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風まかせ旅紀行

新潟県 越後湯沢-小千谷-長岡 vol.2



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約1ヶ月ぶりの道の駅「越後川口」

和南津トンネルを抜け和南津橋を渡り、最初の交差点で左に曲がって裏道へ。先月BD-1で来た時にも走ろうかと思っていたのですが、地図では繋がっているように見えない? 仕方なく国道17号に迂回して、ふと下を見ると、走ろうと思っていた裏道が。「あ、なんだ、あっちの道繋がっているじゃないか!」 裏道を辿っていくと、道の駅「越後川口」の裏側に出ます。ちょうどお昼時になったので、今日初めての大休止。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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コシヒカリ入ってます
「コシヒカリスープ」の文字に惹かれて、150円で買ってみました。ベーコン入りのポタージュスープにコシヒカリが入っていて、結構美味しい。これでパンが有ると最高だな。


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魚野川に立つ橋脚
さて、先月も渡った川口橋で、魚野川を渡ります。魚野川に立つ真新しい橋脚は、今渡っている川口橋の掛け替えの為に作られたものですね。両岸の道路も何となく整備されて、後は橋桁が掛かるのを待つばかり?


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崩落
川口橋を渡り原新田、県道83号線に入って西倉橋で今日初めて信濃川を渡り、西倉の集落辺りから徐々に登りになります。真新しい法面と路面。はてな?と思って遺棄された道の方を見ると、あ、一車線が完全に崩落しています。あー、崩落面を修復するのではなくて、山側を削って新しく道を造ったんだなあ。


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塩殿の集落
関越自動車道の越後川口ICをグルッと回り込み、塩殿の集落に入ります。細い県道517号線を辿り本地の集落へ抜けようと考えていたのですが、残念ながら塩殿集落の外れに前面通行止めの立て看板。やむなく117号線を一旦十日町方向に走り、県道49号線の雪峠を目指します。


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あ、あれ? 未舗装?
ふと、抜けられそうな道を見つけてフラフラッと入っていくと、途中からダートに。果たして続いているのか不安になりましたが、南中学校のど真ん中に抜けることは出来ました。南中学校の隣にある南部スポーツ広場では少年野球の試合が行われていました。少年野球、俺もやってたんだよなー。


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雪峠 登坂中
雪峠を登坂中の一コマ。まあ、登りながら写真撮る余裕があるので、大した峠ではないのですが、ずうっと直線なので、何となく前を見ているとゲンナリしてしまいます。この雪峠は典型的な片峠で、登るのは信濃川側からだけで、山本山高原側からはほとんど登らずに峠を越えることが出来ます。


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小千谷の商店街
国道291号に沿ってズラッと商店が並ぶ小千谷。駅があるのは、この道をずっと進んだ、信濃川の向こう側。実は昔、こちら側にも国鉄の駅が有ったんですが、80年代に廃止されました。この後、この「魚沼線」跡を走ることになります。


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久しぶりの自分撮り
小千谷の商店街を離れて県道10号線で片貝方向へ移動します。途中、潮音寺で一息いれます。カーブミラーを見つけて、ふと最近やってなかった自分撮り。今日はこんな格好で走ってます。怪しいですねー(^-^;


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鄙びた感じの商店
ミラーに映っているのはこの商店。いかにも集落に一つ二つある個人商店の佇まいです。


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片貝に向けて向かい風の中を走る
潮音寺を後にして、再び片貝方面に向かって走り出します。少し坂を登った後、田圃の中をまっすぐに伸びていく県道10号線。向かい風がだんだん強くなってきて、巡航速度がグーンと下がってしまいました。


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今年は見られなかった四尺玉
片貝と言えば、世界最大の四尺玉が揚がる奉納花火で有名ですが、こんな所にモニュメントが。尺玉用の発射筒が小さく見えます。尺玉だって各地の花火大会は大きい方なのになー。ところで、このモニュメントがある土地、魚沼線片貝駅の跡地です。駅前の2本のポプラは健在でした。


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廃線跡の道
片貝駅から県道10号線を外れて田圃の中を伸びていく魚沼線跡を走ります。線路跡は集落の裏側を走っていくので、時々直ぐ隣に違う道が平行になったりしますが、なんとなく他とは隔離されて続く辺りが廃線跡であることを感じさせます。目指すはJR信越本線の来迎寺駅


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昔は賑やかなターミナル駅だった来迎寺駅
やって来ました、来迎寺駅。かつては信越本線、魚沼線、越後交通長岡線の3つの路線のターミナル駅として賑わっていたそうです。特に越後交通の寺泊線が健在の頃は、ここから寺泊へ向かう海水浴客が多かったそうですよ。広い構内がかつての繁栄を思い起こさせます。ちなみに私が長岡市へ引っ越した年の4月に、越後交通長岡線は廃止されました。旅客扱いはそれ以前から廃止されていましたが、貨物線として残っていました。

そうそう、なんか線路沿いに人が多いなーと思いながら、ボトルのお茶を飲んでいると、なんと柏崎方面からC57が走ってきたじゃないですか!! えっ!?!?と、呆気に取られてカメラを取り出す時間もありませんでした。残念。


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越路橋から信越本線を望む
来迎寺駅を後にして、越路橋を渡り長岡駅を目指します。すっかり掛け替えられた越路橋。トラス構造だった(はず)の旧・越路橋は既に撤去されて、跡形もありません。教習所へ通うときによく通った橋でした。路面の下が冷えやすいのか、路面がツルツルに凍り付く橋でした。写真に写っているのは信越本線の橋梁です。昔の越路橋は、その直ぐ上流側に有りました。今気が付いたんだけど、実は母校が写ってます。分かるかなぁ?


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長生橋に到着
越路橋を渡った後、しばらく信濃川堤防上を走り、続いて南陽の工業団地内を抜けて、道なりに進むと長生橋に到着。懐かしくもあり、また見慣れた橋でもあります。信濃川の西側に住んでいた頃は、この橋を渡ってJR長岡駅側に出る機会がなかなか有りませんでした。あまり用事も無かったし、なにせ自転車生活でしたので。今なら喜んで走り回るのになー。


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大手通りの商店街
長生橋を一旦渡って向こう岸の大島本町辺りをブラッとして、再び長生橋を渡って大手通りに来ました。ここまで来れば長岡駅は直ぐそこです。しかし、この辺りも住んでいた頃とあまり変わらないなぁ。変わったのは地下駐車場が出来たことくらいか。あの頃は工事が始まったばかりでしたが。


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やっぱり正三尺玉は大きいな
長岡駅前には、片貝町にも有ったようなモニュメントが。三尺玉と二尺玉の打ち上げ筒です。立て掛けてある1代目5号車と比較してみると、その大きさが分かると思います。長岡の花火大会も凄いもんなぁ。片貝町のは奉納花火なので、あまり派手ではありませんが(奉納なんだから当たり前)、こちらは信濃川の広大な河川敷を目一杯使って、大掛かりな仕掛け有り、連射有りと見ていて飽きません。しかも、二日間もやるし(^-^;


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お土産 自分向け(^-^;
上のモニュメント前でパタパタと1代目5号車をバラして、サイクルベースあさひオリジナルの輪行バッグへ格納。緑の窓口へ並ぶのも面倒なので、自動券売機で新幹線自由席の切符を購入して新幹線ホームへ。ダイヤを確認すると、おや、熊谷で降りるには高崎駅で上越新幹線を降りて、長野新幹線に乗り換えなければならないらしい。にしても、まだ少し時間があります。と言うことで、お土産を購入。他でもない自分用なんですけど(^-^; 笹団子は、また次の機会だな。


走行経路3、和南津トンネルから越路橋までの走行経路です。

GPSログはこちら「log20061015_0.gpx」です。カシミール3DGoogleEarthでご覧下さい。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


走行経路4、越路橋から長岡駅までの走行経路です。


ルートプロファイルです。走行距離は約100km、累積標高は+1290m,-1615mですので、全体の高低差は325m程しか有りません。でも、細かいアップダウンが結構多かったんですね。


久しぶりの新幹線輪行で、新潟日帰りツーリングでした。新幹線で輪行したのは、うーん、と、もしかして中学生の時以来なんだろうか? あの時は九州まで行ったりしてましたが(^_^; 今回は、何かトラブってリタイアする場合を考えて、絶えず上越線に沿ったコースにしてみましたが、もうちょっと装備を充実させて栃尾や、魚沼丘陵、東頸城丘陵の方にも脚を伸ばしてみたいと思います。その時は一泊かなぁ?


このレポートは[2019.05.06]に加筆修正しました。


All Photographs by Ryo Masuda 2006.
Took a photograph with IXY DIGITAL 500 by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002.


この記事は[2020.06.06]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp