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風まかせ旅紀行

新潟県柏崎市 荻ノ島環状茅葺き集落


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2009年7月19日(日)

世間は、土日+海の日の月曜日ということで3連休。半分公用で、新潟県長岡市に土曜日の夜遅くに出没し、その夜は長岡市内に構築中の前線基地に滞在。明けて日曜日、ニ○リまで生活用品を調達しに行ったりして午前中は終了。翌日の20日(月)は通常通りの仕事のため、埼玉県まで戻らなければなりません。ただ戻ったのでは勿体ない&面白くないということで、以前から行ってみたかった新潟県柏崎市 高柳町にある荻ノ島に寄ってみることに。ここは数多くの茅葺き屋根の建物が、環状になった路沿いに並んで建っているという、なかなか珍しい場所です。


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県道からの入り口
柏崎市内方面から国道252号を南下し、岡野町の交差点で県道12号線へ進みます。「道の駅じょんのびの里高柳」を目指す、と書いた方が分かりやすいかも知れません。交差点から3.5kmほど進むと、右側のちょっと高くなったところに建つ小屋の壁に大書きされた、「荻ノ島」の字が見えます。矢印に従って進むと神社の脇に駐車場がありますので、そこに車を停めました。


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駐車場からの眺め
駐車場まで登ってくると、それまで通った路からは想像しなかった平らな田圃が広がっていました。それを取り囲むように茅葺き屋根の建物が点在しています。


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あっちもこっちも茅葺き屋根
茅葺き屋根の民家自体は、さほど珍しいわけではないのですが、ここまで集まって残っていると見応えが有りますね。


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はさ掛けの杉の木がアクセント
白川郷の合掌造りとは違って、建物自体は小振りです。養蚕が無かったのかな?


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宿泊できる建物もある
集落の中にある「荻ノ島かやぶきの里 荻ノ家 島ノ家」は、宿泊することが出来、自転車ツーリストも利用しているようで、ツーリングレポートでも見掛けます。


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集落を巡る小径
環状に続く径を歩いてみます。一周約800m位だそうです。


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大半は今も生活に使われている
昭和初めの最盛期に100戸を越えていたそうですが、今は40戸ほどだそうです。それでも耕作放棄されないだけマシな集落かも知れません。


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3/4周ほど回ってきた
駐車場から3/4周ほど歩いたところ。どの家にも雪下ろし用のハシゴが屋根まで掛かっていますね〜。この辺の積雪はどのくらいなんだろうか? 長岡市の平野部でも1m越えることがあるから、2m位は積もるんだろうか?


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奥は「かやぶきの家〜」
駐車場近くまで戻ってきました。花を手前に入れてパチリ。あーぁ、花の最盛期だったら、もっと良い写真になったのに〜。


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今度は晴れの時に来てみたい
上と同じ構図で、フォーカスを「かやぶきの家〜」に合わせてみました。どっちが良いかな?

時折強く降る雨で、写真撮るのも一苦労。こんな時は防水のレンズが欲しいなぁと思います。


場所はこちら。近所には、あちこち温泉が有るので、お帰りの際には立ち寄るのも一興。


関連URI

All Photographs by Ryo Masuda 2009.
Took a photograph with *istDS2 by PENTAX.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2022.03.27]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp