TOP MENU旅紀行>小出・後山隧道・三国川ポタ Vol.2

風まかせ旅紀行

新潟県 小出・後山隧道・三国川ポタ Vol.2



photo-20101031-42
六日町駅前から見える坂戸山

六日町駅前に到着。ここで一休み。何時も駅の写真ばかりなので、今日は珍しく駅前通りの方向を撮ってみました。直ぐ向こうに坂戸山(坂戸城址)が見えています。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


photo-20101031-43 photo-20101031-105
魚野川沿いの道

photo-20101031-44
五十沢MAP

六日町駅で一休みした後、魚野川沿いの道を下流方向に進みます。[上]

二日町橋で魚野川を渡り、県道233号線を走って三国川ダムへ向かいます。実はこの近所に関連会社が有ったりする訳ですが・・・。[左]


photo-20101031-45
向こうに八海山も見える

向こうに見えるのは八海山。のこぎり状に連なったピークはどこから見ても、それと分かりますね。[左]

尾根の向こうに、ちょっとだけダムが見えてきました。[下]


photo-20101031-46 photo-20101031-106
ダム本体が見えてきた

photo-20101031-47
見えてからが遠い

ダムが見えてから、意外に距離があります。4km弱手前の畔地のバス停付近を通過。


photo-20101031-48
これも双体道祖神なのかな?

清水瀬の道沿い、揺壁の上に見付けた道祖神。古いものなのか摩耗が激しくて顔立ちがハッキリ見えません。


photo-20101031-49
ダムサイト入り口

ダムサイト入り口に到着。これからあの上まで登ります。標高差130m弱有ります。


photo-20101031-50
眺められない背中の紅葉

ダム頂上を目指して登り始めます。登りながら後ろを振り返ってみた様子。綺麗だけど、登りながらだと眺められない・・・。


photo-20101031-51
折り返して続く坂

大きく左カーブした先には、まだ上り坂が続きます。


photo-20101031-52
トンネルが見えると登りはオシマイ

トンネルが見えた所で登りは終了。堤の上まで来ました。トンネルの中に堤の方へ抜けられる分岐があります。冬季の巡視用でしょうね。


photo-20101031-53
堤の上に来た

誰もいないかな?と思っていたらさに非ず。紅葉を見に来る人が結構居るみたいです。あと、地元の高校生らしき一団がダムの階段を利用してトレーニングしていました。陸上部かな?


photo-20101031-54
なかなか良い眺め

おお、コイツはなかなか良い眺めです。十和田湖のようだ!とまでは言いませんが、いや、十和田湖には行った事が無いのですが。


photo-20101031-55
来週が紅葉の盛りだろうか

紅葉の最盛には後1週間といったところでしょうか。これなら来週末は、越後湯沢辺りの紅葉もまだまだ楽しめそうです。


photo-20101031-56
青・黄・緑のグラデーション

青い空から、黄色い山頂付近、麓の緑とグラデーションの風景です。[左]

ダムの上から三国川下流方向。向こうに見える尾根は魚沼丘陵ではなく、手前の尾根の続き。その向こうに薄くなって見えているのが魚沼丘陵。[下]


photo-20101031-57 photo-20101031-107
堤上から三国川下流方向

photo-20101031-58
三国川右岸を下る

ダムを降りて、今度は三国川右岸の道を走ります。


photo-20101031-59
松の木の下に石仏が並んでいた

上の写真から少し進んだ道端の松の木の下に、石仏が並んでいるのを見付けて停車。左端は二十三夜搭ですね。


photo-20101031-60
個性的な姿かたち

なかなか個性的な姿をしていらっしゃる。他で同じようなものに出会った事がありません。


photo-20101031-61
いつ頃のだろうか?

結構摩耗しているように見えます。古い時代のものなのかな?


photo-20101031-62
中部北陸自然歩道の一部らしい

傍らに建っている案内板。江戸末期、近くの舞台村(三国川を挟んで対岸)の石工、太良兵衛の作品だそうです。それほど古いものでもないようですね。でも、一般的に見られる石仏とは随分違う感じです。


photo-20101031-63
三国川沿いの風景

一旦、三国川の左岸、つまり来た道に戻って1.5kmほど下った後、もう一度三国川右岸へ移動しました。[左]

田圃の中を真っ直ぐ伸びていく快走路。ここはロードレーサーで走っても楽しめそうです。[下]


photo-20101031-64 photo-20101031-108
ロードレーサーでも楽しめそうな道

photo-20101031-65
県道28号線からの八海山

三国川沿いから桂山(875.9m)の裾野を時計回りに回り込み県道28号線に入ると、八海山から流れ出た宇田沢川が作る扇状地の要に出ます。麓の緑から山頂の赤へとグラデーションになった八海山。


photo-20101031-66
ノコギリ歯状に続くピーク

特長有るノコギリ歯状の八海山山頂。八海山というのは浅草岳・薬師岳・大日岳などのピークを総称したもので、八海山という名前の山頂は無いんですよね。しかし、麓から見ても、あの上は怖そうです。実際怖かったしなぁ。


photo-20101031-67
道なりに五日町方面へ

県道28号線を道なりに五日町方向へと走ります。左側の丘陵に五日町スキー場が見えています。


photo-20101031-68
大崎集落入り口に建つ杉の大木

六万騎山(320.7m)も文字通り麓にある「麓」交差点で国道291号に合流し、出発地の道の駅「ゆのたに」のある小出を目指します。大崎で現道を分かれて旧道へ。大崎の集落入り口に立つ、樹齢300年ともいわれる大きな杉の木。


photo-20101031-69
杉の大木の根元には石仏

杉の木の根本には、二十三夜搭や石仏が。右は千手観音菩薩像でしょうか?


photo-20101031-70
大崎集落内の旧国道

旧国道を進みます。この先、道はちょっとした峠を越えます。


photo-20101031-71
「細越」を越す

峠の登りに掛かりました。八海山から西の坊谷山(306.6m)へ伸びる尾根を乗り越える、「細越」という名前の小さな峠です。


photo-20101031-72
峠にある雪除け

峠はトンネル、ではなくボックスカルバートになっていました。冬季の雪避けですね。切り通しだと除雪出来なくなるんでしょうね。無理に脇に寄せると雪崩になるし。


photo-20101031-73
穴地新田側

峠を越えると穴地新田。細越は片峠気味で、大崎側よりさらに高低差が有りません。正面に大きな木が見えています。


photo-20101031-74
穴地の一本杉

現国道291号との合流地点の先に、先に見えていた大きな杉の木が立っています。穴地の一本杉と呼ばれ樹齢300年超といわれているそうです。元々2本あったそうですが、明治38年に北側の1本が切り倒されました。


photo-20101031-75
道標

杉の木の根本に建つ道標。右は「穴地 経て 大倉」でしょうか。この先、旧道を行くと穴地、その先水無川沿いに大倉の地名があります。左は「穴新 東通村」と読めます。穴新は穴地新田の略かな? 東通村ってのは何処の事なんだろうか。


photo-20101031-76
国道291号

その穴地新田から先、暫く国道291号を走ります。[左]

暫く国道291号を走り、山崎新田で右折して城山トンネルへ向かう国道291号を見送って、そのまま道なりに魚野川沿いの虫野へ入ります。ここから小出の市街地までは、田圃の中の一本道を行けば良いだけ。[下]


photo-20101031-110 photo-20101031-77
虫野

photo-20101031-78
小出のシャッター街

小出の市街地まで戻ってきました。折角なので国道352号沿いの商店街へ行ってみる・・・が、なんとも寂しい状況。駅は魚野川を挟んで対岸だしなぁ。


photo-20101031-79
こんな所にSL発見

小出の街中をフラフラしていて行き当たった蒸気機関車C11-46。昭和9年に日立製作所で製造されたものだそうで。


photo-20101031-80
C11-46号機

門司所属から始まって大宮・横浜・渋川などを転々として長岡所属に。昭和46年(1971年)に、ここ小出の只見線でサヨナラ列車を牽引して現役を引退、翌昭和47年に廃車されたそうです。へぇ。

C11-46号車と分かれた後は、道の駅「ゆのたに」に戻るだけ。幾らもない距離を走って本日のポタリングは終了。


走行経路3、上越線五日町駅から六日町駅、三国川沿いをダム方向へ。


走行経路4、三国川左岸を三国川ダムへ向かい、ダムで折り返して小川、深沢まで。


走行経路5、六万騎山を回り込み、大崎、細越、穴地の一本杉から国道291号へ入り、道の駅「ゆのたに」まで。


ルートプロファイルです。走行距離は約90km、累積標高は1200m弱でした。

GPSログはこちら「log20101031_0.gpx」です。カシミール3DGoogleEarthでご覧下さい。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


走行距離が約90kmと、3号車のお散歩にしては長めの距離になりました。BD-1 Off会@富山3日目以来だろうか。お天気にも恵まれ、色々な景色を見る事が出来た一日でした。



All Photographs by Ryo Masuda 2010.
Took a photograph with IXY DIGITAL 810IS by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.11.19]に加筆修正しました。

この記事のURLをQRコードで表示



Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp