TOP MENU旅紀行>越後湯沢-新潟

風まかせ旅紀行

新潟県 越後湯沢-新潟


photo-20190421-0

2019年4月21日(日)

前日の20日(土)、何時も見ている「チャリダー」の内容はロングライド。あぁロングライド楽しそうだなぁ〜ということで、今年初の中越地方で久しぶりのロングライドをやってみる事に。越後湯沢から長岡、三条、新潟辺りは幾度となく走っていて、特にルートを定めずとも大丈夫。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


photo-20190421-1
午前8時20分に越後湯沢駅前を出発

お馴染みの越後湯沢駅止まりの上越新幹線「たにがわ」401号で輪行し、午前8時過ぎに越後湯沢駅に到着。駅前で3代目5号車を組み立て、午前8時20分に越後湯沢駅前を出発します。[左]

帰りは長岡駅か燕三条駅か、それとも新潟駅まで行けるか。現時点で決める必要も無いので、慌てずノンビリペースで駅前の県道462号線を道なりに走り出します。[下]


photo-20190421-2 photo-20190421-3
駅前の県道462号線を北上

photo-20190421-4
ガーラ湯沢駅近くを通る県道462号線

この少し先で県道462号線から国道17号に合流します。


photo-20190421-5
上越線の踏切を渡ると眼下に魚野川の景色

石打丸山スキー場のリゾートマンション裏手の旧道へ。上越線の踏切を渡ると眼下に魚野川の景色。


photo-20190421-6
満開の桜も寒そうに見える曇天

桜は満開といった感じですが、曇天も在って肌寒い気温。全部着込んだまま三国街道を先へ進みます。


photo-20190421-7
南魚沼市関辺りの田圃風景

石打駅の少し先、南魚沼市関辺りの田圃風景。後ろは石打丸山スキー場と、右が石打花岡スキー場かな?


photo-20190421-8
国道17号の東側を併走する旧道

上一日市、下一日市と通過し南田中で国道17号を横断し、国道の東側へ。右に見えているのは八海山と中ノ岳かな?[左]

再び国道17号を横断し、塩沢の牧之通りを通過します。まだ朝早いせいか人通りもまばら。[下]

三国街道塩沢宿「牧之通り」・・・南魚沼市


photo-20190421-9 photo-20190421-10
塩沢の牧之通り

photo-20190421-11
三国街道と清水街道の追分
さらに道なりに三国街道を進み六日町に入ります。ここは三国街道と国道291号、清水街道との追分。今でも三角点として重要なポイント。


photo-20190421-12
二日町橋の袂には水仙が咲いていた
三国街道を逸れて魚野川左岸の細道をウロウロして、二日町橋の袂に来ました。水仙と桜と八海山。[左]

二日町橋から少し進んで、三国(さぐり)川が魚野川に合流してくる辺りの対岸。去年もほとんど同じ時期に(4月22日)にここを通っていますが、その時より八海山の残雪は多いようでした。[下]

新潟県 越後湯沢-長岡ポタ・・・2018年4月22日(日)


photo-20190421-13 photo-20190421-14
三国川が合流してくる辺り

photo-20190421-15
上越線と八海山を右手に見ながら進む

二日町橋から先、魚野川左岸堤防上の舗装路を進み、城巻橋から先は田圃の中の市道へ。[左]

五日町駅から上越線の西側を平行して延びる市道を進んで今町辺り。このルートは始めて通りました。[下]


photo-20190421-16 photo-20190421-17
五日町駅から少し北に行った今町辺り

photo-20190421-18
浦佐駅から少しだけ国道17号を走る

浦佐駅西口を通過し国道17号に合流。この先小出まで間、最も多く走っているルートは、多聞橋で魚野川を渡り魚野川右岸の八色原を進むのですが、今回は魚野川左岸の県道372号線へ進むべく、少しの間国道17号を進みます。[左]

町屋国道踏切で上越線を横断し、その西側を併走する県道387号線を進みます。ここは国道17号の旧道に当たるのかな?[下]


photo-20190421-19 photo-20190421-20
県道387号線

photo-20190421-21 photo-20190421-22
下に見えている赤い橋は国道17号の八色大橋

photo-20190421-23
上越線と魚野川に挟まれた県道372号線

八色駅の直ぐ南側にある踏切で再び上越線をを横断し、上越線の東側を併走する県道372号線へ。右手に見えるのは越後三山。[上]

さすがは元国道、という道幅の県道372号線。通り掛かる車も少ないですが、魚野川の対岸を走る国道17号の短絡路として、時折地元の車が結構な速度で走っているので油断出来ません。[左]


photo-20190421-24
福山橋近く

福山橋から青島大橋の間は魚野川左岸堤防の上を走ります。ここは以前走ったことのあるルート。


photo-20190421-25
小出橋上から眺める越後三山

道の駅「ゆのたに」に寄り道した後、小出橋にやってきました。小出橋の上から魚野川越しに越後三山を眺めるのが、この辺を通り掛かったときの定番。


photo-20190421-26 photo-20190421-27
越後堀之内の旧道

photo-20190421-28
定番の魚野川右岸ルート

小出橋から小出駅前を通過して、堀之内の旧道へ。規模は小さいですが、ここの雁木も中々良い雰囲気です。雪の夜に撮影してみたい・・・けど、不審者っぽいよなぁ。[上]

根古屋橋を渡り、魚野川右岸の県道333号線へ向かいます。[左]


photo-20190421-29
県道333号線・中山雪覆道

見えているスノーシェッドを通り抜け、上越線・上越新幹線の下を潜ると、まもなく国道17号との野田交差点に出ます。

余談ですが、対岸の国道17号・和南津トンネル、中越地震後の補強工事で断面が狭くなって大型車の通行に支障が出ていたのですが、平成30年度に新トンネルの工事に着手しています。が、新トンネルも歩行者・自転車が安全に通行出来るような余地は無いようで、自転車は相変わらず県道333号線へ迂回するしか無さそう。

国道17号和南津改良・・・長岡国道事務所


越後川口駅近くの旧道を通過中。この先、国道17号をアンダーパスし、牛ヶ鼻を経由して国道17号に戻ります。


photo-20190421-31
道の駅近くの国道17号

国道17号に再合流しました。以前は、関越道・越後川口IC近くの農道を走るアップダウンの多いコースを良く使っていましたが、最近はアップダウンを避けて国道17号の歩道をノロノロ進む事が多いのです。[左]

道の駅「ちぢみの里おぢや」を経由して国道291号、旭橋の上に来ました。信濃川左岸の河岸段丘上は桜が満開。なのですが、それにしても凄い断崖絶壁ですな。[下]


photo-20190421-32 photo-20190421-33
旭橋の上から見る信濃川と段丘上の桜

photo-20190421-34 photo-20190421-35
信濃川左岸堤防上を南下

photo-20190421-36
長岡市のシンボル 長生橋

旭橋からしばらくの間、信濃川左岸堤防上の舗装路を快走。途切れる所は、国道351号の旧道や市道へ迂回し、午後2時前に長岡市のシンボル、長生橋まで来ました。

長生橋・・・土木学会推奨土木遺産


photo-20190421-37 photo-20190421-38
北陸自動車道を越えた辺り

photo-20190421-39
与板橋が見えてきた

さて、この先どうしようかな?と考え、まず与板まで、このまま信濃川左岸堤防上を北上する事にしました。ダラダラ進んで与板橋が見えてきました。[上]


与板橋まで来れば見附市の刈谷田川沿いにある道の駅「パティオにいがた」が近い。早速移動して、何時ものパンを買い込んで補給タイム。モグモグしながらこの先を検討します。[左]

時間的には日没までに新潟へ辿り着けそうですが、ひとまず燕三条駅までのルート検討。刈谷田川を下っていけば辿り着けそうです。新潟まで行くかどうかは燕三条駅が近くなってから再考する事にして、刈谷田川右岸堤防上の舗装路を下流へ向かいます。[下]


photo-20190421-41 photo-20190421-42
刈谷田川右岸堤防上の舗装路を下流へ向かう

photo-20190421-43
信濃川と中ノ口川の分岐点

気が付けば信濃川との合流点を過ぎて、中ノ口川との分岐まで来ました。手前が信濃川の本流、奥が中ノ口川。という事は、燕三条駅はもうすぐです。


photo-20190421-44
偶然通り掛かった原田乳業

燕三条駅から帰るとしても、もう少し遠回りして距離を稼ごうと中ノ口川沿いを探検。原田乳業ってこんな所にあったんだ! 長岡市在の時には良寛牛乳※1と並んでお世話になった記憶が。[左]

中ノ口川沿いをユルユルと進んで県央大橋まで来て、さてどうしようかと再考。時間は午後4時を過ぎた所。現在の走行距離は125kmちょっと。ここから新潟駅まで40〜50kmといった所か・・・日没には間に合いそうにないですが、夜間走行出来る装備はあるし、脚も未だ大丈夫。ということで、最終目的地を新潟駅に変更し、中ノ口川沿いを走り続けます。[下]

※1 2023年2月に事業停止してしまいました 残念


photo-20190421-45 photo-20190421-46
中ノ口川沿いに新潟駅を目指す

photo-20190421-47 photo-20190421-48
何度か来ている新潟交通電車線・月形駅跡

photo-20190421-49 photo-20190421-50
夕暮れ風景の中ノ口川を辿る

photo-20190421-51
住宅地へと延びていく廃線跡

夕暮れの色が濃くなる頃、中ノ口川沿いを離れて住宅地へ入る新潟交通の廃線跡に到達。ここへ来るのは始めてですが、地図は頭に入っています。ここまで来れば、もうすぐ信濃川本流に合流するはず。そして関屋分水路まであと一息。近くの自販機で水分補給して廃線跡を辿ります。


道の駅「新潟ふるさと村」の裏手で信濃川左岸堤防上の舗装路に上がりました。以前、見えている駐車場に車を置いてポタリングした事があったなぁ。ここへ来るのはそれ以来かも?

新潟県 能代川りんりんロードお花見ポタ・・・2010年04月24日(土)


photo-20190421-53
暗くなってきたけど目的地は近い

次第に暗くなる中、信濃川左岸を河口に向かいます。もう急ぐ必要は全くないのでノンビリペースで進みます。[左]

関屋分水路が見えてきました。新潟島(俗称)の中を自転車で走るのはこれが始めてだな。車では何度か来ているし、長岡市民の頃は映画館目当てに電車で来た事もあったなぁ。[下]


photo-20190421-54 photo-20190421-55
関屋分水路が見えてきた

photo-20190421-56 photo-20190421-57
NSTだ!ビルボードプレイスだ!萬代橋だ!

photo-20190421-58
168km走って新潟駅に到着

おー、NSTだ、ビルボードプレイスだー。懐かしい。ビルボードプレイスが開業した頃に長岡市民をやっていたので、ローカルテレビで良く採り上げられていたのを覚えています。TVCMやラジオCMも。そして新潟市のシンボル、萬代橋。昔、橋の向こう側にSofmapが出店していた記憶が。T-ZONEだったかな? その頃よりデパートが減ってマンションが増えましたね。[上]

萬代橋を渡って新潟駅の万代口に到着。この駅舎、「めぞん一刻」に出てきますね。響子さんを連れて新潟の実家に帰る裕作・・・文庫版だと10巻のパート14「形見」の回です。そういえば南口って見た事無いんだよなぁ。[左]


越後湯沢駅から168km、9時間50分でセンチュリーライド達成となりました。行き当たりばったりのコース、大半は既知の道ではありますが、それでも新しい発見があって楽しいライドでありました。終日薄曇りで肌寒かったけど、逆に疲労軽減になったのかも?


All Photographs by Ryo Masuda 2019.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.10.28]に加筆修正しました。

この記事のURLをQRコードで表示



Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp