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風まかせ旅紀行

新潟県 三条・五泉・加茂界隈ポタ Vol.1



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2010年12月5日

久しぶりに晴れて暖かくなりそうな日曜日ということで、車に3号車を積んでお出掛け。相変わらず朝はグダグダしていて、部屋を出たのが午前9時近く。給油して関越道に入ります。晴れているものの風が強い。こりゃ平野部はダメだな、建物の陰で風を避けられそうな新潟駅周辺をフラフラするか?と考えながら新潟市方向へ車を進めます。

長岡JCTを通過して北陸道に入り三条ICが近くなった頃、高速道路の脇に立っている吹き流しを見ると、おや?風が弱くなっている? なら行けるかも!と最寄りの三条ICで北陸道を降りて、三条市の総合運動公園へ。以前からルートだけは考えてあったのです。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


三条市総合運動公園の駐車場に車を停めて、3号車を展開。出発準備が完了したのは午前10時10分。[左]

まずは五十嵐川を遡るようにして東へ。刈り取られた後に、新しく芽吹いた緑が妙に綺麗。[下]


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五十嵐川左岸を東へ

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廃線跡由来の国道289号

途中で廃線跡由来(弥彦線の部分廃止区間)の国道289号を横切ります。今はバス停が在るこの辺りは、かつての駅跡(大浦駅)らしい。

国鉄弥彦線 東三条〜越後長沢・・・廃線跡探訪のページ


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五十嵐川左岸堤防

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五十嵐川を渡る

五十嵐川左岸堤防上の道路を上流方向へ。このまま進めば国道290号にぶつかるはず。[上]

国道290号に合流し五十嵐川を渡ります。向こうに見えるのは粟ヶ岳。[左]


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国道290号

鹿熊川の左岸に沿って上流方向へ向かいます。この辺りは車で数回通ったことがある、はず。あまり記憶にありませんが。[左]

左に少し見えているのが鹿熊川。[下]


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鹿熊川左岸を遡る

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道端に案内板

国道290号に入ってから約3km。道端に何か案内板らしきものが建っていたので停車。


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曲谷城山

どうやら、向こうのピークに城跡があるらしい。こういった小さな城跡は国土地理院の地図にも記載が無いので、現地に行ってみると色々と知ることがあります。


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案内板前の国道290号

緩やかに、しかし確実に登っていく国道290号。ロードバイクで巡航しても楽しそうな道。


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旧道に掛かる橋

時折、国道290号の左右に現れる旧道。この先の集落の人達は、国道改良以前は冬でもこんな道を通って往き来していたのでしょうか。


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自転車乗り発見

上の橋を観察していたら、何かが背後を通った気配。国道に出てみると向こうに小さくなっていく自転車の姿が。この天気に誘われたのか、同好の士が居るようです。


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ロードバイクだった

ロードバイクだとしたら、まず追いつかないよなぁ〜と思いつつ、後を追うように進みます。あれ?なんだか追い付いて来たような?


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神谷地

神谷地の集落に達する頃には、完全に背中を捉える所まで追い付きました。先行するロードバイク氏、どうも調子が上がらないようです。ここは先に行かせてもらう事に。


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右に行くと蝶名林

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緩やかな峠道

神谷地の集落を抜けて、楢木峠に向かって緩やかに登って行く国道290号。[上]

あの先、小さく映っている車の先を左にカーブして、もうひと登りすると楢木峠です。貧脚な筆者でも楽チンに登ることが出来る穏やかな峠です。[左]


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楢木峠

楢木峠に到達。残念ながら峠を指し示す標章などは建っていませんが。サミットの直ぐ向こうにちょっとした駐車スペースが有ります。状態から分かる通り近年改良された道で、辺りには旧道が残されているらしい。


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少し先に駐車スペースが在る

左に少しだけ映っているのが、その駐車スペース。峠を超えて暫くは緩やかなダウンヒル。


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名無しの峠

先へ進むと、再び少しの上り道となって名無しのピークを通過します。ここは三条市加茂市の境界でもあり、ある意味こちらのほうが峠的です。


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濡れた路面を駆け下りる

名無しの峠から加茂川方向に向かってダウンヒル。路面は前日の雨が残って濡れていました。[左]

加茂川沿いに降りてきました。約1kmほど加茂川右岸の国道290号を走り、T字路の交差点で上戸倉方面に向かう県道226号線へ。[下]


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加茂川沿いの国道290号

ルートを考えたときはもっと細道が続いているのかと思いましたが、なかなか広くて快適な道でした。冬の除雪を考えると、これ位余白が無いとダメなんだよなぁ。[下]


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県道226号線

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冬枯れの田圃とハサ掛け

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道端には雪道用のポール

集落を通り過ぎると道幅は半分以下に。道端に残っているハサ掛けが残されていました。[上]

所々に設けられている待避エリア。赤・黄色のポールは肩を指し示す為のもの。雪の季節になるとこのポールを目印にして除雪するのです。しかし、冬にこの道で鉢合わせなんてのは考えたくないなぁ。地元の人の苦労が偲ばれます。[左]


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道沿いの石仏群

上大谷の集落の一番奥、道沿いに建つ石仏群。古くからの道であることが伺えます。


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見た目より勾配がキツイ

杉に囲まれた、見た目より厳しい峠道をノロノロを登っていきます。[左]

名無しの峠を越える頃、マイクロバスが追い越していきました。下大谷・上大谷から村松へ向かうコミュニティーバスのルートらしい。[下]


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こんな細道にバスが通る

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上戸倉が見えてきた

上戸倉の集落が見えてきました。この後、向こうからこちらへ登ってくるロードバイクとすれ違い。今日二人目のサイクリストです。


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上戸倉

上戸倉に入りました。左側に分かれていく道は旧道と思われます。


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さっきのバスが停車していた

続く下戸倉は旧道へ入って先へ進みます。下戸倉の集落を過ぎ旧道と新道の合流点に、先ほどのマイクロバスが停まっていました。時間調整かな?[左]

県道226号線をトレースするように村松方面へ。[下]


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道なりに村松方面へ

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正面は菅名岳か

向こうに見えるのは菅名岳でしょうか?


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道がまだ新しい

快適な道を村松公園目指して進みます。この辺は道の拡幅が終わってから程経っていない感じですね。


走行経路1三条市総合運動公園から五十嵐川沿いを東へ。国道290号に入って楢木峠方向へ。


走行経路2、楢木峠から加茂川沿いに降り、県道226号線で村松方面へ。

レポートはVol.2に続きます。



All Photographs by Ryo Masuda 2010.
Took a photograph with IXY DIGITAL 810IS by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.11.16]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp