風まかせ旅紀行
新潟県 点線国道291号・紅葉ポタ Vol.1
2010年11月7日
中ノ口川沿い新潟交通電車線跡ポタの翌日、晴天が望めそうな天気予報だったので、紅葉を眺めに行くことにしました。長岡市近辺の丘陵はもっと後でも十分に楽しめそうだったので、今回は越後湯沢近くに場所を決めました。紅葉見物をメインとして走行距離は控えめに計画、その代わりデジカメをコンパクト(IXY Digital 810IS)と一眼レフ(PENTAX istDS2)の2台体制です。
地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)
長岡市内の出先ベースを出発して、国道17号を南下します。さすがに朝は気温が低く、信濃川から霧が立ち上ります。でも、確かに晴天は期待できそうだ。
今回ベースにしたのは、南魚沼市塩沢の鈴木牧之記念館近くにある駐車場。塩沢町界隈を見て歩く際には便利な駐車場です。左の建物が鈴木牧之記念館。
駐車場で準備を整えていざ出発。塩沢駅前を通過して、ひとまず上越線沿いに越後湯沢方向へ。
隣の上越国際スキー場前駅へ向かう途中の風景。まだ朝靄が残っていますが上空は確かに青空。これなら綺麗な紅葉が望めそう。
この辺りは三国街道を数回走ったことがありますが、そういえば何れも越後湯沢を出発して北上するルートだったので、越後湯沢に向かって走るのは初めて。そのせいも有ってか新鮮な風景です。
向こうの方の山には雪が見えてます。いよいよ冬が近いんだなぁ。ところで正面の建物は確か温泉だったような。一度利用したことがあります。
民家の周りの、上にだけ枝をつけた杉を見ると、あぁ中越だなぁと思うのは私だけでしょうか。
上越国際スキー場前駅に来ました。さすがにこのシーズン前のこの時期は閑散としていて人の気配がありません。
上越国際スキー場前駅から大沢駅の間、「樺沢城御屋敷跡」と彫られた石碑を見つけました。本丸は今の大沢駅裏手に位置し、南北朝時代には既に存在していたそうです。
「御屋敷跡」からさらに先に進みます。
大沢駅に来ました。駅の直ぐ下には民宿。
大沢駅前から、少し広い2車線道路へ出て次の石打駅へ向かいます。
右側は上越線。越後湯沢から暫くは、民家より一段高い所を走るので眺めが良いんですよね。
良い景色なので、ついつい足が止まりがち。なんか同じような風景ばかり撮ってるなぁ。
デジカメ片手に構えっぱなしでグネグネ道を進んじゃいます。
石打駅北側の踏切近くまで来ると、ちょうど警報機が鳴り出しました。ほくほく線の特急でも来るのかな?と待っていると、来たのは上越線の普通列車でした。バックは石打駅の広い構内。かつて石打機関区だった名残です。
一眼レフで流し撮り。うまく車両は止まりましたが、構図が・・・。
石打駅前に到着。上越新幹線や関越道開通以前は、在来線特急が発着し大勢のスキー客が利用したそうですが、今は閑かなローカル駅。
駅前に残るお土産屋さんと駅弁屋さん。全て閉店していますが、駅弁だけは隣りの越後湯沢駅で販売している、らしい。
もう一枚、一眼レフで同じ方向。冬になると見渡す限り真っ白になるんだろうなぁ。
石打駅の一角に立つ岡村貢翁の銅像。上越線開通に生涯を掛けて尽力した人物です。銅像は先の大戦で供出されたため、戦後の昭和36年に再建されたものだそうです。
銅像傍にある岡村貢銅像撰文。昭和6年の上越線全線開通に際して置かれたもののようですね。
石打駅前から、一旦国道17号に出て関越道・塩沢石打IC方向へ向かいます。交差点にあるコンビニでこの先のエネルギー源を補給します。
県道28号線に入り、姥島橋を渡り魚野川右岸へ移動します。関越道の高架下を通りIC入り口を過ぎるとこんな風景。
県道28号線の道端で見つけた道祖神。双体道祖神ですね。
関越自動車道の向こう側に見えるのは、Mt.グランビュースキー場かな? 石打駅まではあちら側の丘陵の裾野を走っていたんですねぇ。
舞子から徳田新田を通って吉田新田方面へ。正面には金城山・巻機山の稜線が見えています。
誰も来ない田んぼの中の道をすいすい進みます。いやぁ〜早起きして出てきて良かった、と思う瞬間です。
金城山が近くなってきました。山全体が紅葉してますね。
金城山と3号車の2ショット。なんかピントが合ってないなぁ。
吉山新田の先で、登川に沿って清水峠に向かって登り始めます。暫くは登川左岸を移動して、その先で国道291号に出るつもり。
清水峠越えの点線国道として有名(?)な国道291号に合流。ひとまず一番奥にある清水集落まで登っていくことにします。
うむ、この辺の紅葉もなかなかgoodです。この先も期待できそう。
雪崩除けでしょうか、道路脇の巨大な壁。
さらに登ります。行き止まりなので当然交通量も皆無に近く、自転車でプチヒルクライムするには良い道です。
だいぶ標高が上がってきました。標高530m位でしょうか、吉山新田辺りが標高200m弱だったから+320mか。平均4.5%程度の勾配なようです。
レポートはVol.2に続きます。
走行経路1、鈴木牧之記念館をスタートして、大沢駅、塩沢駅、姥島橋を経由して吉山新田までの経路です。
All Photographs by Ryo Masuda 2010.
Took a photograph with IXY DIGITAL 810IS by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA
この記事は[2023.11.18]に加筆修正しました。
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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp