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風まかせ旅紀行

富山県 入善・黒部ポタリング Vol.2



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街道の名残を感じる荒町交差点

布施川の手前にある荒町の交差点。手前2軒の家に旧街道の面影が残っています。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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片貝橋を渡った辺り

片貝橋を渡った辺り。この先、北陸本線の下をくぐって魚津駅へと向かいます。


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北陸本線 魚津駅

JR魚津駅に到着。富山地方鉄道・新魚津駅との連絡駅でもあります。駅前は結構大きくて賑やか。駅前にある観光案内地図を眺めていたら、散歩中と思しきお爺ちゃんに声を掛けられました。しばらく自転車や天気の事等を立ち話。こういうのもポタリングの面白いところです。


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引き込み線跡

折角なので魚津埋没林を見ていくことにしました。魚津駅の南側で北陸本線のガードを潜り西側へ。おや、そこには廃線が。日本カーバイド工業の工場敷地へと続く引き込み線でした。使われなくなって20年近く経つようですが、撤去されずに残っています。


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漁協購買部

魚津漁港近くに来ました。なかなか古そうな魚津漁協の建物。入り口の屋根の上、崩れかけてるけど大丈夫かな・・・。


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こっちは本部?

こちらは海っぱたに建っている同じく魚津漁協の建物。屋根には無線のアンテナが林立しています。


魚津埋没林博物館の建物が見えてきました。建物は道路左側に見えていますが、入り口は道路右側。道路の下を通路が通っています。


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「天然記念物」時代の石碑

中庭に建つ「天然記念物」の石碑。裏には昭和11年12月指定の文字があります(発見された6年後かな?)。今は特別天然記念物に指定されています(昭和30年)。蜃気楼現象を纏めた映像が結構面白かったですよ。


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補給タイム

魚津埋没林博物館の隣のコンビニに立ち寄って、少し先の「海の駅 蜃気楼」のベンチで補給タイム。


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しんきろう自転車道

さて、ここから海沿いに出発地点の道の駅「越後市振の関」に戻ります。海沿いを走る「しんきろう自転車道」を北上。

富山県内の大規模自転車道


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経田

経田から、海沿いを少し離れて県道2号線へ。そう言えば、この辺の信号機も縦配置なんですね。


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湧き水

暫く道なりに走って黒部市生地地区に入ります。県道2号線を少し逸れて生地地区内を探検〜。この生地は町のあちこちに、このような湧き水が有ることでも有名。


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生地町内

元商店っぽい構えの建物が続くのですが、車も人ももの凄い少なくて閑散とした通りだなぁ。商店は県道沿いに移転しちゃったのかな。


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生地中橋

黒部漁港から海へ続く水路を跨ぐ生地中橋。可動橋です。たしか鉄腕Dashのソーラーカー日本一周でも紹介されたんでしたっけ?


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接続部が弧になっている

道路との接続部が弧を描いています。が、どうやって動くのかイマイチ思い浮かばない(^-^; 残念ながら稼働している様子を見ることは出来ませんでした。出港と帰港の時間帯じゃないと見られないよなぁ。


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黒部漁港

黒部漁港。日本海とは水路で繋がった内陸にある漁港。ちょっと珍しいかも。


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干物だ

生地中橋を渡って先へ。なんか魚の匂いがするなぁ〜と思ったら、軒先に干物がぶら下げられていました。おお、鮭だ。


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生地鼻灯台

生地鼻灯台。白黒の横縞という珍しいカラーリングの灯台。高さ約30mは、北陸にある灯台の中では2番目に高いんだそうです。へー。


灯台の反対側にある北洋の館。水産会社の古い倉庫を改装して資料館とした建物です。


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生地駅

北陸本線(現・あいの風とやま鉄道)生地駅。ここで既に時刻は午後2時半近くです。ちょっとノンビリし過ぎた(&距離短縮に失敗した^_^;)。ということで、寄っていくつもりだった「杉沢の沢スギ」は今回は見送りとなりました。むむ、また来る言い訳が出来た。


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入善駅前の商店街

入善駅の市街地まで来ると、雨がポツポツと落ちてきました。どうも富山・新潟県境に近づくと雨らしいな、今日は。


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越中宮崎駅近くの国道8号

入善駅前を通過して県道60号線を道なりに進み、泊の市街地を抜け笹川を渡り、ここから先は朝通ったルートを戻ることに。越中宮崎駅近くまで戻ってきました。右側は国道8号。


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市振宿

道の駅「越後市振の関」まで戻ってくると、未だ日没までには少しだけ時間があったので、道の駅から少しだけ糸魚川方面へ進んだ、市振へ行ってみることにしました。国道8号から旧道へと入ると、そこが市振宿跡で、かの松尾芭蕉が「奥の細道」の折、桔梗屋に宿を取った場所です。


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市振関所跡の案内板

市振関所跡に建つ案内板。


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市振関所跡石碑

関所跡を示す石碑と、今日雨の中走ったBD-1


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桔梗屋跡

松尾芭蕉が泊まった桔梗屋の跡。バス停も桔梗屋前になっています。


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明治天皇市振小休所址

桔梗屋跡の近くには、明治天皇市振小休所址の石碑が有りました。今日二つ目の北陸行幸関連石碑だなぁ。なんか色々見逃しているような気がしますが。


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街道の松

市振宿の糸魚川側にある立派な松の木。ここから先、糸魚川へ続く北陸道は海岸線に降りて、親不知子不知の難所を越えることになります。


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特急はくたかが駆け抜ける

来た道を道の駅「越後市振の関」へと戻ります。北陸本線を特急はくたかが走り抜けていきました。うーん、次回は電車使って、富山県西部から石川県へ行ってみようかなぁ。


走行経路1道の駅「越後市振の関」から境・ヒスイ海岸小川橋まで。


走行経路2、小川橋から権蔵橋、道の駅「うなづき」、舌山駅、電鉄黒部駅まで。


走行経路3、電鉄黒部駅から魚津駅、埋没林、しんきろう自転車道、生地中橋、下黒部橋まで。


走行経路4、下黒部橋から入善駅、市振、道の駅「越後市振の関」まで。


ルートプロファイルです。距離は87km弱、累積標高は980mでした。GPSログはこちら「log091213_0.gpx」です。カシミール3DGoogleEarthでご覧下さい。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


初っ端から雨に降られたり、近くまで行きながら宇奈月温泉まで行かなかったり、経路短縮に失敗して予定より長いコースを走ることになり最後は時間切れで見所をパスする羽目になったりと、まあ色々ハプニングは有りましたが、冬間近の富山県を楽しむことが出来ました。次は、魚津から先へ進んでみるか、それとも新潟県北から山形県へ行ってみるか? 暫くは新潟県を中心に日本海側を散歩するレポートが増えそうです。



All Photographs by Ryo Masuda 2009.
Took a photograph with IXY DIGITAL 810IS by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.12.20]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp