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風まかせ旅紀行

新潟県 栃尾・下田界隈ポタ Vol.2



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山神社の大きな杉の木

ダムで折り返して来た道を戻ります。行きに見掛けて、立ち寄ろうと考えていた大谷地山神社の大きな杉。鳥居が巨木の影に隠れてしまっています。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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鳥居が隠れてしまうほど

5号車との大きさ比較。杉の木の向こうに見える鳥居は2012年に新調されたものだそうで。


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名下集落方面へ

県道183号線へショートカットするため、国道289号から西に折れて名下集落方面へ。五十嵐川を渡ります。2011年にあった水害の後始末か、護岸工事の途中でした。


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五十嵐川を渡る

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向かって右に見える粟ヶ岳

進行方向の右手、収穫の終わった田圃の向こうに見えているのは粟ヶ岳でしょうか。


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県道183号線を南へ

県道183号線に合流。これを南下して葎谷集落の先にある水ノ木峠を目指します。


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越後長野温泉の近く

越後長野温泉の先、守門川を渡ります。護岸工事の様子を見て、そういえば2011年の大雨で温泉にも被害があったというニュースを思い出しました。


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緩やかだが確実に登っていく県道183号線

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早水小学校跡の「よってげ邸」

緩やかな登りをスイスイ登って行くと、何か体育館っぽいものが目に入りました。分校後かな? よく見たら門柱が残されていて、そこに「下田村立早水小学校」と残されていました。正面の建物は新しく建て替えられて「よってげ邸」として運営されています。


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小学校時代の門柱と、学校裏の守門川の流れ

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葎谷集落が見えていた

葎谷集落が見えてきました。興味深い事に水ノ木峠を挟んで反対側にも同じ名前の集落があるのです。


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大きな板碑

集落内の熊野神社の前に、大きく「義民頌徳慰霊塔」と彫られた板碑を見掛けて停車。


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百姓一揆の慰霊塔だった

近くに説明板が建てられていました。この地で起きた百姓一揆の慰霊塔でした。


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右に続く尾根を乗り越えるのが水ノ木峠

葎谷から少し進んだ所。水ノ木峠は、向かって右側の尾根を乗り越えるのです。もうすぐのはず。


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唐突に現れるゲート

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Uターン状態で峠へ

クルッと180度回って水ノ木峠への登り。県道183号線が特に問題なく通行できるのはここまで。この先の県道183号線は酷しい道のようです。


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ほぼ普通車1台分の幅しかない峠道

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申し訳程度にカラーコーンが置いてある

県道183号線側からは、ほとんど登らず水ノ木峠を越えることが出来ます。それもあって今回のルート取りになりました。しかし、中々ワイルドな路面状況だ。


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時折退避用の車線が現れる

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二車線に広がった

峠の長岡市側、道は概ね1車線の細道がグネグネと続き、ところどころに退避場所が現れます。暫く行くと二車線に広がりました。ただ二車線の部分も竣工してから結構な年月が経っていそう。峠の向こうまで二車線になることは無いでしょうね。


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もう一つの葎谷集落

もう一つの葎谷集落に来ました。そういえば、地元埼玉県内にも峠を挟んで同じ「風布」という名前を持つ集落が有ります。元は1つの集落だったのが、その後に行政区画で分断された形なんだそうですが。


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葎谷から滝之口方面へ

葎谷から滝之口方面へ降りていきます。電線が道を斜めに横切って行くのは、多分、改良前の道の名残なのか、単にこちら側に民家がないからか。この先、滝之口小学校の交差点で、今朝通ってきた道へ合流します。


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もう少しで滝之口小学校の交差点へ出るはず

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二日町辺り セイタカアワダチソウと収穫後の田圃

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杉澤町内の旧道

大野原から二日町、下塩、人面、文納と走り、杉澤町内の旧道へ。


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刈谷田川を渡った直後

杉澤町の旧道を抜けて池之島町、そして刈谷田川を渡って本明町へ。ここは初めて通る道ですが、この先はお馴染みの廃線跡へ合流します。


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廃線跡の自転車道

お馴染みの栃尾鉄道(廃止時は新潟交通栃尾線)跡に来ました。少しの間、これを見附市方向へ進みます。


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廃線跡の自転車道、栃尾方向と見附方向

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まず目の前の丘を越えて

明晶町で廃線跡を離れ、県道を池之内町方面へ。そのまま主要地方道8号線に合流して南下し小さな丘を越えます。


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桑探峠へ向かう

田井町の交差点を左折して138号線へ。桑探峠を越えて栃尾に戻るルートです。さ、今日はこれが最後の登り道。


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桑探峠を越える

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小貫(こつなぎ)の羽黒神社

桑探峠を駆け下りた先にあるのが小貫(こつなぎ)という集落。ここに羽黒神社が有ります。車でも良く通った道沿いなので、神社が有ることは以前から認識していたのですが、立ち寄ったのは今回が初めて。由来については下の写真をどうぞ。


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拝殿と由来の案内板

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栃尾新町へ降りて行く

小貫から、そのまま138号線を栃尾城跡方面へ。栃尾山田町から、栃尾新町へ駆け下ります。昔は、この道が栃尾中心部から見附方面に移動する、最短かつほぼ唯一のルートだった、と聞いたような読んだような。結構な斜度なので降雪時には苦労したとか。


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坂の途中から見る守門岳

その坂の途中から見える守門岳。いやぁ今日は本当に良く晴れた一日でした。


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栃尾大町辺り

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雁木の街並みを眺めてウロウロ

後は道の駅へ戻るだけ。真っ直ぐ戻っても勿体ないので、雁木を眺めながら街中をウロウロ。雪の季節だと、また違った印象なのですが。


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呉服店と、格子状の明かり採りが設けられた雁木

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本町に建てられた案内板

本町に建てられた街並みを紹介する案内板。地図が併記されていれば、尚良いんですが!


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解体作業中の工場跡

本町から旧栃尾駅方面へ移動して金町に入り、もうすぐ西谷川を渡るという辺りで見掛けた解体中の工場跡。


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おそらく染色工場だったのだろう

残っている建物の名前と、土地柄から推測して織物の染色工場だったようですが。それにしても大きな工場だったのだなぁ。


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栃尾駅跡

金町から西谷川を渡ると栃尾駅跡です。今はバスターミナルとして機能していますが、建物は未だに鉄道時代のままらしい。鉄道廃止からもう間もなく40年。


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「油揚げ」じゃない「あぶらげ」

栃尾ならではといえば、街中に「あぶらげ」屋さんが点在するのも、その一つ。鰹節と葱を乗せて出汁醤油で食べたり、私はあぶらげ丼にして食べたりします。何故か埼玉県内のスーパーでも売っているのです。仕入担当に新潟の人が居るのかな?

道の駅の駐車場に戻って本日のポタリングは終了。まず晴天に恵まれて、更に走りやすいコースも見つけることが出来ました。


走行経路1道の駅「R290とちお」を出発して、反時計回りに菅畑、塩谷川、梨の木トンネル、道の駅「漢学の里しただ」まで。大谷ダムを経由して、反時計回りに桑探峠、小貫、栃尾市街地へ。


走行経路2、梨の木トンネルから、道の駅「漢学の里しただ」、八木ヶ鼻橋、大谷ダム、折り返して守門川を遡り水ノ木峠。

GPSログはこちら「log20131014_0.gpx」。カシミール3DGoogleEarthをご利用下さい。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


ルートプロファイルです。走行距離は82km弱、一番標高が高かったのは水ノ木峠で約300mでした。こうやって見ると、やっぱり水ノ木峠は逆側から登ると大変そうだ。



All Photographs by Ryo Masuda 2013.
Took a photograph with FINEPIX F800EXR by FUJIFILM.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.11.05]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp