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風まかせ旅紀行

福島県 猪苗代湖一周と軽便鉄道跡 Vol.1



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2019年9月15日(日)

敬老の日である16日(月)、当初は稼働の予定だったのですが諸々の結果、暦通りの休みに。うーむ、唐突な連休ですが、さてどうするか。この機会に以前から考えていた猪苗代湖一周を走ってみることにしました。ただ一周するだけだと距離的に物足りない感じなので、追加で廃線跡を辿るコースをオプションに。

午前4時台に拠点を出発。北関東道、東北道、磐越道をノンストップで移動して午前7時ちょうどに猪苗代湖湖畔に到達。あれっ、猪苗代湖ってこんなに近かったっけな? 土日祝日は解放されていると聞いた猪苗代町役場の駐車場に車を置かせてもらって出発準備。良い天気ですが、暑くなりそうな予感がする青空です。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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町役場を出発して湖畔へ向かう

猪苗代湖畔から少し北にある猪苗代町役場から湖畔へ向かいます。あぁ田圃風景が素晴らしい。遥々出掛けてきてよかった。[左]

田圃越しの磐梯山。こうなると冬の風景も見てみたい。[下]


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振り向くと磐梯山

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磐越道を越えてさらに南下

磐越道を潜ってさらに進みます。お、あの家が並んでいるあたりが国道49号かな?


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国道49号

国道49号に合流して、湖畔を反時計回りに進み始めます。北側にあるのは地吹雪防止用の柵ですね。夏の間は畳んで仕舞ってあるんですよね。


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西久保辺り

以前立ち寄ったことのある野口英世記念館の前を過ぎ、西久保辺りまで来ました。この辺から湖畔を西から徐々に南へと向かいます。


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長浜湖水浴場の手前

長浜湖水浴場の手前、左手に湖面がパッと広がりました。こんな猪苗代湖の風景を見たのは初めて。直ぐに停車して写真タイム。[左]

扇島港に来ました。亀と白鳥の遊覧船がキラキラの朝日を浴びながら出航準備中。[下]


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歴とした地方港である扇島港

国道49号を笹山原北交差点まで進み、その交差点を左折して県道376号線湖南湊線へと進んで会津リクリエーション公園を中を進みます。


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蕎麦の白い花と磐梯山

振り返ると、蕎麦の白い花の向こうに会津磐梯山。


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バカみたいな感想だけど海のようだ

少しの間、湖岸から離れていましたが、笹山集落に来ると再び湖岸へ出ます。[左]

しばらくの間、木立の向こうの猪苗代湖と農村風景を眺めながら湖畔を南下。[下]


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中田浜近くの農村風景

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磐梯山に小さな雲が浮かんできた

中田浜から少し先に進んだ辺りから見る磐梯山。お、少し雲が出てきましたね。


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今日一つ目の上り坂

湖岸に一番近い道路をバカ正直に辿ると何度か登りをこなさなければならないのですが、中田浜を過ぎて最初の登りに来ました。


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登って振り返ると磐梯山

少し登って来た道を振り返ったところ。[左]

ちょっとした峠を越えて降りてくると崎川浜ですが、浜にはキャンプ場が広がっていて、その先に有る湖面は望めないのが、ちょいと残念。田んぼ風景が素晴らしいので良しとするか・・・。[下]


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崎川浜辺りの広々とした田圃風景

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田面浜を左手に林道へ向かう

田面浜を過ぎて今日最大の登りへ取り掛かります。目の前にある金山(802.7m)の中腹をグネグネと進む林道へ突入。


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郡山市に入った

鈍った脚にはキツい坂を登り、会津若松市から郡山市に入りました。行き会う自転車は居なかったけど、みんな平地へ迂回するのかな? 猪苗代湖の展望も無いので、他へ迂回して林道をパスしても良いですね。[左]

山を下りて小倉沢の集落を過ぎると再び湖岸へ出ます。見えている磐梯山はさっきよりも雲が多く掛かってきました。[下]


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磐梯山の雲が随分増えてきた

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もうすぐ秋山集落

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秋山集落の中の湖南湊線を進む

湖岸を南へ進みます。もうすぐ湖の南側に到達。[上]

秋山、中浜集落の中を進みます。屋根の上の方角を示す飾りが付いた素敵な火の見櫓。[左]


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青松浜から見る磐梯山

中浜集落の外れ、青松浜から見る磐梯山。


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また暫く波打ち際を進む

また暫くの間、湖岸の細道をグネグネと進みます。


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鬼沼

青松浜から岬を一つ回り込んで鬼沼。砂丘で湾の入り口が塞がれて沼地化している、猪苗代湖畔には珍しい地形?
鬼沼|郡山市観光協会・・・郡山市観光協会


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船津川沿いの秋桜

鬼沼から屏風岩を回って湖南港を過ぎると、船津川を渡るため秋桜の咲く川沿いを少し南へ移動。気温と湿度はまだ夏のようだけど花は秋ですね。


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湖岸を離れて南へ向かう

折角なので、少し湖岸を離れて中地集落へ寄ってみる事にしました。


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県道9号線-猪苗代湖南線

県道9号線、猪苗代湖南線を南下します。しかしまっすぐな道だな。


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県道6号線-郡山湖南線

県道6号線、郡山湖南線との交差点を左折してみます。この辺りが中地の中心部かな?

県道6号線から何か大きな木が見えたので寄り道。それは東光地の境内にある、県指定の天然記念物でもある「大仏のケヤキ」でした。
大仏のケヤキ|郡山市観光協会・・・郡山市観光協会


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大仏のケヤキ

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東光寺はちょうど秋祭りだった

ちょうど秋祭りの日。境内には相撲の土俵が出来ていました。[左]

境内をウロウロしていると、秋祭りの世話役らしき人から「大仏、見物して行きなさい」と声を掛けられ、折角なので東光寺本堂に上がる事に。安置されている「中地の大仏」と呼ばれている木造の阿弥陀如来座像は、昭和三十年に件の重要文化財にしていされています。[下]
中地大仏|郡山市観光協会・・・郡山市観光協会

レポートはVol.2に続きます。


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中地の大仏



All Photographs by Ryo Masuda 2019.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.10.28]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp