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風まかせ旅紀行

福島県 猪苗代・磐梯・会津若松界隈ポタ Vol.1

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2024年10月20日(日)

やっと気温が下がって秋らしくなるとの事で久しぶりの遠征。行き先は去年も同じ時期に訪れた福島県。去年は会津盆地を半周しましたが、今回は湖畔から二本松街道(上・下街道)と白河街道をチラ見するルートを廻ってみる事にしました。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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今回も町役場の駐車場を利用させてもらった

家を4時台に出発し猪苗代湖畔が見えたのは7時ちょっと過ぎ。2019年の猪苗代湖一周の時と同じく猪苗代町役場の駐車場を借ります。しかし予想以上に寒い![左]

7時45分、猪苗代町役所駐車場を出発してひとまず猪苗代駅へ向かいます。[下]


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収穫後の田んぼを眺めながら猪苗代駅方向へ


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磐越道をくぐってさらに南下

猪苗代駅をチラ見してから磐越道をくぐってさらに南下。


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山頂は雲の帽子を被ったまま

まず道の駅「猪苗代」に立ち寄って水分補給して、元の道へ戻ります。山頂の雲が中々取れないな。


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国道49号を会津若松方面へ

国道49号に入って会津若松方面へ。まだ早い時間だからか交通量は少なめな感じ。


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おそらく旧国道115号

西久保の交差点の先にある旧道。1961−64年の航空写真を見るとここ以外に道がありません。二級国道115号だった時代があるのだろうか?


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やっぱり海みたいだな

長浜辺りまで来ると左手にドーンと湖面が広がります。最初に見た時も思った月並みな感想だけど、海みたいだな![左]

2019年にも立ち寄った扇島港に来ました。[下]


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扇島港を眺めながら一休み


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かめ丸は何処行っちゃったんだろう

前回立ち寄った時はかめ丸も居たけど、今日ははくちょう丸だけですね。かめ丸は何処行ったかな?

猪苗代観光船


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二本松裏街道(上街道)

港から天鏡閣の前を通る二本松裏街道(上街道)を辿ります。

天鏡閣・・・ふくしまの旅


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名無しの峠を越える

湖畔から標高差約90mを登って名無しの峠を越えます。


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戸ノ口集落

名無しの峠を下りると戸ノ口集落。


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川に向かって少し登る

見えている家の少し先に十六橋があるはずですが、川に向かって少し登ってる感じ。


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橋のたもとに設置されている案内板

十六橋の袂に来ました。詳しい案内板が設置されていたので一読。


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十六橋水門

猪苗代湖から流れ出る唯一の河川、日橋川をドーンと堰き止めている十六橋水門。

十六橋(じゅうろっきょう)水門・・・福島県


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国道49号に合流

街道筋を進んで国道49号に合流します。後で知ったのですが、この直ぐ右側に軽便鉄道が在ったらしい。


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県道376号−湖南湊線を南下

国道49号を少し東へ戻り、会津レクリエーション公園の第一駐車場にある自販機で水分補給の後、県道376号−湖南湊線を南下します。ここは前回も通った道。


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笹山集落

笹山集落が見えてきました。ここから鵜ノ浦まで湖岸を走った後、白河街道に出るつもり。


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中田浜から見る磐梯山

鵜ノ浦の少し先の中田浜から見る磐梯山。紅葉の時期を狙って来ても良かったかな?


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鵜ノ浦トンネル

中田浜から少し戻って鵜ノ浦トンネルへ。右の斜面に電柱が並んでいるのが峠越えの旧道らしい。[左]

鵜ノ浦トンネルを抜けて田んぼを突っ切り、国道294号を横断して白河街道の湊集落に来ました。さてまずは白河方面を探検。[下]


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白河街道の湊集落を探検する

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道しるべを見付けた

枡形っぽいクランクの先、丁字路の片隅に道しるべを見付けました。「向 至静潟」「左 至若松市」、右は読めないな。若松市としてある事から明治22年以降のものでしょうか? 静潟は今でも地名が残っていますね。[右]

道しるべで折り返して白河街道を北上します。[下]


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道しるべで回れ右して白河街道を北上

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観応元年に建てられた供養塔

右手に石碑と、その後ろに案内板が見えてきました。先ほどの道しるべよりずっと古く、観応元年(1350年)に建てられた供養碑との事。


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白河街道・赤井宿

国道294号に合流してしばらく北上し赤井宿の旧道へ入ります。道の両側に水路が在りますが昔は中央に在ったらしい。今は消雪パイプが中央にあります。


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穴切の一里塚へ続く白河街道

赤井宿から再び国道294号に戻り穴切の一里塚の手前、小坂集落に残る街道へ入ります。道の状態が良ければここを進んでみたかったのですが、ぬかるんでいる様子だったので今回は現国道294号へ迂回します。[左]

またまた現国道294号に戻って強清水まで北上。沓掛峠を迂回する明治時代に開削された沓掛峠新道、旧国道49号へ入ります。

コンターサークル地図の旅−会津・滝沢街道・・・地図と鉄道のブログ


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沓掛峠新道、旧国道49号を降りる

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白河街道・金堀宿

標高差80m余りを重力任せに下って金堀宿に来ました。右へ曲がっていくのが旧国道で直進するのが街道。


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なんの標識だろう?

旧国道に古びた道路標識名残っていました。もはや何の標識だったか判らなくなっています。


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ちょっとだけ金堀宿を探検

ちょっとだけ金堀宿を探検。滝沢峠までは舗装されていて車も入れるようですね。


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旧国道で滝沢峠を迂回する

滝沢峠を迂回するため、旧国道(滝沢北新道)を辿ります。街道はほぼ最短距離で降りていきますが、旧国道は倍以上の約5.4kmの距離を掛けてクネクネと降りていきます。


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会津盆地が見えてきた

会津盆地が見えてきました。が、ここから滝沢本陣までは結構距離があります。


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旧滝沢本陣

旧滝沢本陣まで無事降りてきました。時間が有れば一軒一軒見学して行きたい所ですが、今日は街道メインなのでパス。

旧滝沢本陣・・・文化遺産オンライン


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旧国道を鶴ヶ城方向へ進む

旧滝沢本陣前の旧国道を鶴ヶ城に向かって進みます。[左]

旧国道沿いに立派な倉庫を構えるのは、ご当地ブランド米の「白虎米」を扱うお米屋さんの山城屋。[下]


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立派な倉庫を構えるお米屋さん

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旧市長公舎前の会津中街道

白河街道から会津中街道、県道325号線に寄り道。今では珍しくなった公衆電話の影になっていますが、少しだけ見える板塀は大正時代に建てられた市長公舎との事。


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追手門へ向かう

会津中街道を進んで若松小田垣郵便局の交差点を右折して西へ。この先の北出丸交差点から追手門に入るつもり。

レポートはVol.2に続きます(鋭意執筆中・・・)。


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All Photographs by Ryo Masuda 2024.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2025.09.07]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp