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風まかせ旅紀行

栃木県 芳賀・那珂川・馬頭界隈


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2005年12月10日

1ヶ月強に渡って実験室に缶詰状態だった仕事が、ようやく一段落しました。土日で休めるのも久しぶり。天気予報を確認すると土曜日は晴れみたいだし、久しぶりにどこかへ走りに行こうかな? ということで、10月末にBD-1で走ったエリアを再度走ってみることにしました。前回は途中で雨天となり予定コースを大幅に短縮して戻りましたが、さて、今回はどーなるかな?

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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ひんやりした空気が気持ちいい
朝7時に起きて、7時半過ぎに出発。なんか出社するよりも素早く行動してますが(^-^; 8時には最寄りのICから東北道に乗って栃木県を目指します。途中事故渋滞で30分くらい遅れましたが、午前10時には道の駅「はが」に到着。

道の駅「はが」を出発して、まず県道338号線、次に県道163号線に合流して北へ向かいます。緩やかな上り坂が続きます。車もあまり来ないし、良い天気だしー。早起きした甲斐があったなぁ。


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今日は5号車
今日の相棒は1代目5号車ことGIANT TCXシクロクロス。こいつを県外に持ち出すのは、7月末に新潟県に行って以来です。累積の走行距離がようやく700kmを越えたところ。写真の通り、補助ブレーキバーも装備しているラクチン仕様です。タイヤは今のところ、Panaracerのツーキニスト700x28ですが、これはツーリングには重くて大変なので近々変更予定・・・。


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丘を上り下りして暑くなった
県道163号線の途中、丘を登り切った農道との交差点でちょっと一休み。体も動いてきて暑くなってきたので、ウィンドブレーカをサドルバックに仕舞い込みます。


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国道294号に合流
快適な県道163号線を北上して、芳賀郡市貝町で国道294号に合流します。写真奥に伸びていくのが国道294号。手前から右手方向に伸びていくのが、今来た県道163号線。県道の方が立派なんです・・・。


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鏡のような那珂川
国道294号を烏山駅方向にちょっと進んで、途中で右折して、下野大橋で那珂川を渡ります。画面中央よりちょっとだけ左が、今通り過ぎてきた県道163号線の方向でしょうか。緩やかに大きく蛇行して流れていくのが那珂川。空が鏡のように写って綺麗です。


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なんじゃありゃ?
ふと、橋の欄干から身を乗り出して下を覗くと、およ? なんだ、あの川底に多数沈んでいる白い物体は!? 肉眼では良く確認できず(ちょー近眼+乱視ですので)、デジカメでズームしてみてみる。鮭のように見えるんですが、どうでしょうか? こんな上流まで上ってくるのかな? でも、利根川でも、埼玉・群馬県境まで遡上してくるんだから、那珂川もこの辺まで来るのかな。


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斜張橋
下野大橋を渡って、那珂川左岸の県道27号線をさらに一気に北上、したいところですが、再び那珂川を烏山大橋を渡って烏山町へ。烏山大橋はご覧お通りの斜張橋です。カシミール3Dの地図データでは、これより上流に宮境橋というのがかかっていたそうですが、ツーリングマップルには書いてない。現場確認してくれば良かったなぁ。 ちなみにこの先の交差点で、久しぶりに立ちゴケ(-o-; 左手首が痛いのを気にしていたら、ペダルを外すのを忘れて停車してしまいました。歩道の上で良かった。車道だったら死んでた!?


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県道27号線
烏山町のローソンでちょっと補給した後、奥野大橋を渡って再び那珂川の左岸へ。県道27号線を再び北へ向かって走り出します。車も少ないし道の状態も悪くありません。那珂川沿いの断崖にへばり付くように走る辺りで道幅が細い上にブラインドコーナーになっているところが有りますが、それ以外はおおむね快適に走ることが出来ます。 対岸の国道294号よりノンビリ走ることが出来て自転車向きなぁ。


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馬頭町に到着
快適な県道27号線を進むうちに那須郡馬頭町に到達。町のマスコットはもちろん馬。


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馬頭院の由来
さて、町名の由来となったのがこちら馬頭院。が、こちらの寺院ももともとが違った名前だったらしい。これを馬頭院とするきっかけを作ったのが、水戸の御老公らしい。詳しくは写真をどうぞ。


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再び那珂川を渡る
馬頭町を後にして、国道293号を2,3km程北上して道の駅「ばとう」にちょっと寄り道した後、若鮎大橋で那珂川を渡って那珂川右岸に出ます。午後になって風が強くなってきました。道の駅「喜連川」まで足を伸ばそうと考えていたのですが、日没が早いこの時期、ルートを短縮して道の駅「はが」へ戻る事にします。県道233号線(小川大金停車場線)を南下します。


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誰も居ない道〜
だーれも来ない県道233号線を南に進みます。目の前に立ちはだかる、って程ではないですが、丘を越えるために緩やかな坂道を登ります。しかし、この辺りはどの道を走っていても同じような風景なので地図無しだと迷うこと必至ですね。


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江川を渡る
県道233号線を時速30kmを上回るペースで走るうちに、江川を渡る小さな橋にさしかかります。地図を確認すると、この先で県道23号線に合流ということに。


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江川脇の土手道
ふと橋の袂を見ると、土手の上に小道が続いています。舗装が多少荒れ気味ですが、シクロクロス車で走る分には、なにも問題なさそうです。行けるところまで行ってみることにします。2km程下ったところで舗装が途切れて終了。


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JR烏山線
その後は農道を経由してJR烏山線の滝駅に到達。ローカル線の雰囲気たっぷりの路線です。そのうち乗ってみたいんですけどねー。次回は輪行で来ようかな? 確かJR宇都宮駅から直通も走っていたような。


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ここも誰も居ない〜
龍門の滝までやってきました。ここに来るのは久しぶり。前回来たときは4号車だったかな?

龍門の滝・・・那須烏山市


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冬で水量の少ない龍門の滝
紅葉シーズンも過ぎて、さすがに観光客も居ません。たまに来る人は滝では無く近くに建つ温泉施設目当てでしょうか。


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どこを走っていても似たような風景
龍門の滝を後にして、町道をグルグル巡って道の駅「はが」に戻ることに。にしても、どちらを向いても同じような風景だなあ。 町道の分岐点でルート選択を間違えてちょっとだけ大回りになりましたが、午後3時前に出発地点の道の駅「はが」に無事到着。


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夕焼け
帰りの東北道を走りながらの夕日の風景。良く晴れた一日でした。明日から天気悪くなるみたいだし、風は強かったけど今日走りに行って良かったなー。


今回の走行経路です。GPSログはこちら「log20051210_0.gpx」です。カシミール3DGoogleEarthでご覧下さい。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)

距離は75km弱、累積標高は850mちょっとでした。小さなアップダウンが連続していて、なかなかに疲れるコースですが、車がほとんど来ないルートなので、風景を楽しみながらノンビリ走る事が出来ます。


今回のルートプロファイルです。うーん、次は5号車にバッグ増設して、ハンガーノックを起こさないようにしないとなぁ。


今回はアップダウで疲れたと言うよりも向かい風と、途中の補給が悪くて後半はハンガーノック状態でしたけど。それと1代目5号車の乗車ポジションがまだちょっと悪いのかも。残り10kmなんか太股が痛くて上り坂で四苦八苦でした。30km以上の距離乗るが久しぶりだったからってのもあるのかな。

All Photographs by Ryo Masuda 2005.
Took a photograph with IXY DIGITAL 500 by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002.


この記事は[2023.08.14]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp