風まかせ旅紀行
新潟県 三条・見附界隈ポタ
2011年5月2日
午前中は風が強く、自転車は自重して部屋に引き籠もり。午後から少し弱くなるか?と期待しつつ、新潟県見附市の見附運動公園から丘陵部をグルッと廻ってみることに。車を見附運動公園の駐車場に停めて、3号車を展開し午後1時過ぎにスタート。午後からなので、予定距離は50km弱と短め。
地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)
見附運動公園のトラック傍の駐車場に車を停めます。近くの森林公園の駐車場でも良かったな。
見附運動公園を出て南へ。古い時代はこの通りが中心街の一部だったのでしょうか。航空写真を見ると、今の見附市の中心部は刈谷田川が蛇行していた場所なんだなぁ。
県道19号線に入り、観音山の切り通しを超えて細越二丁目へ差し掛かります。この辺は何度か通った事のある道です。
ここも古くから在る道のようで木造家屋が建ち並びます。
県道210号線に入り、そのまま刈谷田川右岸を走ります。この辺りはまだ田植え前ですね。
堀溝町辺り。丘陵と刈谷田川の間が狭くなってきました。右にチラッと写っているのが刈谷田川。
橋の近くに植えられていた八重桜。今年は桜を撮影しに行くどころの話では無かったしなぁ。
道なりにちょっとした坂を登って池之島町辺り。
途中、旧道へ入り杉澤町の中心部を通って現道に再合流。
県道213号線に入って、目の前の丘陵を越えて三条市へ向かいます。
地図上では大した坂には見えませんが、登り始めると案外な坂でした。
道沿いの田圃。田起こしは終わっているけど、水は未だ入ってないですね。
田圃が無くなって森林の中に突中。同じように三条方面へ抜ける国道290号の抜け道として使われているらしく、こんな細道なのにひっきりなしに車が通ります。
三条市に入りました。ピークと行政境界は少しずれているみたいですね。
ピークから下りたところに、何か大きな石碑が有りました。左は県道開削記念碑、右は赤坂古戦場の関する物。
加茂軍議と八十里越〜県央の北越戊辰戦争ゆかりの史跡を巡る・・・新潟県
今越えてきたピークは赤坂峠という名前があるそうです。戊辰戦争の際にこの赤坂峠も戦場になったそうです。とすると、それ以前から存在したそこそこ古い峠道のようです。
峠道の三条市側。道幅はまだ狭いままです。
駒込辺りを通過中。田圃の土手にはスイセンが咲いていました。
一旦国道290号に合流した後、桑切の町内の細道へ。三条市下田体育館の脇を抜けて五十嵐川左岸の堤防に来ました。向こうに見えるのは粟ヶ岳。まだまだ雪が多く残っています。
一旦、五十嵐川右岸に渡り県道281号線を鹿峠方向へ。再び五十嵐川を渡ると橋のたもとに古そうな商店が。実はここ、かつての駅前通りでした。
その商店の裏手の国道291号にある「長沢駅跡」バス停。かつての弥彦線の終点の跡です。しかしバス停の名前に「跡」まで入っているのは珍しいのでは。
廃線跡に出来た国道289号。ちょっとだけ国道289号を移動した後、国道南側の市道へ。
国道南側の市道を走ります。今なお民家の少ない国道289号沿いと違い、間隔を置きつつも途切れずに建ち並ぶ様子は両者の成り立ちの違いを感じます。
五十嵐川に削られた崖にへばりつくように延びる市道。この辺りは以前通ったことがあります。
まるで五十嵐川の流れに合わせるように、道はクネクネと曲がりながら三条駅へ進みます。
三条駅北側の踏切に差し掛かりました。ちょうど遮断機が下りて列車待ち。やって来たのは「快速くびき野」でした。
信越本線の三条駅に到着。結構大きな木造駅舎です。
駅前通りの県道106号線を通って、北三条駅方面に行ってみることにします。ところでこの県道106号線、駅前から県道8号線との交差点の間の400mしかないらしい。
その県道8号線の南四日町交差点に建つ巨大な「法華宗総本山本成寺道」の道標。其れの後ろに見えている細路地を進むと、石川雲蝶の彫刻でも知られる本成寺に行くことが出来ます。
県道8号線の常盤橋で五十嵐川を渡ります。平成16年の水害ではこの五十嵐川も左岸堤防が決壊しました。その後、両岸の堤防が再整備され、橋も架け替えられました。が、このレポートを書き始めた2011年7月末の豪雨により再び決壊。
北三条駅に寄ったりしながら、三条市街をウロウロ。ここは北三条駅から県道8号線で南下しているところ。
県道35号線に入って再び五十嵐川を渡って三条駅方向へ。この辺りは狭い路地が多く、この県道も三条駅に向かって一方通行です。
三条駅前を通り過ぎて、信越本線の沿うように細道を選びながら南下。県道8号線の旧道のような道へ入っていくと、その先に見たことのあるマークが見えてきました。CaptainStagブランドのアウトドア用品でお馴染みのパール金属本社。
パール金属本社前を過ぎてそのまま進むと、信越本線とぶつかって道が消えました。以前は踏切があったんだろうな。
少し南側にある踏切で信越本線の西側へ。細い路地を道なりに進みます。県道8号線の旧道にあたるのでしょうか?
三谷の交差点で、県道8号線から丘陵沿いを進む県道212号線へ。後は道なりに進めば出発地点の見附運動公園に戻ることが出来ます。
水の張られた田圃の向こうに見える弥彦山。
道なりに進むうちに県道212号線を逸れて、というより県道212号線が勝手に急に曲がれ右して離れていくのですが、こんな細道になりました。が、この先に明治天皇行幸関連の石碑が有った事からすると、かなり古くから有る道のようです。奥州街道の山廻り?
程なく見附運動公園に戻って来ました。まだ日没までは時間があるので、近くの太平森林公園に立ち寄ってみました。ここもスイセンが綺麗。
晴れていれば新緑が綺麗だろうなぁ。
森林公園の駐車場に咲いていた八重桜。こんなお花見もアリだな。
午後4時過ぎに見附運動公園の駐車場に戻り、本日のポタリングは終了。午後1時スタートという短距離ポタでしたが、それでも結構色々見ることが出来て満足。にしても春5月とは思えない、指切りグローブだと悴む寒さでした。
走行経路2、赤坂峠を下りて五十嵐川沿いへ。長沢駅跡バス停から三条駅方向へ。
走行経路3、三条駅から北三条駅にかけての市街地をウロウロした後、信越本線沿いに南下。
走行経路4、丘陵沿いの道を辿って、見附運動公園に戻りました。
ルートプロファイルです。走行距離は約46kmちょっと、累積標高は約500mでした。
GPSログはこちら「log20110502_0.gpx」です。カシミール3DやGoogleEarthでご覧下さい。
地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)
All Photographs by Ryo Masuda 2011.
Took a photograph with IXY DIGITAL 810IS by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA
この記事は[2023.11.15]に加筆修正しました。
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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp