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風まかせ旅紀行

新潟県 BD-1 OFF会@新潟 前日編


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2009年5月1日(金)

BD-1 OFF会@新潟の開催を5月2-3日に控えた4月30日。さて、開催当日移動するか、どうせ既に連休なんだから前日に移動して集合先で朝ゆっくりするか、どっちにしようか散々考えたあげく、前日に移動して、ついでに少しポタリングしちゃえ〜という事に。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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久しぶりの輪行スタイル

OFF会前日の5月1日、午前10時過ぎにアパートを出発し最寄りの駅へ。今回の旅支度は20Lのバックパックに、フロントバッグ、サドルバッグの3点セット。持って行った着替えは1日分。液体石けんを持って行って、出先で洗濯してローテーションさせる事にしました。他に、5台ツーリングということで、トランシーバやら充電器やらと詰め込んで2泊ながら多めの荷物。単独の数泊ツーリングなら、もうちょっと荷物減らせるな。


熊谷駅で下り上越新幹線に乗り換えて、午前11時半過ぎには越後湯沢駅に到着。車内は心配したほど混んでいなかった、というよりほとんど貸し切りに近い状態でした。世間的には連休には突入していないのか・・・。


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直江兼続の幟

越後湯沢駅前も大河ドラマ一色。大河ドラマなんて独眼流正宗以来、まともに見た事が無いなぁ。


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三国街道踏切

今日の移動は越後湯沢駅から、明日の集合地点である浦佐駅まで。短い距離なので、まともに走っていくと直ぐに到着してしまいそう。三国街道を進みながら、どこかへ寄り道するつもりで、まずは三国街道へ。この踏切を渡るのも今回で3度目かな?


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前を行くトランジット

越後湯沢から北の三国街道は、何度か通ったことある道筋で、特に迷うこともなくノンビリと進みます。前方に見えてきた、似たようなツーリングスタイルに自転車は、ブリジストンの折り畳み自転車トランジットG26かな?


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諏訪社境内

川端康成の小説「雪国」の中に登場した諏訪社に立ち寄っていく事にします。湯沢宿の北端、街道から少し外れて小高い位置にある諏訪社。


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新幹線開通時に移築された

上越新幹線開通時に移築された社殿。本来の位置は上の写真の左側、一段高くなった先に有ったようですが、今は新幹線の高架になっています。


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諏訪社脇を走り抜ける「はくたか」

三国街道から伸びている参道は、上越線に分断されています。ちょうど特急「はくたか」が通過していきました。


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諏訪社の大杉

境内に聳える杉の大木は、湯沢町の指定文化財になっています。


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上越国境を振り返る

諏訪社を後にして、一旦国道17号に合流します。ちょっとしたピークに差し掛かって振り返ると、上越国境の山々が見えます。今シーズンは雪が少なかったとは言え、まだ残雪の光る上越国境。


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下に上越線が見える

石内丸山スキー場の近くまで来ると、三国街道は国道17号を離れて、国道17号と上越線との間を通ります。下に見えているのが上越線。その向こうが魚野川。


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庚申塔

径沿いに残っている沢山の庚申塔。街道だった名残でしょうか。


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旅館の建ち並ぶ街道

そのまま進むと、国道17号と交差する手前に旅館の立ち並ぶ場所が有ります。が、この時期は営業している建物はなさそう。スキー人気もバブルと一緒に消えたしなぁ。苗場プリンスでさえ季節営業になったそうで。


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石打駅を過ぎてさらに進む

石打駅前を通過して、先に進みます。相変わらず通行量も少なくて快適。


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かまぼこ建物の向こうは国道17号

街道から右手に見えるのは巻機山(1967m)でしょうか。かまぼこ形の建物の向こう側は国道17号。この先一旦国道17号に合流して、南田中で国道17号の西側に分かれます。


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雪囲いのままの二十三夜塔

雪囲いされたままの二十三夜塔。周辺にも色々な石仏が残っています。後ろでにこやかな顔している石仏は何だろう。お地蔵様じゃなさそうだし。


前回通ったときには気が付かなかった革工房EUPHORIA。革製品色々作っているみたいですよ。良い環境にある工房だなぁ。


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整備が進む塩沢宿

塩沢宿に来ました。以前から町並みを昔に戻す工事が行われているのですが、数年前に来たときより建物の数が増えて宿場っぽくなってきました。ただ、ほとんどが新築ってのが残念だよなぁ。


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寛政12年の庚申塔

塩沢から六日町へ、国道17号を東から西へ横断します。その分岐に立っている庚申塔。国道17号脇に立っているので車からもよく見えます。とても綺麗なので、新しいものなのかと思ったら寛政12年(1800年)と意外と古い。


街道をちょっと外れて六日町駅に来てみました。JRマークに並んで北越急行のマークが。六日町駅はほくほく線の起点でもあり、北越急行六日町運転区が有ります。


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倉庫改装の天地人博

六日町駅前では「愛・天地人博南魚沼」が開催中。建物は新築したわけではなく、元農協の倉庫を改装したもの。この日は平日と言うこともあって閑散としていました。というか大河ドラマの資料持ってきて、並べただけであの入場料は高すぎ。


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坂戸城跡

駅前を後にして、国道291号の坂戸橋を渡って魚野川右岸に出ます。正面に見える山は坂戸城跡。と言うことで、手前のホテルの名前も坂戸城。


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魚野川右岸の国道291号

自転車では初めて走る国道291号。結構交通量が多いのですが、路肩も広くそれほど怖い感じはしません。


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三国川上流を見る

暫く進んで、途中にあるセブンイレブンでちょっと補給後、更に進んで三国川を渡ります。川の上流に見えるのは、下津川山と巻機山でしょうか。


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八海神社を目指して登る

残雪の山々の風景がもっと観たくなってきました。今日の到着地点浦佐までは距離もないし時間も十分。ちょっとっと寄り道して宇田沢川を遡り、八海神社に寄っていくことにします。標高差120m位を登ります。上り坂なのですが、強い追い風に助けられて結構快調に登ることが出来ました。


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立派な杉並木の参道

八海神社の一の鳥居に到着。ここから社殿まで立派な杉並木が残っています。干ばつの際に、水源涵養の目的で植樹された物が大きくなって残っているらしい。


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二の鳥居

二の鳥居。大きな注連縄が掛かっていました。社殿は近年建て替えられたようで。そういえば写真撮ってくるのを忘れた・・・。


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五日町に向かって降りていく

八海神社から宇田沢川沿いの道を、五日町方面に向かって快適なダウンヒル!になるはずだったのですが、向かい風が強くて、下り坂なのに漕がないと進まない状態に。


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六万騎山麓の庚申塔

県道28号線との交差点で右折して県道28号線で、五日町方面に向かいます。途中、六万騎山の麓にあった立派な庚申塔。中央のは安政7年(1860年)の文字が見えます。安政7年というと桜田門外の変が起きた年ですね。


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もうすぐ浦佐に到着

そのまま県道224号線に入り、魚野川を渡って街道へ戻ります。後は浦佐に向かうだけ。この日は浦佐駅前のホテルに一泊。浦佐駅前でBD-1を畳んで輪行バッグに収納し、ホテルへ向かいます。ホテルに入るとフロントの男性に一発で自転車であることを見抜かれる(^-^; そのフロントマンも自転車が趣味だそうで、朝30km程走っているそうです(毎朝かどうか分かりませんけど)


走行経路1越後湯沢駅前から六日町駅前です。

GPSログはこちら「log20090501_0.gpx」です。カシミール3DGoogleEarthでご覧下さい。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


走行経路2六日町駅前から八海神社を経由して浦佐駅前までです。


ルートプロファイルです。距離は49km弱でした。


All Photographs by Ryo Masuda 2009.
Took a photograph with IXY DIGITAL 810 IS by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2024.01.03]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp