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風まかせ旅紀行
九州4県+広島県放浪 5日目 熊本県八代市〜広島県呉市
2014年4月29日(火)
昨日は雨天でまる一日が休養日になりました。といっても、車を借りてフラフラしていたのですが。そして火曜日。朝は雨がぱらついていましたが、空は徐々に明るくなってきます。天気予報によると、西から回復するとの事。ということは、東に帰る自分は雨に追いついてしまうかも・・・。なら途中でもう一泊して、どこか見て走れば良いじゃないか! ということで、昼過ぎの九州新幹線に乗り広島県内に移動して、翌日、あの竹原市へ行く事にしました。
お世話になった祖父母宅を午前10時過ぎに出発。乗ろうと決めた新幹線までの時間、八代市内を散策。この辺は幼い頃に通った事があるはずだが、うーん、思い出せんな。
やってきたのは八代城址です。八代には城が3世代あったそうですが、その最後の城がここ。残っているのは本丸石垣ですが、それでも中々大きい。
八代城跡・・・熊本県観光サイト先が枡形になった門の跡。単なる居城としての城ではなく、実戦的な縄張りですな。たぶん。
その門の案内。2の丸、3の丸の石垣も昭和10年までは残っていたそうですが、区画整理のために取り壊されたとの事。
城跡にある八代宮入り口に建つ石碑。懐良親王を祭った神社であることを示す文、かな? 明治13年、太政大臣三条實美によって熊本県へ指示された、という事か。
フラフラっとアーケードに迷い込みました。早朝って訳でもないのに人居ない! 諫早といい、島原といい、八代といい、地方の小さなアーケード街は、どこもこんな感じなのだろうか。
球磨川の支流の一つ、前川の右岸堤防に来ました。ちょうど正面に見えている谷の右側にある遥拝神社、「日本縦断こころ旅」で紹介されていました。と言いますか、それで紹介されて初めて知ったので有ります。
すぐ下流には新前川橋。手前の橋は今は歩行者専用ですが、昭和5年開通の旧橋らしい。
せっかくなので、前川沿いをちょっとだけ遡って見ることに。この景色も次は何時見られるか分かりませんからね。
相撲を取るカッパの石像を発見! その時は「????」だったのですが、カッパ伝説発祥の地は、ここ八代なんだそうですね。カッパは相撲が好きなんだそうで。
前川右岸堤防を遡って、左に緩やかに曲がる道に入ってみます。国道3号の交差点に出ました。ん? その先は駅か。
これまた古風な八代駅に出ました。駅後方に見える赤白に塗られた煙突は、日本製紙八代工場のもの。
さて、そろそろ新幹線の時間が気になってきたので、細路地をウロウロして新八代駅へ向かいます。新八代駅で自転車を輪行バックにパッキングして九州新幹線に乗車。珍しく指定席に座って向かうのは広島駅です。実は今回の旅行まで、九州新幹線が新大阪まで直通運転している事を知らなかったのです。
午後2時過ぎに広島駅に到着。駅前で自転車を展開して、初の広島県ポタに出発です! 呉線沿いの国道31号線を呉へ向かいます。
瀬戸内海を眺めながら、と書きたい所ですが、国道31号線が狭い上に交通量が多いので、景色を楽しむような余裕無し。路面に集中して走ります。
ノロノロペースで進んで、やっとこさ呉市に入りました。
向こうに見えるのは江田島かな?
吉浦隧道を潜り抜けて吉浦駅近く。ここまで来れば一安心ということで吉浦の商店街へ寄り道。
吉浦から再び魚見山トンネルへ突入し暫し地底人に。川原石駅前を通る旧道らしき道筋を辿って呉駅前へ向かいます。
この広島県内ポタは、予めルートを考えて居た訳では無く、文字通り行き当たりばったり。ルートという縛りが無いので、「ちょっと入ってみよう」という思い付きを行動に移し易いですね。
午後4時40分、呉駅前に到着。先ず今日宿泊するホテルの場所を確認してから、暫くブラブラ。商店街を歩いている人がとても多くて「さすが呉だな」なんて独り合点していたのですが、この日はお祭りが有ったのですね。若しかして国道31号線の通行量の多さも、それが多少影響していたのだろうか?
八代市内の散策で14km、広島から呉への30km、合計44kmで本日終了。明日は竹原市へ向かいます。
All Photographs by Ryo Masuda 2014.
Took a photograph with FINEPIX F800EXR by FUJIFILM.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA
この記事は[2023.10.29]に加筆修正しました。
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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp