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風まかせ旅紀行

新潟県 西山-出雲崎-寺泊


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2009年7月11日(土)

この日は、午前中に新潟県長岡市に公用が出来てお出かけ。そちらは予定より早く午前中に済ませてしまって、午後は自由時間となりました。ということで、道の駅「西山ふるさと公苑」に移動してBD-1を展開。え゛なんでBD-1を持ってきているのかって? もちろん、こういう状況になることを想定していたからです(キリッ

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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出発準備OK

道の駅「西山ふるさと公苑」駐車場で出発準備完了のBD-1。ここで、こんな写真を撮るのも久しぶりです。BD-1を連れてきたのは、2006年以来、と思ったら今年5月のOFF会で立ち寄ったのでしたっけ。どうも歳を取ると物覚えが悪くてダメだな。


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まず西へ

道の駅「西山ふるさと公苑」を出発して、国道116号線を横断して西へ向かいます。このまま直進すれば、私的夕日撮影ポイントとしてお気に入りの椎谷に出ることが出来ますが、そこから北上する国道352号線が観音岬で通行止めなので、そこよりも北の石地に出る道を辿ることにします。


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旧国道116号

越後線の西側に沿って延びる旧国道116号(現県道574号線)で、石地駅近くまで北上します。驚くほど車の通らないし、道は広くて舗装の状態も○。何で地元サイクリストの人と全然すれ違わないのか、凄い不思議。


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越後線の電車が追い越していく

旧国道116号を快適に北上する旁らを、越後線の4両編成が追い越していきます。[左]

越後線の石地駅近くから、県道47号線(長岡西山線)へ右折して西へ。ずっと以前に車で通ったことがあるのですが、その後に車道が拡幅&付け替えられたようで、記憶と全く違って広くて明るい二車線道路になっていました。以前は、木に覆われて昼なお暗い細道だったと記憶しています。[下]


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石地駅近くから西へ

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貯水池に出た

快適になった道を進むと、貯水池に出ました。へー、こんなのが出来たんだなぁ。農業用水ですかね?


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日本海に向かって降りて行く

標高70m弱のピークを越えると、日本海側に向かって緩やかな下り坂。


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日本海はもう目と鼻の先

日本海はもう目と鼻の先。交差点の先に海の家が見えます。さすがに未だ海水浴には早いかなぁ?


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国道352号

ここから国道352号で日本海沿いを暫く北上してみます。何処まで北上しようかと考えますが、ま、まずは出雲崎町の道の駅へ行ってみようと決めて、石地を走り抜けます。[左]

ちょっと漁港に寄り道して水分補給。ネコでも居ないかなぁ〜とキョロキョロしてみたのですが、探すと居ないのがネコ。漁港なのに・・・。[下]


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漁港

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内藤家の長屋門

新日本石油の前身のひとつ、日本石油の創始者内藤久寛を輩出した内藤家の長屋門。明治天皇の北陸行幸の際に立ち寄った場所で、今でもそのままの形で残されています。しかし、何故か所有者が群馬県多野藤岡広域市町村圏振興整備事業組合(な、長い・・・)になっています。ああ、地域の臨海学校として敷地が使われているんですね。地域外の人でも利用出来るみたいですね。これはツーリングに良いかも![左]

石地の集落を抜けると、道は日本海の直ぐ傍を進みます。パッとしない天気だけど、気分は爽快! ロードで走るのも楽しいかも。[下]


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直ぐ左は日本海

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ソフトクリーム補給

石地から2.6km程の所にある道の駅道の駅「越後出雲崎天領の里」でソフトクリーム補給です。他のに比べて少し大きめかな?


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ウミネコ

道の駅の直ぐ裏は、もちろん日本海。ウミネコがテクテクと歩いていました。


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夕凪の橋

日本海に付き出した夕凪の橋。何故か、カップルで橋の先にチェーンキーを掛けると別れないと言う伝説が(しかも結構前から)。と言うことで、この道の駅は幾度となく来ているのに、この橋は踏み入れたことがありません。


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北国街道

さて、ここも以前旅紀行の中で紹介した道、出雲崎町の北国街道。[左]

北国街道の東側、小高くなった所に神社があります(名前失念・・・)。位置的には良寛記念館の直ぐ裏手になるかな。画面中央から少し右、宅地の一角に松の木が目立つ場所が良寛堂(良寛生家跡)。[下]


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良寛堂と日本海

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丸ポストも残る

さらに北国街道を進みます。こんな妻入りの町並みが3km以上に渡って続きます。そうそう、この通りには丸ポストが5本も残っているんですよ。ちなみにお隣の寺泊は3.5kmの街道沿いに8本残っているそうです。どっちも数えたこと無いや。


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再び海沿いの国道402号

さて、未だ時間もあるようだし、どうせなら寺泊まで北上してみるか!ということで出雲崎町を後にして、再び海沿いの国道を走ります。


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旧道へ入る

寺泊手前で、国道から離れて旧道へ。[左]

旧道の東側に残る古いコンクリートの構造物。これは、ここ寺泊に鉄道(廃止時は越後交通長岡線)が通っていた証なのです。かつて西長岡と寺泊の間には、電車が走っていたんですよ。ああ、信濃川さえ渡ることが出来たら・・・と今でも想像してしまいます。

この廃線跡については「さえずりの広場from寺泊」に詳しく書かれています(>>寺泊ウォッチング>>廃線長岡鉄道)

そういえば、これをそっくりなデザインのものが、来迎寺−深沢の間にも残っているたような?[下]


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鉄道遺構

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ウミネコ整列!

寺泊水族館駐車場の堤防に並んだウミネコ。みんなで同じ方向を向くのはなぜだろう。あ、一人だけ羽を繕っているヤツが。一人だけ外れた行動するのが俺っぽい(^-^


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県道寺泊長岡線

寺泊から、県道22号線(寺泊長岡線)で越後線寺泊駅方向へ。写真の右、なにか土手状になって見えるのが廃線跡(多分)。[左]

廃線跡は途中から道路に転用されています。ということで、電車ごっこ(笑 このままJR越後線寺泊駅近くまで舗装道路が続いています。[下]


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廃線跡の道路

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未だに残る架線柱

JR越後線寺泊駅に近くなったところで、舗装道路が無くなって、その先には架線柱が残っています。風雪に耐えてよく頑張った、感動した!


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足下には枕木も残る

架線柱のはバラストと枕木も残っています。この路線、廃線後も暫くは復活話が有ったようで、長岡市与板の市街地の廃線跡も、近年まで撤去されずに残っていたようです。


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転用を免れた路盤

JR越後線と平面交差して、長岡市与板方向へと続く廃線跡の路盤。ここは特に何かに転用されることもなく残っています。まあ、これだけ細長いんじゃ、道路くらいしか使い道がないよなぁ。


JR越後線寺泊駅から、越後線に沿うようにして農道を南下。旧和島村にある道の駅「道の駅「良寛の里わしま」で一休み。


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再び旧・国道116号

道の駅「道の駅「良寛の里わしま」から少しだけ現国道116号を通り、JR越後線妙法寺駅近くから旧道へ。[左]

しかし、全く車の通らない道です。旧道周辺に住んでいる人しか使わないんだろうな。お陰で自転車にとっては天国のような道です。車来ないし、状態は良いし、景色は良いし〜。[下]


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やっぱり誰も来ない道

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良寛牛乳

JR越後線出雲崎駅近くにある良寛牛乳(農業組合法人出雲崎酪農組合)の工場。中越地方ではそこそこメジャー(だと思う)な牛乳屋さん。新潟ベース(著者は埼玉・新潟で二重生活なのです)の近くのスーパーマーケットでも普通に売っています。折角新潟で暮らすんだから地元のものを買おう!ということで、頻繁に買っています。


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良寛牛乳脇を走る越後線

良寛牛乳の傍を出発するJR越後線の普通電車。


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西日に燦めく緑

出雲崎から先も旧・国道116号を進みます。少し西に傾いた日に田圃の緑がキラキラしていて、大変に綺麗。出身地という訳でもないのに、なにか懐かしさを感じさせる風景です。


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戻ってきました

午後4時半過ぎに、道の駅「西山ふるさと公苑」に戻ってきました。午後からのポタリングだったけど、案外色々と見ることが出来ました。


走行経路1です。道の駅「西山ふるさと公苑」を出発して、石地駅から海沿いの国道に出て北上。


走行経路2です。海沿いの国道402号から、寺泊でJR越後線寺泊駅を経由して、道の駅「「道の駅「良寛の里わしま」」へ。その後は、旧・国道116号を南下して道の駅「西山ふるさと公苑」に戻りました。


ルートプロファイルです。距離は63km弱でした。GPSログはこちら「log20090711_0.gpx」です。カシミール3DGoogleEarthでご覧下さい。

地理院地図によるルート表示はこちら

All Photographs by Ryo Masuda 2009.
Took a photograph with IXY DIGITAL 810IS by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.12.23]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp