風まかせ旅紀行
福島県 須賀川・玉川・三春界隈ポタ Vol.1
2024年5月19日(日)
奥の細道の一句、「風流の初めや奥の田植え歌」の時期に行ってみたいと思っていた福島県須賀川市。快晴とは行かないものの雨の心配はなさそう。行ける時に行っておかないと後で後悔することになりそうなので、二週連続の遠征です。
地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)。
北関東道から東北道に入って須賀川ICで降り、車を停めたのは翠ヶ丘公園内にある上北町駐車場。県道須賀川美春線から狭く急な坂を降りた先にありました。堀の跡なのかな?[左]
まずは2015年の奥州街道-宇都宮-福島の際に見逃したポイントを回ります。今はNTTの敷地になっている相良等躬屋敷跡。街道沿いには小さな標柱が立つだけ。[下]
敷地の裏に回るとちょっとした庭園が造られています。
相良等躬屋敷跡の近くにある須賀川市市役所の一角にある明治天皇行在所跡の石碑。須賀川を訪れたのは明治9年と14年の2回だそうです。
市役所を後にして乙字ヶ滝へ。最短距離を進んでも面白くないので、牡丹園の裏を東へ進んで阿武隈川近くの細道を繋いで走ります。[左]
台地が途切れて一面の田んぼ風景が現れました。まさに句の通りの田植え時期。出かけてきた甲斐がありました。[下]
阿武隈川左岸沿いの市道を進みます。ここはもう田植えが終わってるな。
前田川虚空蔵あたりの田んぼ風景。
乙字大橋の手前で国道118号に合流。車道の路側帯が狭いので歩道を進みます。その歩道も草に浸食されて狭い・・・。
旧道との分岐に来ると、唐突に自転車道の案内が出てきます。[左]
案内に従って左の旧道へ入ると、その先は旧橋の補修工事で通行止め。事前に知っていたのですが、旧橋を見るために寄り道したのです。親柱の上の赤い灯籠がいい感じ・・・工事終わった頃にもう一度来るか。[下]
乙字ヶ滝に来ました。水量が少ないのかな? 滝を眺めながらしばらく休憩。[上]
乙字ヶ滝を後にして国道118号の旧道を拾いながら南下します。[左]
セブンイレブン福島多摩川竜崎店近く。向こう側に見えるのは水郡線の跨道橋。[左]
県道141号に入って後作田辺り。このまま阿武隈川沿いをずっと走ってみるのも良さそう・・・ですが、今回は少し先で県道矢吹小野線に入って東へ向かいます。[下]
玉川村役場を過ぎて県道42号、矢吹小野線の旧道らしき道に入りました。[上]
お、何か巨大な橋のようなものが見えてきました。あぁ、福島空港の誘導灯ですね。こんな感じのものをどっかで見た事があると思ったら、萩・石見空港も同じように丘の上から海に向かって伸びていました。[左]
誘導灯の少し先で現県道に合流して先に進みます。が、思った以上のアップダウンの連続で早くもノックアウト気味。[上]
あぶくま高原道路の石川母畑IC近くの十字路に来ました。ここを左折して県道飯野三春石川線に入って北上します。[左]
小さなアップダウンを繰り返しながら、標高650m超の名無しの峠に向かってジワジワと登続けます。
大きな民家が妻入りで並ぶ四辻新田の集落。ここを過ぎると峠までは集落らしい集落も無く、ポツポツと民家があるだけ。
標高500mを超えた辺り。まだまだ結構な勾配で登り続けます。[左]
もうすぐ峠というところで来た道を振り返るとこんな感じ。結構上の方まで田んぼがあります。ストリートビューを見ると少し前は耕作放棄されていたようですが、再生したのか。[下]
標高約650mの名無しの峠に来ました。すぐ手前にパン屋さんがあるのが峠到達の目印。[左]
名無しの峠を下ります。見通しの無いカーブの連続なので、ゆっくり慎重に・・・。無事に降りられれば国道49号に出るはず。
無事、国道49号まで下りてきました。この丁字路を左折して郡山方面へ向かいます。
交通量が多そうな国道は出来る限り避けたいところですが、覚悟したほどは車が多くなくて助かりました。
分かり易く旧道が残っていたので入ってみます。近代の国道の旧道というよりも街道の感じが色濃いのですが・・・。
これは上とは別の現・旧道の分岐点。旧道の岩の上には石仏が数体。国土地理院の航空写真を確認すると、1961-1964年時点では旧道が現役ですね。
国道49号を進んでセブンイレブン郡山谷田川店で小休止。その後、国道を外れて北側の丘陵の上に延びる細道を辿ります。
田村町岩作にある三叉路の真ん中に馬頭観世音の板碑がありました。よく見ると「右」「左」の字も刻まれていて、道標にもなっているようです。つまり、結構古い道だという事。地理院地図にある271mの標高点は多分この板碑の位置なんだろうなぁ。
三叉路を左に入って丘を降りると、現・国道49号を横断し岩城街道の守山宿に入ります。
ここを左へ行くと出発点の須賀川に戻る事が出来ますが(岩城街道の道筋)、今回は右へ。[左]
守山宿の中を進みます。枡形も残っていますね。そういえばここも「奥の細道」で通った道なはず。[下]
守山宿から次の立ち寄りポイント、畑の中の真っ直ぐに伸びる道を使って大安場古墳へ向かいます。
予想外のアップダウンに脚を削られながら古墳に到着。丘の上にある古墳なので、自転車を置いてテクテクと階段を登ります。
おぉ、大きいですねぇ。丘の上に盛ったのではなく、丘を削ったのだろうか?[左]
昔、埼玉古墳群で有名な行田市の隣に住んでいたので、古墳は見慣れたものですが(朝晩古墳群の中を通ってジテツウしてました)、こんなに高い位置にある古墳というのは初体験。北側以外は見渡せますね。[下][下2]古墳の上から郡山の市街地方向を眺めていると、特徴的な水色のトラス橋が見え(国道49号の金山橋)、その先の幾つか山並みを越えた向こうに一際高い山影があります。磐梯山かな?
レポートはVol.2に続きます。
All Photographs by Ryo Masuda 2024.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA
この記事は[2025.05.17]に加筆修正しました。
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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp