風まかせ旅紀行
長野県 木崎湖・青木湖界隈ポタ Vol.2
サンアルピナ鹿島槍スキー場まで登ってきました。道の脇に並ぶスノーマシン。稼働前の整備待ちかな?
地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)。
向こうに見えるのがスキー場の名前の由来になった鹿島槍ヶ岳でしょうか?
上ってきた道から右折して、方角的には南の小熊山へ向かいます。右にナイター用の照明設備がある事からして、ここは中綱湖側に降りられるゲレンデなのですが、急過ぎて私の腕では滑り降りられる気がしない・・・。
小熊山に向かって幾分の上り坂ですが、中綱からスキー場までの急坂に比べれば平坦。紅葉越しに降り注ぐ陽光がとても綺麗でした。
尾根の西側に出ると、こんな山影が望めるポイントがあります。爺ヶ岳から鹿島槍かな?[下]
紅葉を眺めながら、しばらく登ったり降りたり。[左]
今朝、紅葉を見るには遅かったかな?と思いながら出発してきたのですが、これは嬉しい誤算でした。一眼レフを持ってくれば良かった、と後悔も少し。[下]
そして例のビューポイントに到着です。色々な記事で見ている景色だけど、自分の脚で来て目の当たりにすると、また格別です。
下に見えるのが木崎湖。で、正に、その景色の中に飛び出そうかというパラグライダー。
木崎湖の眺望をしっかり目に焼き付けて下山する事に。下りは苦手・・・。ゆっくりノンビリ降りていきます。これまた下り一辺倒ではなくて、3カ所くらい登り返す所も。
木立の間からちらっと見える、鹿島川沿いの鹿島集落と北アルプスの山々。あの上からの眺望は別格だろうなぁ。一度は登るべきなんだろうなぁ。
小熊山を降り、信濃大町駅周辺を見ていこうと、国道148号を南下します。写真の辺りは旧国道かな?
道なりに進んで九日町辺り。ずっと商店(跡も含む)が立ち並んでいます。賑やかだった頃の様子を見てみたい。いつ頃が一番賑やかだったのだろうか? やっぱり黒部ダム建設の頃でしょうか?
九日町から上仲町、五日町と来て、塩の道博物館の案内に導かれて交差点を左折。千国街道です。
「塩の道博物館」、今は「塩の道ちょうじや」。かつての塩問屋。さて、次は駅を見ていこうと駅前へ移動します。
なんとなく山小屋風な信濃大町駅。この日も大きな登山ザックを背負った人達がチラホラ。
さて、信濃大町駅から先は、交通量の多そうな県道51号線を避けて、その東側を延びる細道を進みます。結果的にこれが千国街道を綺麗にトレースすることになりました。
アンテナタワーを背景に立ち並ぶ石仏群。このときは、まだ千国街道をトレースしているという意識は無く、ああ古くからの道筋なんだな、と思っていたのですが。
少し進むと、「塩の道 千国街道」の案内が建っていました。なんと、適当に引いたルートが千国街道だったとは。
千国街道を進んで池田町に入りました。夕方近くになってきて、また雲が出てきました。山がはっきり見えなくなってきましたが、山水画のように、あるいは空気遠近法のようになってきて、これはこれでグッとくる風景です。
池田町会染の眺望ポイントからの眺め。水路沿いに走っていると、それを記した案内板が設置されているのを見付けて、しばし北アルプスを眺めます。ああ、一眼レフ持ってくればなぁ・・・。[上]
相道寺集落センター辺り。田んぼの民家だけでも絵になる風景。[左]
「道の駅池田町ハーブセンター」の裏手を通り県道51号線に出て南下。県道329号線との交差点にあるセブンイレブンで補給した後、その県道329号線で西へ向かい高瀬橋で高瀬川を越えます。
安曇野追分駅の北側で大糸線を横断し、Garminの地図を見ながら、市道や農道を右に左に行き、国営アルプスあずみの公園に戻りました。戻る頃には、太陽が山陰に隠れて、空は明るいのに足下は暗いという状況に。初めての木崎湖ライドは走向距離96.6kmで終了。突然の思い付きで訪れたのですが、来て良かった。
地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)。
All Photographs by Ryo Masuda 2016.
Took a photograph with FINEPIX F1000EXR by FUJIFILM.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA
この記事は[2023.10.28]に加筆修正しました。
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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp