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ポタリング倶楽部

〜TNi 7005mkII 隠れ痛チャリ化〜


隠れ痛チャリ化

2013年8月13日、大洗町の八朔祭に於いて「第1回 ガルパン痛チャリ選手権」が開催されると聞いて、枯れ木も山の賑わい的に1代目8号車を出してみる事にしました。募集開始から当日まで2週間も有りません。時間の掛かる事は出来ませんし、もちろん金の掛かる事も出来ません。であれば、手元に有る材料を使って小ネタで勝負することに。

真っ白な1代目8号車は、インクジェットプリンタ用の白地ラベル用紙を使えば手軽に痛チャリ出来そう。出来そう、というか、実は組み立て当時にチラッとそんな事も考えた仕様だったりするのです。さて、白地にワンポイントカラーの赤アルマイトのパーツ・・・、配色的にはアヒルさんチーム、つまりバレー部のユニフォームに似ているかな? ということでバレー部ゼッケン5番、河西忍ちゃんが大洗女子学園自転車部に助っ人へ行ったら、こんなデザインのロードバイクに乗って貰いたい、という架空中の妄想からデザインすることに。キャラクターその物は敢えて出さない事にしました。そういうデザインは他に沢山有りそうですからね。




写真上でデザインを考える

ptoho-c9_20 まず1代目8号車の写真を撮ってデザインを考えます。リアホイールの四角い物はA4用紙。ラベル用紙がA4サイズなので、デザインするデカールもA4サイズに納める必要があります。こんな感じかなぁ?



実車でデザイン確認

ptoho-c9_30 フレーム各部のパイプ径を計って、デカールの大きさを決めつつ初案を作ります。使ったのは大昔に買って長く使っているG-Crew Ver.6。


ptoho-c9_21 いきなりラベル用紙に印刷するような事はせず、まずA4の普通用紙に印刷。切り出したデカールを配置してガムテープで仮留めしてみます。あらっ!? 思ったよりも格好いいんじゃないの?(自画自賛)。


ptoho-c9_22 ダウンチューブ裏にはアヒルさんチームのマークとゼッケン番号の「5」。走っている時どころか、普通に駐車している時も目に入らないのですが、といって赤一色のベタでは面白くないですからね。



作成本番

ptoho-c9_23 普通用紙を使ったチェックを2回繰り返し、サイズを調整した後いよいよラベル用紙に印刷。A4一枚半になりました。ここまでは割と簡単なのですが、これを切り出す作業が大変・・・。思わずローランドDGのwebサイトを確認してしまった。お手頃がカッティングマシンが出てるんですねぇ。


ptoho-c9_24 カッティングナイフとハサミ、カッターの総動員で切り出し、予めマスキングテープでマーキングしておいた位置へ貼り付けていきます。おっ最初からこういうデザインの完成車みたい! 白抜きの文字のインパクトが薄いな。縁を少し太めにした方が良いようです。


ptoho-c9_25 トップチューブのアヒルさんマークとゼッケン5番を示す白抜き。ガルパンを視聴していない人が見ても、何なのか分からない。そんな所も隠れ痛チャリの面白さ。


ptoho-c9_26 ダウンチューブ側面の”GIRLSundPANZER”の白抜き文字。前述のように縁が細めで、遠目には文字が有るように見えないのが難点。デカールを作るときは、ちょっと大きいかな?太いかな?と思うくらいが良いようです。


ptoho-c9_27 ダウンチューブ裏のアヒルさんマークとゼッケン5番の白抜き。走っている最中は本人にすら見えない、が、それでも良いのです。


ptoho-c9_28 アヒルさんチームのヘッドマーク。ちなみに寸法はフレーム付属のデカールと同じにしました。トップチューブの側面に見えるのは、このロードバイクに乗っている選手名を示す「Sinobu.K」の文字と日の丸。名前の下の番号は日本サイクリング協会の登録番号。この番号は実は私の。



八朔祭 当日

ptoho-c9_29 八朔祭の当日、大洗町の和菓子森屋にて。隠れ痛チャリにネタ元になった河西忍ちゃんが居るお店です。おやつ用にどら焼きを買って、痛チャリ選手権の集合場所へ移動しました。

さて、痛チャリ選手権の結果はというと、実は何位だか分からない(笑)。キャラクター不在で、よ〜く見ないと分からない痛チャリという特殊な存在でしたが、中には気に入ってくれた方も居たようで、当初の目的である「枯れ木も山の賑わい」は達成出来たようです。


この記事は[2022.06.29]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp