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風まかせ旅紀行

新潟県 三条・五泉界隈ポタ Vol.1



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2012年5月1日(火)

新潟県内集中取材2日目、終始丘陵地帯の中をウロウロした昨日とはうって変わって、今日は平野部の多いルートを設定。目的は、走ったことの無い道のGPSログを採る事、五泉のチューリップと田圃の風景、それに蒲原鉄道の廃線跡を少し見ることが出来れば尚良し。ホテルを午前8時前に出発し、午前9時前には今日の拠点である三条市総合運動公園に到着。ササッと準備を整えて午前9時過ぎに走り出します。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)

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走り慣れた道

三条市総合運動公園を出発して、まずは五十嵐川左岸を上流へ向かいます。ここは何度か走った経験がある道。


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五十嵐川

眼下に広がる五十嵐川。雪解けの為は水量が大目に見えます。


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田圃の水面に桜の花びら

ちょうど水が張られ始めた田圃の水面には桜の花弁。[左]

国道289号の南側を行く県道。旧国道に当たるんでしょうか? 国道指定が1970年で、弥彦線の部分廃線は1985年なので、やはり国道だった時代が有るらしい。[下]


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旧国道、かな?

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廃線跡の現国道

現在の国道289号との交差点に来ました。当時は踏切だったのでしょうが、今の幅広な国道289号を見ると、なかなか想像が付かない。


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駅前商店

越後長沢駅跡の入口に建つ桐生商店。何となく旅館のように見えるのは気のせいだろうか。


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長沢駅跡バス待合所

その直ぐ先にある駅跡バス待合所。このwebサイトで紹介するのは2回目ですね。


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旧国道を南西へ

駅跡バス停留所から旧国道に戻り、再び五十嵐川上流方向へ。[左]

旧道は廃線跡の現国道と長沢駅跡の少し先で合流します。駅跡から少し先まで線路が伸びていた(らしい)のは、その先へ延伸する事を見込んでいたのでしょうか。[下]


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現国道に合流

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去年もここへ来た

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五十嵐川右岸

三条市下田体育館近くの交差点から市道の橋を渡り、五十嵐川左岸堤防へ。正面は粟ヶ岳(1292.7m)。去年の今頃はこんな景色でした。見比べると中洲の緑がスッカリ無くなっています。去年7月の大雨で氾濫した時に流されたのだろうか。[上]

右岸へ来ました。残雪を頂く山の風景と相まって標高が有りそうな所ですが、実際には37mしか有りません。[左]


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下流方向

同じく右岸から下流方向。先の方にうっすらと見えている山並みは、弥彦山の北に位置する多宝山(633.8m)。


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水が張られ始めた田圃

水を入れ始めた田圃。昨日の残雪の風景と同じ新潟県内というのが、少し不思議な感覚。[上]

そしてここに寄り道。五十嵐神社です。全国にいらっしゃる(であろう)五十嵐姓のルーツと言われている地元領主であった五十嵐家に由来するそうです。[左]


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石段を登る

参道を登ります。鳥居は河岸段丘の下に、本殿は上に位置しています。ここに移転したのは明治初頭の事であるらしい。


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注連掛の大杉

境内に、昭和36年の室戸台風の影響で枯れてしまった「注連掛の大杉」が保存されていました。


五十嵐神社拝殿。そう大きい神社ではないのですが、次から次に人が訪れます。


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県道281号線を進む

五十嵐神社を出て県道281号線で、さらに五十嵐川上流方向へ。田圃に張られた水がキラキラと輝いて綺麗。ついつい足を止めて眺めてしまいます。


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再び五十嵐川を渡る

花渕という所で五十嵐川の左岸へ移動します。さっきの橋より水面が近い。


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水害の跡が残る

橋の下流、右岸が大きく削られています。ここは去年の大雨で堤防が決壊した所(なはず)。[左]

国道289号に合流すべく細道を少し登ります。停まっては写真をとってばかりで、ちっとも距離が稼げない。[下]


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ついつい停まってしまう

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国道289号に再合流

国道289号に合流し、ひとまず道の駅「漢学の里しただ」へ向かいます。向こう岸の田圃、荒れているように見えるけど、あれも去年の水害の跡でしょうか?[上]

道の駅「漢学の里しただ」に到着。ここへ来るのは何年振りでしょうか。[左]

道の駅「漢学の里しただ」で一息入れて水分補給した後、来た道を折り返し、地方道9号線に入り鶴亀橋で五十嵐川を渡って森町。[下]


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9号線で北へ

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走ったことの無い細道へ

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鹿熊川沿い

そのまま地方道9号線を進んでも良いのですが、何度か通ったことがある道なので、少し脇へそれて細道へ。最初の急坂をなんとかやり過ごすと、すぐに鞍部を超えて下り坂。[上]

新屋集落の中を国道290号へ向かいます。道のすぐ左に見えているのは鹿熊川。[左]


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地方道9号線に再合流

ついさっき別れたばかりの地方道9号線に再合流し、更に先へ。


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もう少し行けば国道

ちょっとした鞍部へ差し掛かります。この先は直木ノ岡という集落。[左]

国道290号線に合流しました。国道ですが車の通りも少なく走りやすい、何度通っても飽きない道です。この先の楢木峠と名無しのピークを超えて鴨川沿いに降り、県道226号線へ。去年走ったルートですが風景が素晴らしかったので、今年も同じ時期に走ってみる事にしたのです。[下]


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国道290号

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県道226号線

県道226号線に入り村松方面へ。以前この道を走ったのは12月初めの事だったので、この季節の風景を見るのは初めて。期待した通りの風景を見ることが出来てもうお腹イッパイという感じ。[上]

代掻きも終わって明日には田植えが始まるように見える田圃。あぁ出掛けて来て良かった。[下]

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田圃の向こうは粟ヶ岳から続く山々

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村松へ

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五泉市に入った

上大谷の集落を過ぎて名無しの峠へ登りに掛かります。ピークは158m弱。[上]

名無しの峠を越えて五泉市に入りました。しばらくは楽ちんな下り坂。[左]

此方の田圃も田植えの準備万端という感じ。いつの間にか風が止んだようで、田圃が鏡のよう。暫くは道なりに県道226号線を進みます。[下]


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田圃が鏡のよう

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ちょっと脇道へ

ちょっと脇道へ逸れて探検。蔵があるところを見ると、このへんも古い集落のようです。


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見飽きない風景

上の路地を抜けた所の田圃。探検した甲斐がありました。田圃の後ろに残雪を頂いた山々、と先程と同じような風景でも見ていて飽きません。

レポートはVol.2に続きます。


走行経路1三条市総合運動公園から長澤駅跡・五十嵐神社を通って道の駅「漢学の里しただ」方向へ。


走行経路2道の駅「漢学の里しただ」から森町を通り国道290号線楢木峠へ。


走行経路3、国道290号で加茂川沿いに出て、県道226号線で村松公園へ。

レポートはVol.2に続きます。


All Photographs by Ryo Masuda 2012.
Took a photograph with FINEPIX F300EXR by FUJIFILM.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.11.11]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp