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風まかせ旅紀行

栃木県 渡良瀬遊水地・栃木市ポタリング Vol.1



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2009年4月5日(日)

前日の土曜日は、ご近所をブラブラと60km程お散歩して終了。日曜日こそはどこか行くぞ〜と意気込んだまでは良いのですが、グダグダとラジオを聴きながら夜更かしした結果、午前8時過ぎまで寝ていてThe end。いやまて、ご近所だったら未だ十分に出掛けられる時間だぞと思い直し、渡良瀬遊水地から栃木市の町並み見学ポタということに。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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出発準備完了

渡良瀬遊水地までは車で1時間と掛からないので、9時半過ぎに到着し、ササッとBD-1を展開。今回BD-1にしたのは、先日のSLXグレードのシャドーディレイラーを使った9速化のシェイクダウンを兼ねての事。ゴールデンウィーク中に、BD-1ユーザー数人で走る予定があるので、その前に走らせておいて様子を見ようという訳です。


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渡良瀬遊水地右岸を北上

まず、渡良瀬遊水地右岸を北上して栃木市を目指します。雨の心配はなさそうですが薄曇りです。


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野焼きの跡

野焼きの跡が黒々と残っていました。そういえば先週辺りが野焼きだったのかな。ニュースで聴いたような気が。


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土手下の桜
土手下に咲いていた桜。満開までもうちょっとですかね。今年は開花は早かったものの、その後に少し寒さが戻った期間が有って、開花から満開までゆっくりでした。


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県道50号線
藤岡大橋を渡った先になる栃木市藤岡文化会館内にある田中正造像に立ち寄った後、その隣にあるセブンイレブン※1で補給食&お茶を買い込みます。ここから県道50号線で渡良瀬遊水地の北側を西に回り込むように移動。路側の舗装状態があまり良くなくて、オッカナビックリ走り抜けます。

※1 このセブンイレブンは閉店したようです


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農道を北上
車を避けて途中から農道へ。車も少なくて走りやすい道です、ついでに向かい風を遮るものが無くなりましたが。途中でロードレーサーに抜かれ様声を掛けられました。地元の自転車乗りにはポピュラーな走行ルートなのか?


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永野川
北風に逆らいながら農道を北上していくと、大平町に入ったところで、「ゆうゆうプラザ」に突き当たります。一旦東に進んで永野川を渡り、800m程進んでから、再び農道を北上します。


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栃木駅北口
農道を北上していくと、住宅街に入ったと思うまもなく栃木駅に出会します。栃木駅は駅北側に街が広がっていて、南側は静かな住宅街。最も、鉄道が開業したとき、街の南端に駅が置かれたんでしょうけど。


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歌麿通り
栃木駅前から、歌麿通りを進みます。このまま直進すると日光例幣使街道へ続く道です。


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巴波川沿い
歌麿通りを離れて巴波川沿いに出てみました。農業用水を取水するための堰でしょう、たぶん。しかし、栃木市街にこんな水路の風景があるなんて全然知りませんでした。


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同じ場所から北方向
同じ位置から上流を見ます。上流川にも農業用水との分岐があって、ちょっとした公園になっています。左に見える民家。良い場所にあるなぁ〜。


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水路と桜
公園内に架かる橋の傍に桜が咲いていました。この辺りまで来ると、観光客もチラホラと居て、同じように桜を撮っていました。栃木市にこんな観光的な一面(?)が有るとは意外だったなぁ。


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下流から眺める
上と逆方向、下流からの一枚。


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鯉のぼり
巴波川沿いの路を上流へと遡ります。川の上空を泳ぐ沢山の鯉のぼりに遭遇。


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川向こうは塚田歴史伝説館
川には本物の鯉が泳いでいます。後ろに見える建物は、塚田歴史伝説館。江戸後期に創業した木材回漕問屋の建物で、現在は私設博物館となっています。


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巴波川手綱道の案内板
路沿いに、巴波川の舟運についての案内板が設置してありました。なるほど、下流で利根川に合流するから、そのまま江戸へ出られる訳か。


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蔵の街直売所
幸来橋袂にある蔵の街直売所※2。店先に農産物が置いてある様子がなかなか絵になります。とか思っていたら、この蔵を絵に描いている人が居ました。

※2 このお店、閉店してしまったようです


さらに巴波川を遡ります。こちらは横山郷土館。明治期に麻の問屋と銀行業を営んでいた豪商の建物。


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南側の石蔵
両脇には石造りの立派な蔵が建っています。使われている石材は、近くの鹿沼産の物だそうで。


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案内板
北側の石倉近くに案内板が建っていました。登録有形文化財になっているんですね。


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水路に面して出入り口のある蔵
横山郷土館脇から、旧・県庁の有った県庁堀へと繋がる水路に面して建つ蔵。水路に面して出入り口が作ってあり、荷物を船へ直接出し入れ出来るようになっています。


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栃木市役所分館
栃木県庁の敷地跡の一角に建つ栃木市役所別館※3栃木市に県庁跡?と思われるかもしれませんが、元々栃木県の県庁は現・栃木市に置かれました。県庁は時の県令三島通庸によって、明治17年に突如として宇都宮市に移転"され"ました。このときの強引な手法に一争乱あったそうで。ちなみに三島通庸は、他にも山形県福島県にも県令として赴いていますが、各地で騒動を引き起こしています。

※3 現在は栃木市文学館として利用されています


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蔵の街美術館
蔵の街美術館※4にやって来ました。約200年前、1800年代に建てられた近江商人の土蔵。現在は美術館として再利用されています。

※4 現在は栃木市美術館として別の建物に移転しています(移転前の情報アーカイブ


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蔵の街観光館
蔵の街美術館から山車会館の脇を抜けて、県道3号線(蔵の街大通り)に出ると、道の反対側に蔵の街観光館が見えます。


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見所は蔵だけじゃない
蔵だけではなく、大正・昭和初期に作られたと思しき、こんな建物もあちこちで見ることが出来ます。向かって右手のお蕎麦やさんは、大正11年(12年?)に建てられた呉服店を改装したものらしいですね。

レポートはVol.2に続きます・・・



All Photographs by Ryo Masuda 2009.
Took a photograph with IXY DIGITAL 810IS by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2024.01.03]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp