った方でしょうか? 簡単に100km超走っちゃう人も居ますが(^-^;
手前の赤い水門が、大正13年に竣工し既に使われなくなった旧・岩淵水門、BD-1の後ろに見えている水色の水門が現在の岩淵水門で、隅田川への流入量をコントロールしています。増水時にはここを締め切って、都心で隅田川が氾濫するのを防止します。
岩淵水門 荒川放水路・・・関東地方整備局 荒川上流河川事務所
旧・岩淵水門を渡って水門公園から見た、荒川上流方向。走行中に背中を押してくれた北風も、午後3時を過ぎると、ずいぶん弱くなってきました。
対岸の埼玉県川口市に建つエルザタワー55。竣工当時は、住居施設として日本一の高さを誇ったマンションです(55階建て,185m)。二つの意味で高所恐怖症の私には住めないなぁ〜。あ、二つの意味というのは、位置エネルギー的な高さと、諭吉的な高さですヨ。特に後者は超えられない・・・。
岩淵水門を後にしてGPSの地図を眺めながら、午後4時前に赤羽駅東口に到着。交番前の場所を借りてパタパタとBD-1を輪行バッグに収納し、電車の人になります。未だ夕方というには早い時間帯だったのが、心配したほど混雑せず帰宅することが出来ました。参加者の皆さん、お疲れ様でした。
熊谷駅からホンダエアポートまでの走行経路です。GPSログはこちら「log090307-1.gpx」です。カシミール3DやGoogleEarthでご覧下さい。
ホンダエアポートから赤羽駅までの走行経路です。
地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)。
ルートプロファイルです。距離は73km弱、累積標高は481mちょっとですが、標高差自体は18mしか有りません。荒サイが如何にフラットなのか、よく分かりますね。
All Photographs by Ryo Masuda 2009.
Took a photograph with IXY DIGITAL 810 IS by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA
この記事は[2024.01.04]に加筆修正しました。
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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp