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風まかせ旅紀行

神奈川県・静岡県 東海道 焼津-浜松 Vol.2



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金谷坂の石畳

金谷坂の石畳を上ります。昨日の箱根でもそうでしたが、SPDシューズだと只でさえ滑りやすい上に、石が濡れているので大変。[左]

旧東海道金谷坂石畳・・・島田市観光協会

諏訪原城跡を右にして牧の原の丘を越えます。国道1号の牧の原第三トンネルの上辺り。斜面に広がる茶畑を目の当たりにして、さすが静岡という感じ。[下]

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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金谷坂の向こう側

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菊川の街並み

菊川の街道沿いの街並み。この先、掛川に向かってアップダウンが続きます。


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菊川の石畳

上の写真を撮った背中側にあるのが菊川の石畳。江戸後期に作られ現存する石畳としては、箱根の次の二例目だそうです。

旧東海道菊川坂石畳・・・島田市観光協会


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菊川から次の坂道

間の宿、菊川を通り次の丘へ取り掛かります。これがまた凄い激坂。やや勾配が緩くなったところで来た道を振り返ると、こんな風景。左に見える高架橋は国道1号。


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丘の上に広がる茶畑を見ながら進む

丘の上に広がる茶畑を見ながら掛川方面へ進みます。柱の上のプロペラは霜よけに風を送るもの・・・でしたね。所沢でもよく見た風景だ。


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多くの街道歩きの人と行き会った辺り

今回の行程中、街道歩きの人と多く行き会ったのがこの辺り。


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茶屋「元祖扇屋」前

茶屋「元祖扇屋」の前を行く二人連れの旅人。この手前にある広場で、昔の農業用エンジンの運転会が開かれていました。ポンポンポンポンという音も聞こえていたけど、あれが焼玉エンジンなのだろうか。


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停まる事すら難しい「二の曲り」

沓掛の集落の外れから急激に下り出す東海道。「二の曲り」と呼ばれるこの坂は、自転車を降りて尚進むのが大変な急坂。今朝の雨の名残なのか、路面が濡れていて滑るので静止している事すら難しいほどです。[左]

見所の日坂宿を旧国道でパスしてしまい、伊達方まで降りてきました。この少し先に一里塚の跡地が有ります。[下]


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伊達方辺り

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掛川宿の七曲がりをトレース中

掛川宿に入って七曲がりを右に左にと辿っていきます。ここは右折のポイント。


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秋葉街道と分かれる

逆川を渡り、次に大池橋で倉真川を渡ります。その先は秋葉神社へ続く街道との分岐。正面の商店跡の右へ進むのが秋葉街道。地名にも「秋葉通」「秋葉路」と、秋葉の字が。ちなみに秋葉神社のある秋葉山までは、ここから9里、約35kmの道程だそうです。


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松並木が続くようになる

ガス会社の前を通る東海道。この辺りから松並木が続くようになります。


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醸造所跡だろうか?

国道1号と交差する、ほんの少し手前、細田で見かけた大きな煙突を備えた歴史有りそうな建物。お酒かな?醤油かな?[左]

国道1号の下を潜り、続いて東名高速道路の下を潜ると、少しの間、民家が途切れて田んぼの中を松並木が続きます。さらに少し行って住宅街の中を続く松並木[下]


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暫く続く松並木

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袋井宿

袋井宿に入りました。路肩は狭いですが、ご覧の通り通る車も少ないので、ピリピリする事無く通行出来ます。


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三ヶ野橋で太田川を渡る

袋井宿を出て三ヶ野橋で太田川を渡ります。さて、目の前に控える丘を登らなければならないはずですが、さて旧道はどこだ?


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三ヶ野橋の先で左側の旧道らしき道筋へ

松並木が見えた路地へ入ってみます。街道跡でもあり旧国道でもあるのかな? 三角点もこの道の脇にあります。向こうに小さく街道歩きの人も見えました。


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旧見付学校

ジュビロ磐田のフラッグがそこかしこではためく、見付宿に入りました。これは旧見付学校。明治8年に完成した、木造擬洋風小学校校舎では日本最古の建物。

旧見付学校・・・磐田市観光協会


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見付本通り

一部で配電が地中化されてすっきりしている見付本通り。良い街ですね。住んだら快適そう。


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磐田駅前のジュビロ君

磐田駅前に居るジュビロ君。後ろに見えるのはリベーラ磐田市営駐車場。[左]

磐田駅前で右折して東町、西新町を通ります。[下]


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東町、西新町辺り

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天龍川渡船場跡の石碑

磐田駅前から道なりに進み、天竜川にぶつかります。今の新天竜川橋の上流に、渡船跡を示す石碑が有るという事で、現旧の国道1号の下を潜って天竜川左岸を上流方面へ。ありました、これです。

池田の渡し歴史風景館・・・磐田市観光協会


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ようやく歩道が出来た新天竜川橋

左に見えている昭和8年竣工の天竜橋、昭和40年竣工の新天竜川橋には何故か歩道が無く、平成に入って尚難所だった天竜川越えですが、平成18年に新天竜川橋の下り車線用として完成した橋にようやく歩道が備えられました。昭和8年以前はというと、明治11年に天竜川橋のすぐ下流側に木製の橋(天竜橋)が掛けられていたそうです。へぇ。


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東海道に復帰

天竜川を渡って磐田市から浜松市に入りました。すぐに国道を外れて天竜川右岸を少し下流に進み、東海道に復帰します。[左]

県道344号線となった東海道を浜松駅方向へ進みます。[下]


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県道344号線となった東海道を進む

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今回は浜松で終了

薬師町、和田町と進んで現・国道152号に合流します。その先は街道時代の面影が薄い現代的な道となります。今回の旅は浜松駅で終了。二日合計の走行距離は207kmでした。次回からは、まず出発地点まで行くのに時間が掛かるようになりますね。金曜日、仕事終わりにそのまま出発する手でも使わないと難しいなぁ。



All Photographs by Ryo Masuda 2015.
Took a photograph with FINEPIX F1000EXR by FUJIFILM.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.10.28]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp