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風まかせ旅紀行

神奈川県・静岡県 東海道 焼津-浜松 Vol.1



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2015年6月14日(日)

 昨日、小田原を出発して天下の険、箱根峠を越えて焼津に辿り着きました。今日は焼津を出発して、適当な所まで進んで新幹線で帰宅予定。新幹線なら浜松駅が便利だし、距離的にも良さそう。そんな訳で昨日のように先を急ぐ必要もないので午前9時近くに、のんびりと出発します。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)。GPXファイルはこちら「log20150614_0.gpx」。

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ホテルの窓から見る焼津IC

 焼津ICの目の前に位置するホテルルートイン焼津インターに投宿して、朝を迎えると、おや、路面が濡れている? 寝ている間に一雨有ったようです。


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ホテル周辺はこんな所だったのか

 午前9時近く、ホテルを出発します。ちょうど路面も乾き始めて来たし、天気予報でもこの後は雨の心配は無さそうです。しかし、昨日は日没後だったので景色が分からなかったけど、こんな所だったんだなぁ。


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借宿交差点から東海道に復帰

 昨日通り掛かった旧国道の借宿交差点から、この路地に入ります。大きな松と古そうな橋がお出迎え。


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従是西田中領

 その松の木の元にある榜示石。これは複製との事ですが実物も現存しているらしい。


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古そうな橋 昭和1桁だろうか?

 葉梨川の支流に掛かるコンクリート製の古そうな橋。右のほうにちらっと写っているのが旧国道の橋。[左]

 葉梨川に沿って進みます。途中左岸から右岸に移動しますが。[下]


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葉梨川に沿って西へ

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須賀神社の大楠

 藤枝市水守の須賀神社にある、樹齢500年とされる大きな楠。24mmのカメラでは道路の反対側まで行かないと全体が入りません。[左]

 旧国道1号を横断し、本町4丁目から3,2,1丁目と進みます。途中から屋根を備えた「ショッピングプロムナードさわやか通り」になります。日曜日の朝だからか、人も車もまばら。人はまばらというか、この写真には写っていない?[下]


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ショッピングプロムナードさわやか通り

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旧国道1号との五叉路

 瀬戸川を勝草橋で渡り、旧国道1号の青木交差点に来ました。旧国道1号を斜めに横切り、向こう側の車が一台も止まっていないのが東海道。


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路面は荒れているけど街道感は出てきた

 ポツポツと立つ松と、くねくねと曲がりながら伸びる街道。路面は少し荒れていますが、車が少ないので助かります。


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何かの案内板を発見

 瀬戸新屋で何か石碑と案内板が建っているのを見掛けて停車。


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東海道の旧道との分岐点だった

 東海道の旧道との追分なんだそうです。旧道は、もう少し藤枝駅近くを通っていたのかな?[左]

 松の木が続く県道222号線を進みます。写っていませんが、左側に東海道本線が近くなってきました。[下]


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松の木が続く県道222号線

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危なくバーストさせる所だった

 なにやらリアからボコンボコンと震動が。あれっ?今日もパンク? しかし空気圧は下がってない様子。コンビニにの駐車場を借りて良く確認してみると、昨日の修理の再にバルブ部分のビートがちゃんと填まっていなかったのでした。いやぁバーストしなくて良かった。


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旧国道1号

 名前の通り一里塚跡の在る一里山の先で旧国道1号、現在の県道381号線に合流して、さらに西へ。


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島田6丁目バス停付近

 大津谷川を渡り御仮屋のY字路で、左の県道34号線へ進みます。島田の本通6丁目まで来ました。ここも古い商店が続いています。


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塚本家

 県道34号線から特殊東海製紙工場の塀に沿って細道に入り、難所大井川の手前、大井川 川越に来ました。何やら平たい建物を見かけて停車。

大井川 川越遺跡・・・島田市観光協会


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本陣と同じような作りらしい

 本陣ではないものの、それと同じような作りを持つ塚本家の建物でした。[左]

 さて、その大井川 川越の中を進みます。右側の大きな建物は島田市博物館分館。[下]


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島田市博物館分館付近

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現役で使われている建物もある

 車が置いてある事からも分かるように、現役で住居として使われ続けている建物もあります。[左]

 突き当たりは大井川の堤防。さて、越すに越されぬ大井川をどう渡るか。下流の蓬莱橋にも惹かれますが、約600m上流に位置する大井川橋へ向かいます。[下]


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大井川左岸に出た

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この狭い歩道では、今でも十分難所と呼べる

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大井川右岸から旧道を望む

 大正13年起工、昭和3年に竣工した大井川橋を渡ります。橋の長さは1km超。2003年に土木学会の土木遺産に選ばれています。[上]

大井川橋・・・土木学会 選奨土木遺産

 大井川橋を渡りきって、右岸堤防上を少しだけ下流に移動すると、対岸の続きの東海道が現れます。[左]


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その路地へと進む

 右岸堤防上の道から降りて、その路地へと進みます。


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八軒屋橋

 少し行くと八軒屋橋。ここから先が金谷川越が有った所だそうです。向こう岸と現存状況がずいぶん違うのは何故だろう?


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交差点から向こうは国道に指定されている

 大井川鐵道の踏切を通り、川を二筋越えると国道473号になります。狭い道だけどバスも通るのです。さすが東海道。徐々に商店や銀行が建ち並び始め、金谷宿に入った事が分かります。


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斜面に綺麗に広がる茶畑

 金谷駅をちらっと見物し、その裏の丘にある今日のハイライト、金谷坂へ掛かります。斜面に広がる茶畑を見て、なるほど静岡県に来たんだ、と実感。


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金谷坂の石畳(復元区間)

 国道473号上にある「旧東海道石畳」の案内に従い、急な斜面を自転車を押して歩いて石畳の入り口まで来ました。

旧東海道と石畳(金谷坂)・・・島田市博物館

レポートはVol.2に続きます。一日目はこちら



All Photographs by Ryo Masuda 2015.
Took a photograph with FINEPIX F1000EXR by FUJIFILM.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.10.28]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp