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風まかせ旅紀行

長野県 佐久平-雨境峠-白樺湖ポタ


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2019年5月26日(日)

未だ5月だというのに天気予報は35℃の予報。これでは自転車活動は無理だなぁ。そうだ去年と同じように高い所へ逃げようという事でやってきたのは長野県佐久市。中部横断自動車道・佐久南ICを降りて直ぐの位置ある道の駅「ヘルシーテラス佐久南」を拠点に白樺湖へ登ってみる事にしました。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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県道145号線を西へ

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暑さの片鱗を感じる空模様

今日のお供、3代目5号車の準備をして午前8時半過ぎに道の駅「ヘルシーテラス佐久南」を出発。道の駅の直ぐ裏手を延びる県道145号線、相浜本町線を西へ進みます。[上]

まだ9時前ですが、何か暑さの片鱗を感じさせる空模様。[左]

田植えが終わったばかりの田んぼの向こうに浅間山。朝から温度/湿度ともに高くてディテールのハッキリしないシルエットになってしまっていますね。[下]


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田んぼの向こうに浅間山

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小さなアップダウンを越えて進む

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田圃の次は集落の風景

小さなアップダウンを越えて、県道を進みます。[上]

田圃風景の中を通り、次は集落の中、という感じで各集落を繋ぐようにクネクネ延びる県道をトレースします。[左]


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古い家屋が多い

この県道、中山道と佐久甲州街道の短絡路として古い時代から有るのか、彼方此方に古い家並みが生きています。


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正面の丘に「穂の香乃湯」が有る

穂の香乃湯」まで500m位の位置。田圃の中をまっすぐに進みます。ここは旧国道だったのかも?と思うほど広い道幅。


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国道142号に合流

国道142号に合流。望月トンネルの手前で旧道に分かれるまで、歩道上をソロソロと進みます。目の前の山を越えてれば望月宿。

望月宿・・・佐久市


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望月宿

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茂田井の入り口

旧国道の望月トンネルを潜り抜け望月宿に来ました。この先、芦田宿の手前までは中山道をトレースします。[上]

望月宿から先の中山道を辿るのは、実は今回が初めて。間の宿、茂田井の入り口に来ました。


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間の宿 茂田井

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正式な宿場では無いためか道幅は狭い

今日のお題は白樺湖まで登る事、なのですが、初めて見る風景に脚は止まりっぱなし。[左][下]


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初めての茂田井をゆっくり見て歩く

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県道40号線を登り始める

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唯一の難関 スノーシェッドが見えてきた

そのまま中山道をトレースし芦田宿に入る前、中居の交差点を左折して県道40号線 諏訪白樺湖小諸線に入ります。後はひたすら登るだけ。[上]

この道は一度車で通った事があるので、道の様子は頭に入っているのです。その記憶の中で、唯一勾配以外の難関として覚えていたスノーシェッドが見えてきました。向かって右側に歩行者専用の通路(実は旧道)があるのですが、こちらも中々の悪路なのです。[左]


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正面に残雪の蓼科山

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本日のピーク 雨境峠

スノーシェッドを抜けると、正面に蓼科山が見えてきます。今日のピークは近いぞ。[上]

今日の最高到達地点はここ、雨境峠。GPSのログによると標高1578m。近くの三角点が1579.4mなのでほぼ同じですね。[左]


白樺湖はここ雨境峠から茅野方面へ下った所に位置するので、帰り道は降りた分だけ登り返す事になります。ここで折り返せば楽だよ〜の悪魔の声を振り切って降りる事に。女神この少し先、白樺高原国際スキー場のベースまで来ました。


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登り返せるか心配な位に降りる

こんなに降りちゃって登り返すのが大変だ・・・と思いつつも、久しぶりの白樺湖の風景を楽しみにどんどん下ります。[左]

最後に白樺湖にダイブするような急坂を降りて湖畔に到着。最初にここへ来たのは小学校3年か4年生だったか? 当時通っていたスイミングスクールのスキー教室のここ蓼科だったのです。[下]

白樺湖観光案内(信州八ヶ岳蓼科高原白樺湖)公式サイト


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懐かしい白樺湖に到着

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国道152号の大門峠は直ぐ近く

折角なので湖畔をノンビリ一周してみます。南側の締め切り堤防の上で一休み。中央やや左の凹みが国道152号の大門峠かな? 忘れそうですけど農業用水の為の人造湖なんですよね。


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六川源五右衛門新道

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帰りは手前の道を右へ降りてゆく

白樺湖の風景を堪能した後は、まず雨境峠までの登り返しをヒーコラ言いながら何とかクリア。行きはスノーシェッドを通りましたが、帰りは旧道を通ってみる事にします。この道は「六川源五右衛門新道」という私道の名残。[上]

六川源五右衛門新道・・・立科町

さて、このまま往路と同じ県道40号線 諏訪白樺湖小諸線を降りても面白くない、ということで、帰りは県道152号線 雨境望月線を降りる事にしました。


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雨境望月線を降りる

つづら折りの道を降りて行くと、八丁地川の谷筋に出ます。道はその八丁地川に沿って望月へ降りて行きます。そして降りるほどに暑くなってきました。


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もうすぐ国道142号とぶつかる辺り

途中、県道からその旧道と思しき道筋に入り、さらに道なりに下り続けます。民家が多くなってきたなーと思ったら、直ぐ先はもう現・国道142号。国道を越えた先にあるJA直売所の自販機で水分補給し、その後は、往路と同じ道を辿って道の駅「ヘルシーテラス佐久南」へ戻ったのは午後3時少し前。

この日の走行距離は約78km。これで登りの具合が分かったから、新幹線輪行で佐久平駅をスタートし、諏訪・茅野あるいは韮崎へ降りるコースというのも出来そうです。しかし、ピークの高さだけなら、国道152号の大門峠のほうが低いのですね。だた車の通行量がどれくらいあるか。国道のほうが道幅も狭そうですし。


All Photographs by Ryo Masuda 2019.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.10.28]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp