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風まかせ旅紀行

奥州街道白河-郡山-福島 Vol.2



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笹原川で行き止まりになる

笹原川の堤防にぶつかって途切れる旧道。現役の頃は、盛り土されて、もう少し高い位置に有ったのでしょうか?この位置だと堤防が全く無い状態になるけど。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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笹原川

70mほど東にある県道355号線の橋で笹原川を渡ります。右奥にコンテナが山積みに見えているのは、郡山貨物ターミナル駅。


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日出山宿

消えた旧道の橋から続く街道を辿ります。笹原川を渡ると日出山宿。今は郡山まで途切れることの無い家並みになっていますが、1974-79年の航空写真を見ると、その次の小原田宿との間は、その頃までは田圃だったんですねぇ。


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小原田宿

直ぐに次の宿、小原田宿に入って、既に北側出口の枡形近く。看板建築になった民家が建ち並んでいたのが印象的。道は信号の先で左右とクランク状に続きます。

小原田の歴史・・・ちっちゃな美術館 こはらだ日和


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小原田宿北側の枡形の跡

小原田宿北側の枡形の跡。左には郡山小原田郵便局。自転車用の青レーンが整備されていて、尚且つ車は少ないので、走りやすい区間でした。


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先ほどの枡形の少し先

小原田宿北側の枡形の少し先。こんな状態でずっと民家が続きます。この辺りは奥に細く伸びた空き地が目立ちました。


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うすい百貨店の脇を通る

道なりに進んで、第4奥州街道踏切で東北本線を横断します。本町商店街と名付けられた街道を、更に進んで「うすい百貨店」の前に来ました。なんだか久しぶりの都会、という感じ。


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会津街道との追分

大町に有る、明治になって道筋が変更された会津街道との追分まで来ました。


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「左会津街道」「右奥州街道」

「左会津街道」「右奥州街道」と彫られた道標。左の会津街道も追いかけてみたい道筋ですが、今回は左へ。


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福原宿

磐越西線の下を潜り、国道288号を横断して内環状線との交差点手前。既に次の福原宿に入っていますが、郡山宿から途切れることなく家屋が建ち並ぶので、境目に気付かず。


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一挙に街道の雰囲気が濃くなった

「内環状線」という道路を越えると緩い下り坂。その先の左カーブを曲がると少しキツい登り坂。それを登り切ると民家が途切れて松並木が見えてきました。なんだか一挙に街道の雰囲気が濃くなってきて、ちょっと感動。


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松と石碑が点在する旧道

旧道に入り(現国道4号からすると旧旧道?)小高く開けた所に出ました。大きな松の木と、その根元に石碑が点在しています。


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旧旧道の橋

旧旧道の更に旧道が藤田川を渡る橋に来ました。橋の先は東北本線、右上に見えるのは現道の跨線橋。


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踏切跡

橋の先は、かつての踏切の跡。半分ほど路面が残っていました。1974-78年の航空写真では、この踏切で東北本線を横断し、向こう側の日和田宿へ繋がっていたようです。


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日和田宿

渡ることの出来ない踏切を、現道の跨線橋で迂回して先へ進みます。藤田川の氾濫原から丘へ登る坂道に在る、43番目の宿場、日和田宿。


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雲の掛かる安達太良山

磐越自動車道の下を通り、安達太良山がよく見える所に来ました。残念ながら山頂付近は雲が掛かっていてはっきりは見えませんでした。


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気になる細道

海道下という、それこそ奥州街道由来ではないかと思える地名を持つ場所を通る細道。地形図を見ていて気になったので入ってみましたが、さて、これが奥州街道なのかどうかは分かりません。街道歩きの皆さんも、ここは歩かない様子。


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下ノ原集落の石仏群

44番目の宿、高倉宿を通り抜け、五百川手前の仮設住宅街に震災を実感しつつ、次の本宮宿へ向かいます。下ノ原集落の中にある石仏群。中には1292年(正応5年)という古い物もあって、市指定の有形文化財になっています。


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本宮宿近く

本宮宿が近くなってきました。旧来の街道は阿武隈川に近い所にあったそうですが、残っていないという事だったので、現在の県道355号線を進みます。


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本宮宿上町の道標

上町に入った所にある道標。「左江戸」「右あい津」、真ん中には「普度供養塔」と彫られています。今通ってきた県道355号線は明治新道なんだな。


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本宮宿は秋祭りだった

この日の本宮宿はお祭りで、街道を走り抜けるには少し憚られる様子。そこで東側の通りを進むことに。紅白の幕がお祭り気分を盛り上げますね。


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山車に遭遇

昭代橋の方からやってくる山車に遭遇。24日から26日までの3日間に渡って開かれる大きな秋祭りなんですね。

平成30年もとみや秋祭りが開催されました・・・本宮市


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本宮宿北側の木戸跡辺り

大町を通り東へ90度曲がると、歴史の在りそうな民家が数軒建ち並んでいました。この辺りに本宮宿北側の木戸が設けられていたそうです。


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行き交う車も少ない355号線

道なりに街道、現在の県道355号線を進みます。行き交う車も少なくて静かな道です。左にチラッと東北本線の架線柱が見えています。この辺りは上り下りが別になっていて、上りはトンネルになっていて丁度足元辺りを通っているはず。


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薬師集落の旧道

進行方向の右手に、現道から切り離されて残る薬師集落の旧道。


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国道4号西側の側道

杉田宿を通り抜けると、その先で久しぶりに国道4号と交差します。国道4号の下を潜り抜けて西側の側道を進みます。


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県道355号線から右に別れる街道

新座集落で県道355号線から右に別れて延びる街道。うっかり通り過ぎそうな分岐具合。


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正法寺町辺り

正法寺町辺りの街道。町の中心部は道幅が少し広がっていますが、町の北側で狭くなります。往事の道幅そのままなのか?と想像してしまいます。


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二本松宿、若宮町辺り

国道458号の跨線橋の下を東北本線と共に潜り、道なりに進んで若宮交差点で、県道355号線を横断。その先の若宮一丁目交差点を右折して、二本松宿に入りました。

二本松市
二本松市観光連盟


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松岡町の檜物屋酒造店

東へ進んで若宮町から松岡町に入って、枡形に突き当たります。その右側にある檜物屋酒造店の蔵。


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本町の枡形跡

二本松神社の基にある休憩所で一休みしながら、この先を考えます。相変わらず風は強めで気温は低い。ここで輪行して帰ろうかな?と思ったのですが、地図を確認すると福島宿は、それ程の距離ではありません。よし、先に進もう!妙に広い空間が広がる、本町の枡形跡。


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亀谷坂

枡形跡の先で、90度左折して亀谷坂に来ました。噂に違わぬ急坂です。頂上付近は、また一段と勾配がキツくなっているのが分かりますね。


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登ってきて振り返る

何とか止まらずに登って、来た道を振り返ってみました。白河から福島の間では一番の難所かな?


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如何にも旧道という姿の道に戻った

亀谷坂を越えて竹田交差点を右折。拡幅された竹田町の通りを東へ進み、次の根崎交差点を左折。小さな流れの鯉川を渡り直ぐに右折。如何にも旧道という姿の道になりました。この通りは車でも通り掛かった事があるなぁ。


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智恵子の生家

文学については中卒止まりの私でも何故か覚えている「東京には空がないといふ」の一節が有名な、高村光太郎の著書「智恵子抄」。その智恵子の実家がこちら。裏手には智恵子記念館が有ります。

智恵子の生家・智恵子記念館・・・二本松市


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油井町手前から見た安達太良山

県道129号線となった街道を北上します。油井町の手前、コメリパワー安達店の裏手の少し拓けた場所から真西に見える安達太良山。


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登ったり降りたり

二本松から先は、再び丘を登ったり降りたりの連続です。向かい風の中を進んできて、既に疲れた脚には堪える道です。


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道路案内に「福島市」の字が出て来た

街道上の道路案内に「福島市」の字が出て来ました。もっと手前にも有ったのかも知れないけど、確実に近くなってきた事が実感出来てホッとするのです。しかし、その先にはなかなかキツそうな登り坂が・・・。


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境川の集落に入った

油井町から二本柳宿の通り、丘2つの上り下りして、境川の集落に入りました。


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松川橋

境川を渡り、奥州街道49番の宿場、八丁目宿の向町に入った旧道を快走します。石の欄干を持つ橋に通り掛かり、古風な感じを演出するためかな?と思ったらさにあらず。なんと明治18年竣工と本当に古い石造アーチ橋、水原川の旧河道に掛かる松川橋でした。

めがね橋・・・松川町観光協会 – よってがっせ松川

福島の石橋群・・・土木学会選奨土木遺産


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八丁目宿

水原川を渡った先に続く八丁目宿の町並み。この先でT字路となり、右折・左折の枡形になります。目指す福島駅までは東北本線の駅にして3つ分、10kmちょっとです。先の道程が読めてきたので、枡形の先にあるセブンイレブン松川本町店で長めの休憩。


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道なりに進めば相馬

セブンイレブン松川本町店の直ぐ先、松川駅入口交差点を右折します。このまま道なりに進むと相馬道になるそうです。


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街道の名残の農道

松川町美郷の住宅街を端っこを通って丘を下ります。左の急坂が下りてきた道。宅地造成前は正面の農道が丘を越えて続いていたそうです。1974-78年の航空写真を見ると、確かに続いていますね。


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後ろの高架橋は東北本線の上り線

下り専用となった東北本線の浅川踏切を渡り、続いて上り専用の高架橋の下を通ります。その先、県道114号線との合流地点に道路元標が残されていました。


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浅川新町宿

福島大学の東側を通る県道114号線、旧国道を北上。緩い登り坂にある、間の宿だった浅川新町宿、若宮町の町並み。


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清水町一里塚跡近く

国道4号の下を潜る迂回路で、その国道4号の西側から東側へ。今度は緩い下り坂になった清水町宿を通り、お寺の手前で左折。杉妻自動車学校の方向へ進みます。杉妻自動車学校の少し先、この辺りに清水町の一里塚が有ったそうです。


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共楽公園へ続く街道

切り通しとなった現国道4号の上を通り、共楽公園へと続く道を進みます。この先、車がすれ違うのが難しい細道になるはずなのですが、特に車両通行止めにも、一方通行指定にもなっていない模様。


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共楽公園の中を降りて行く

共楽公園に入ったようです。


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福島市中心部が見えてきた

共楽公園の北側、急坂を下り始めると、福島市の中心部が見え始めました。もうひとがんばりです。


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信夫橋

共楽公園の広がる丘を下りて、旧国道に合流。そのまま道なりに北上します。狭くて交通量の多い旧国道、しかしゴールは直ぐ近くなので、事故にならないようにゆっくり進んで、荒川を越える信夫橋まで来ました。


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歴史の在る呉服屋と旅館の並び

信夫橋を渡って福島宿に入り、柳町・荒町と続きます。続けて並ぶ、天明2年創業という呉服屋さんと明治元年創業という旅館。直ぐ先は国道13号、万世大路の交差点です。


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二週間ぶりの栄町交差点

二週間ぶりに福島駅近くの栄町交差点まで来ました。先々週は、ここを出発して仙台まで走りました。

先々週のレポ:福島県・宮城県奥州街道福島-仙台 Vol.1


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東北新幹線で帰路へ着く

駅前でささっと輪行支度して、帰路に着きます。大宮駅で在来線に乗り換えたら、ちょうど帰宅ラッシュの時間に重なってしまって、何本か見送る羽目に。こんな事なら、福島駅前でもっとゆっくりしてくれば良かったと反省。さぁ次は一ノ関から先です。


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ルートプロファイル

ルートプロファイルです。走行距離は約94km。白河を出発して以降、下り基調ですが細かいアップダウンが続きます。そして福島の手前でストンと平野に降ります。

GPSログはこちら「log20151025_0.gpx」。カシミール3DGoogle Earthをご利用下さい。



All Photographs by Ryo Masuda 2015.
Took a photograph with FINEPIX F1000EXR by FUJIFILM.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2025.01.03]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp