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風まかせ旅紀行

新潟県 十日町-西山-長岡 vol.1



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2008年5月18日(日)

本当は前日の土曜日に出掛けるつもりだったのですが、寝坊であっさりと挫折。翌日の日曜日に仕切り直しとなりました。朝6時に起きて、6時半前には最寄り駅に向かいます。JR熊谷駅を7時11分に出る上越新幹線たにがわ401号に乗車して、一路越後湯沢駅へ。この新幹線、普通の土日はがら空き状態なので、気兼ねなく輪行出来ます。この日も乗った車両には、私以外にもう一人居ただけでした。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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越後湯沢駅で待機中のほくほく線普通電車

越後湯沢駅で、ほくほく線普通電車に乗り換えです。少し先に金沢行きの特急はくたか2号の出発を見送って、8時26分に越後湯沢駅を出発します。今日は、この電車で十日町駅まで輪行移動です。[左]

越後湯沢駅から六日町までは上越線内を走ります。何度か乗ったことがある路線ですが、水の張られた田圃がとても良い眺めです。[下]


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上越線内からの風景

さて、30分程で十日町駅に到着。ほくほく線開通時に新しく整備された西口に出ます。早速5号車を展開して出発準備完了。


早速出発!と行きたいところですが、まず、近所にある道の駅「クロステン十日町」へ寄っていくことにします。ここで、お茶を調達して、中仙田に向かって出発です。


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信濃川を渡る

道の駅「クロステン十日町」の前を通る県道340号線を真っ直ぐに進んで信濃川を渡ります。今日は青空に恵まれて、なかなかのツーリング日和。


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2度の震災に耐えた星野家

県道340号線から県道49号線へ入り2kmほど北上。国道252号との交差点に建つ星野家。二度の震災に耐えた江戸末期の建物です。現在、修復作業中のようです。


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国道252号を西へ

国道252号に入って、中仙田に向かいます。まずは、前に見えている丘陵を越えなければなりません。今日一つめのピーク越えだなぁ。


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トンネルを避けて峠道へ

国道252号を前進していくと、越ヶ沢トンネルに入ってしまいますが、交通量のそこそこ有る国道のトンネルは避けたいところ。そこで、トンネル手前から県道480号線に入ります。ルート的には国道252号の旧道と言えますが、国道に指定されていたことってあるのかな?


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峠を越えた

ギアを軽くして登ること数十分(大げさ)、名無しの峠を越えて田所の集落へ降りていきます。この辺りの田圃は水が張られているものの田植えはまだ行われていません。湯沢辺りはボチボチ始まっていたから、この辺ももうすぐ田植えの時期でしょう。[左]

今日はアップダウンが続く丘陵地帯ということで、ワイドギヤ比にしてある5号車こと、GIANTのTCXシクロクロスがお供。泣き所は、ボトルケージが付けられるポイントが1ヶ所しか無いこと。お陰でペットボトルはウェストバッグに入れて走ります。ミノウラのアダプタ使って、何処かもう一ヶ所にボトルケージ付けるかなぁ。[下]


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今日のお供は5号車

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中仙田に向かって駆け下りる

標高はさほどでもないのですが、なかなかに急峻で特徴的な地形が続く東頸城丘陵です。見えているガードワイヤーの外は崖。ブレーキを握る手に自然と力が入ります。


道の駅「瀬替えの郷せんだ」に到着。ダンダン気温も上がってきて暑くなってきました。ここで、長袖を脱いでTシャツ一枚に変身。さて、この先国道403号に入り、さらに北上します。


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国道403号

道の駅「瀬替えの郷せんだ」のすぐ西側の交差点から国道403号へ入ります。国道ですが、通る車も少なく自転車には快適な道が続きます。ただ、一部に拡張工事が終わってない区間があるので、そんな所は対向車に注意が必要ですが。[左]

道の駅「瀬替えの郷せんだ」の交差点からすぐの、赤谷にある赤谷十二神社の境内にそびえ立つケヤキ。樹齢1200年と推定され、県指定の天然記念物になっています。根元の5号車が小さく見えます。[下]


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赤谷十二神社の大ケヤキ


見上げる大きさ

文字通り見上げるようなケヤキの大きさを、動画でどうぞ。


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傍らの駐車場にある案内板

神社から路地を挟んで反対側に整備された駐車場に案内板が立っています。この雪の多い地帯で、良くこれだけの樹齢を重ねられたものですね。


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小白倉

細くて古い大倉トンネル、大断面で新しい渋海トンネルを抜けると、大白倉集落、その先に小白倉の集落があります。ここは、第5回の「美しい日本のむら景観コンテスト」農林水産大臣賞となった集落です。
ここで地元のロードレーサー乗りの方と暫くお話ししつつ小休止。久しぶりに乗ったら全然足が回らなくて早々に撤退中だそうで。「埼玉から走りに来た」って言ったらビックリされました。まあ、そうだろうなぁ〜。「実は、この先の学校に居たことがあるんですよ」と明かしたら、なるほどと納得されてました。しまった、メールアドレスを聞いておくんだった・・・。

第5回美しい日本のむら景観コンテスト 農林水産大臣賞(PDF)


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大沢峠へ向かって登る

小白倉から、さらに国道403号を北上して、長岡市小国町に入ります。小国町の苔野島と原の中間から増沢川を遡り大沢峠へ。広い2車線道路を登っていきます。見た目より勾配が有ってヨロヨロしつつ登坂中の一コマ。

新潟県小国観光協会よっていがんかい


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無人の家屋が多い山野田

ひとしきり登り道が終わって峠かと思ったら、そこは山野田の集落。小白倉と違って無人になってしまった家屋が目立ちます。この家屋も立派な作りですが、無人の様子。勿体ないなぁ、と言っても、この辺りで生活するのは大変なんだろうな・・・。


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市境になっている大沢峠

山野田の集落から、細い峠道を辿ります。さっき登ってきた道と比べるとエライ狭い・・・。こっち側の道は冬期通行止めなんじゃないか? 山野田からさほどのアップダウンもないまま、大沢峠に到着。特に峠の明記はないのですが市境の表示が建っています。[左]

大沢峠を柏崎側に下りておくと、途中刈羽黒姫山がよく見えるところが。今年はもう頂上にも雪はなさそうだなぁ。2006年の5月28日に登ったときは頂上には雪が残っていたんですが。[下]


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峠の先から見える刈羽黒姫山

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田圃の中の細道を辿る

大沢から隣の山室までの間、国道252号を避けて田んぼの中の細道を行きます。この辺りはちょうど田植えが終わった直後のようですねぇ。[左]

田島から先も国道252号を避けて、鯖石川右岸の県道を走ります。いや〜、車は来ないし、道は広いし、言うこと有りません。これだけ条件が揃っていて自転車乗りに全く会わないってのが関東じゃ考えられないよなぁ〜と考えていたら、ロードレーサーが一台、向こうから走ってきました。[下]


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鯖石川右岸の県道を行く

走行経路1十日町駅から、中仙田・小白倉・山野田から大沢峠を下って、鯖石川右岸までの走行経路です。

レポートはVol.2に続きます・・・



All Photographs by Ryo Masuda 2008.
Took a photograph with IXY DIGITAL 500 by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002.


この記事は[2024.01.08]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp