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風まかせ旅紀行

長野県 安曇野・木崎湖界隈ポタ(夏)


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2017年8月27日(日)

夏の終わりの木崎湖湖畔と小熊山からの景色を求めて、約2ヶ月ぶりに安曇野市へ向かいます。この日のお供は3代目5号車。少し前からリアのギアが飛ぶ現象が有って、思えばこれが前兆だったのですが、小熊山林道を登坂中にとんでもないトラブルが発生し、危うく立ち往生する所でした。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)

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夏の終わりの安曇野散歩に出発

上信越自動車道から更埴JCTを経由して長野道へと移動し、午前8時前には毎度おなじみの道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」に到着。3代目5号車をラゲッジルームから下ろして準備し、到着から30分も経たない、午前8時22分に走り始めます。[左]

まずは自転車道を使って北上。黄色く色付いた稲穂の向こうに北アルプス。はあ〜出掛けてきて良かった〜、と思う景色です。[下]


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自転車道からの景色

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空と雲はまだ夏っぽい

向こうが霞んで見える辺りが、まだ夏っぽい湿度を感じます。実際この日は結構暑かったのです。


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穂高辺りの拾ケ堰

穂高辺りの拾ケ堰。水の豊かな地域、というイメージがあるのですが(冷水が悠々と流れるわさび田とか)、扇状地なので水が得にくい土地だとか。

拾ヶ堰の歴史


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烏川右岸堤防上の自転車道

その拾ケ堰を流れた水が辿り着く、烏川の右岸堤防上を行く、あずみのやまびこ自転車道


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常盤橋(跡)へ続く旧道

定番ルート、穂高川を越える常盤橋(跡)の旧道を進みます。以前来た時は、こんなに舗装綺麗だったかな?


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常盤橋で穂高川を渡る

常盤橋から見る穂高川の上流方向。


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ここもすっかり定番ルート

安曇追分駅の少し先まで、穂高川と高瀬川に挟まれた地帯を北上します。ここもすっかり定番ルート。[左]

安曇追分駅の少し先にある高瀬橋で高瀬川の左岸、池田町側へ。高瀬橋、という名前の橋は国道147号線にも有るのですが、こちらは県道。[下]


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高瀬橋で高瀬川を渡る

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高瀬川左岸堤防上の道

高瀬川左岸堤防上の道路を北上します。高瀬川のこちら側だから池田町、と思っていたのですが、地理院地図を眺めていたら行政境界は堤防よりも外側になっている所もあるんですね。昔の川の流れの名残でしょうか。


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高瀬川の水面が近い

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大町に向かって緩やかに登る

文字通り川沿いの道でアップダウンも無く、大町に向かってユルユルと登り続けます。


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斜張橋の宮本橋が見えてきた

向こうの方に白い塔が見えているのは、斜張橋の宮本橋。あれで再び高瀬川を横切り、今度は高瀬川右岸の田んぼの中を進むことに。


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今日のお供は3代目5号車

稲穂の波を分けて進む、っていうほど格好良くはありませんが、この頃はウキウキしながら走っていました。この後、まさかあんな事になるとは・・・。


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緑の稲穂を眺めながら北へ

緑の稲穂を眺めながら北へ。2週間後には黄色くなるかな? 2012年9月17日に初めて安曇野に来たときは、収穫前と後の田んぼが混在していました。


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仏崎付近

蓮華大橋の少し手前、仏崎付近。ここは自転車でも車でも、幾度か通ったことのある定番ルート。[左]

蓮華大橋から上流方向の眺め。この橋の上からだと、人工的なものがあまり目に付かないのです。[下]


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蓮華大橋からの眺め

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いつかあの稜線に立ってみたい・・・

いつかあの稜線に立ってみたい・・・けど、登山は自転車活動ほど簡単じゃ無いからなぁ。なかなかハードルが高いのです。


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鹿島川沿いを遡る

さて、蓮華大橋から先、今回は鹿島川を遡って西側から小熊山林道へ登ります。


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お馴染みの水路

鹿島大橋近くの二ツ屋にある、これまた当webサイトではお馴染みになった水路の風景。この年の春はこんな風景でした。


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源汲橋を渡る

鹿島川左岸の二ツ屋から中花見を通って源汲橋を渡ります。[左]

源汲、中村、上手集落を眺めながら少しずつ登って行きます。[下]


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源汲集落辺り

爺ヶ岳スキー場。シーズンオフで静まり返っているのかと思いきや、下の集落より人が居たような・・・。何かの夏合宿の場として使われているのかな?


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森へ突入

爺ヶ岳スキー場を過ぎると、しばらくこんな森の中を進みます。


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鹿島集落

少し拓けて来ると鹿島の集落。この少し先で標高980mを超えます。出発地点は570mほどだから、安曇野から大町の少し先で300mほどの標高差が有るのか。


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鹿島槍スキー場に向かって登り始める

鹿島集落から2kmほど進んで、「鹿島槍スキー場」の案内に従って右折。本格的な登りに入ります。それほど掛からずスキー場に到着。やっぱり中綱湖側から登るよりは楽かな?


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ゲレンデを横切る

小熊山林道に入って、じわじわと登ります。ゲレンデの下に先ほど通ってきた道が見えてきました。

そしてこの先、標高1250m付近で自転車にトラブル発生! 退くか進むか・・・例のパラグライダー発進場まで距離は幾らも無いはず。ということで、登りは押して歩いて下りは自転車に跨がる、という方法で林道を南方向へ降りる事に。


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なんとか辿り着いた

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ふわふわ飛んでる

記憶通り、直ぐにパラグライダー発進場に到着。後は少し登りは有るけども基本的に下りだし、最悪、信濃大町駅まで辿り着けば自転車を置いて大糸線で車を取りに行ける。[上]

と、少し安心したので、パラグライダーを眺めながら小休止。どんなトラブルだったかは、最後の写真で種明かしです。[左]


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ほとんど漕がずに距離を稼ぐ

林道から脱出してトラブルをよく確認すると、なるべく漕がずに進めば、なんとか自走できそう。ということで、往路をトレースして戻ります。緩やかな下りなので、ちょっと漕いでは惰性で進むという方法で距離を稼ぎます。


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穂高駅近くの旧道

どうにかこうにか穂高駅近くの旧道まで戻ってくることが出来ました。時刻は午後3時近く。ここまで来れば歩いても戻れる距離です。


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この状態で50km近く移動

で、これが小熊山林道を登っている途中で起きたトラブル。直ぐに外れそうに見えるのですが、この状態で固着してしまっていて、簡単には外れそうに無かったので自走して戻った次第。しばらく前からリア変速がカチャンカチャンと妙なタイミングで飛ぶ事があったのは、これの前兆だったようで。日頃の点検とメンテナンスは、やっぱり重要だな。

ということで、大きなトラブルの割には98kmとそこそこの距離を走って、夏の終わりの安曇野散歩は終了。次は紅葉の時期に来たいなぁ。


All Photographs by Ryo Masuda 2017.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.10.28]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp