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風まかせ旅紀行

福島県会津坂下町 旧五十嵐家住宅


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2023年10月14日(土)

初の会津盆地ポタリング時に立木観音に立ち寄ると、その敷地の隣に何やら茅葺き屋根の建物が見え、近くの案内板には旧五十嵐家住宅とありました。折角なので見学していくことに。

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案内板
現地に接地されている会津坂下町教育委員会による案内板。1726年というと、新潟県長岡市にある長谷川邸と同時期(あちらは焼失の後、1716年の再建)ですね。


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全景
手前が玄関、尚且つ土間の出入り口。昭和30年頃までは大した改築も成されずに住居として使われていた、というのが驚き。


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「ざしき」と「へや」
建物の左側の手前「ざしき」、奥が「へや」。今は畳が敷かれていますが、元々は板張りのままだったそうです。


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土間にむしろ敷きの「おめぇ」
建物中央は土間にむしろ敷きの「おめぇ」。冬は寒そう・・・・いや、板張りの下が外気にさらされる「ざしき」より、地熱がやや期待出来る土間のほうが暖かい・・・訳ないか。


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「おめぇ」を向こう側から見たところ
「おめぇ」を向こう側から見たところ。奥の「ざしき」「へや」にも天井がありません。


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どの部屋も天井は無し
屋根の勾配は50%は有りそうです。豪雪地域の中越地方にある長谷川邸に比べると小屋裏の構造が簡素に見えます。


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土間の「にわ」と「うまや」
土間の「にわ」とその手前が「うまや」。玄関から裏口が真っ直ぐになっているかな? 廊下だらけ壁だらけの長谷川邸と比べると、どこに居ても明るいのが印象的。長谷川邸は雪対策の為、庇も深いしなぁ。


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敷地からの会津磐梯山方向の眺め
敷地からの会津磐梯山方向の眺め。この日は気温が結構上がって、結構消耗しました・・・。

場所は下の地図を参照



All Photographs by Ryo Masuda 2023.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2024.04.06]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp