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風まかせ旅紀行

富山県・石川県 魚津-能登 富山湾沿いポタ Vol.2



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越ノ潟から再出発

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放生津から湊町

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)

ものの3分ほどで対岸の越ノ潟駅に到着。越の潟町から八幡町へ、再び旧道を辿って進みます。[上]

放生津町から港町の堺にかかる橋の上からの風景。平入りで立ち並ぶ民家が良い感じ。今の新湊漁港が整備される前は、この辺りが港だったのかな?[左]


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初めて見る形の鳥居

新庄川橋を渡り、すぐに右の路地へ入って庄西町へ。地図を見ると古くからの街が有るように見えるので探検です。「村社」の石碑が残る日枝神社。この形の鳥居は初めて見ました。[左]

おお、やっぱり古い町並みに行き会いました。それもそのはず、明治時代に洪水対策として今の庄川河口を開削した際、港町まで辿ってきた旧道が分断された続きが、此処なのだそうです。[下]


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庄西町

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大正初期の建物

六渡寺駅の近くに残る、国の登録有形文化財にも指定されている牧田組の社屋。元は海運業者が本社社屋として建てたものを、まもなく同社が買い取り現在まで使用されているそうです。[左]

牧田グループ

小矢部川の最下流を横断する伏木万葉大橋を渡ります。ここを通るのは2回目かな? ちなみにこの橋の前身は渡船だったとの事。[下]


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伏木万葉大橋

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氷見線を横断

伏木駅の直ぐ南側にある踏切で氷見線を横断します。左が伏木駅、直進するのはかつて港へ繋がっていた貨物線。国土地理院の地形図には未だ線路の記号が伸びていますが、線路の状態を見ると、ここ暫くは使われていないようです。


伏木駅で一休み〜。ここは駅前に自販機とトイレがあるので、ポタリング中の休憩ポイントとしてお勧めです。


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伏木の街並み

伏木古国府から伏木中央町、伏木本町、伏木国分と旧道を辿ります。国道に指定された事が有るかどうか分かりませんが。[左]

現国道415号が雨晴トンネルで潜り抜ける岬を、旧国道のトンネルで抜けて女岩が良く見える地点に来ました。左に見えているのが氷見線の線路。絶景の路線だなぁ。[下]


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女岩と氷見線

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湊川沿い

国道415号を右側へ分岐し、雨晴駅前を通過してそのまま暫く道なりに進みます。そのうち国道415号に再度合流。仏生寺川を渡り氷見の市街地に入ります。街道を少し外れて湊川沿いをプラプラ。[左]

氷見の市街地、比美町から中央町辺りをぶらぶら。比美というのは氷見の古い書き方の名残らしい。景観保存地区のように古い建物が多く残っている訳では無いのですが、雰囲気は有りますね。[下]


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比美町から中央町辺り

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旧国道沿いの街並み

北大町から栄町の旧国道を進みます。この辺りにもチラホラと軒の低い平入りの建物が残っています。


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阿尾城跡

折角近くまで来たので、城ヶ崎にある阿尾城跡に立ち寄って行く事に。

阿尾城跡・・・富山県氷見市観光情報サイト


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氷見全体が見える

エッチラオッチラと城跡に登ると、さっき通ってきた氷見の街が一望出来ます。なるほど、能登半島への陸路も、海上の交通も監視できる場所なのですね。


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国道160号を北へ

今日の終着点、石川県七尾市を目指して国道160号を北上します。


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富山・石川県

石川県に入りました。自転車で石川県を走るのはこれが初めて、では無いのです。小学校1年の時に、自転車に乗っていて転んで前歯を折ったのは、ここ石川県に住んでいた時だったなぁ。


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所々に現れる旧道

所々に現れる旧道を探検しながら、一路七尾市の市街地目指して漕ぎます。少し前までは、ここが波打ち際だったんですね。前の民家は海側に建ってるんだな。


道の駅「いおり」近くの国道160号。国道はこの少し先で西へ折れて3つのトンネルを潜り抜けて七尾市街へ向かいますが、自転車の身にとっては、このトンネルが鬼門。事前に確認した所、歩道は当たり前のように無い上に、路側帯が無きに等しい。そこで国道を逸れて、なお海岸沿いを北上して大回りすることに。


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県道246号線

さて、その迂回路の県道246号線。幾つかの集落を繋ぐ重要な道ですが、ところどころで完全1車線。しかし、稲穂の向こうに広がる日本海を見る事の出来る、素敵な県道です。


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白鳥町を過ぎた所

少し進んで来た方向を振り返った所。湾の向こうに見えている集落は白鳥町。


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とっても静か

通り掛かる車も極少なく、とても静かな風景の中を進みます。自分の自転車のタイヤが路面を蹴る音がとても大きく感じます。


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冬は北アルプスが見えるのかも

脳内では「岬めぐり」か「思えば遠くへ来たもんだ」、若しくは「いい日旅立ち」が鳴り響きます。脳内では収まらずに口笛ピープーしつつ先へ。


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海岸沿いを離れる

大野木町で海沿いを離れ、内陸に向かって標高差50m程を一挙に登ります。


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一転、山里の風景

海から僅か1.5km程の距離ですが、すっかり山里の景色。崎山川を遡る形で進路反転、今度は南下します。


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あっちもこっちも良コース

ああ、ここも良いなぁ。能登半島は自転車で走る道には事欠かない感じです。


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七尾南湾に側に降りてきた

大坪、上湯川、岡町と通って、今日最後の登りをやり過ごして、七尾南湾側の滝ノ尻に降りてきました。


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万行遺跡

どうやら日没の心配はせずに済みそうなので、ちょっと寄り道をして行きましょう。という事で、事前に地図上で気になっていた万行遺跡に来ました。


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現地案内板より

これは凄い!

国指定史跡「万行遺跡」
石川県埋蔵文化財センター


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今は草原

けど、全部埋め戻されて土の下なのです。資料を見たければ埋蔵文化財センターに出向かないとダメだな。[左]

万行遺跡を後にして、一層傾いてオレンジ色になった日の元、旧道らしき道筋を山王町から郡町へ移動します。[下]


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山王町から郡町辺り

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今日はここまで

道の駅「能登食祭市場」で七尾港を眺めて本日終了。この日の走行距離は107kmでした。明日は能登島を通って、さらに能登半島を北上します。[上]

翌8月13日のレポートはこちら


走行経路5


走行経路6


走行経路7


走行経路8



All Photographs by Ryo Masuda 2014.
Took a photograph with FINEPIX F1000EXR by FUJIFILM.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.10.29]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp