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風まかせ旅紀行

新潟県 和島・吉田・燕ポタ Vol.2



弥彦線と越後線が連絡する吉田駅。ローカル線同士の連絡駅にしては結構大きな駅舎。元々は越後鉄道(私鉄)の駅として大正時代に開業した駅です(越後線の計画・建設は民間)

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


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謎の石像群

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完全防水ヤッケ

その吉田駅近くの吉田堤町で見掛けた謎の石像群。個人宅の敷地のようですが。[上]
ストリートビューを見ると、今はすっかり片付けられていて屋根だけが残っています。2021.9.26追記

踏切近くの衣料品店(現役)で見掛けた看板。ヤッケって山屋以外では聞かなくなったなぁ。[左]


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広域農道を燕方面へ

踏切を渡り越後線の西側、弥彦線の南側の広域農道を燕方面へ。


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弥彦線を行く電車

収穫を終えた田圃の向こう、弥彦線を4両編成の電車が走って行きます。


弥彦線・燕駅。かつては新潟交通電車線との連絡駅でした(新潟交通電車線 月潟-燕間は1993年廃止)。上越新幹線との連絡駅はここではなく、一つ先の燕三条駅


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アーケードに遭遇

燕駅前を南下してアーケード「サンロード宮町」に入ります。


地図で地割りを確認すると、間口が狭く奥に長い。古くから在る街なのかもしれません。そうそう、アーケード内に銭湯がありました。[左]

道路上の屋根が無くなって商店街も終わりかと思ったら、まだ先に続きます。商店街にある戸隠神社の祭礼に合わせて、紅白の幕が飾られていて華やかな反面、人が全く居ないな。[下]


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アーケードを抜けると紅白幕

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なかなか歴史が有りそうな

アーケードを抜けて、そのまま古そうな道を水道町方面へ。何か変わった建物が見えてきました。


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鋳造工場だった

鋳造工場の建物でした。そういえば、埼玉県川口市界隈にもこんな建物があったなぁ。


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築70年超の水道塔

鋳造工場から少し進むと、町名と関係有りそうな建築物に出会しました。1938年に建設された水道塔。水道塔に隣接している燕市文化会館は、かつての浄水場跡に建っているのだそうです。


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一部はツタに覆われている

コンクリートの表面にはツタに覆われています。塔上部はコンクリート表面の剥離落下に備えてネットで覆われていました。

その後、修復工事が実施されて国の登録有形文化財に指定されたそうです。
燕市旧浄水場配水塔・・・文化遺産オンライン


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中ノ口川左岸堤防

中ノ口川左岸堤防上の道路に出ました。信濃川の分流にしては随分と低い堤防だけど、大丈夫なのかな?


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燕市交通公園で休憩

その中ノ口川堤防上の道路を走っていると、直ぐ近くにサイクルモノレールらしき物が見えました。なんだろう?と立ち寄ってみると、そこは燕市交通公園でした。無料の子供用貸し出し自転車にBD-1を混ぜてみると、お、違和感無いな。でも、子供達はBD-1のメカメカしいデザインが気になるのか、置くと間もなくワラワラと寄ってきました。


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ミニ教習所

ちゃんと信号もあるミニ教習所。写ってないですが、ちゃんと交通標識も掲示してありました。


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ゴーカートのコース

サイクルモノレールの下を走るゴーカード。トンネル交差なんかも作ってあって、結構面白そう。ここはさすがに有料です(100円/回)。


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八王寺橋

中之口川を渡る八王寺橋の歩行者・自転車専用橋。おそらく旧車道用をそのまま転用したものでしょう。この後、中ノ口川右岸の堤防上を移動して更に信濃川を渡り、などと考えていたのですが、未舗装区間(未整備?)に阻まれ、結局、八王寺橋を戻ることに。


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中ノ口川水門

八王寺橋の上流にある中ノ口川水門で中ノ口川右岸に移動します。


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直ぐ上流で信濃川本流と分岐

水門の上から上流方向。直ぐ上流で、信濃川本流と分岐しているのが、この中ノ口川。そのまま信濃川も渡って信濃川右岸まで移動。[左]

信濃川右岸堤防近くの国道403号に入ります。自動車では何度か通ったことのある道ですが、自転車では初めて。この辺りは整備が新しい区間。[下]


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国道403号

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中英大橋上から

鬼木付近で国道403号線を外れて、仮谷田川に掛かる中栄大橋を渡ります。田圃の向こうに左から国上山・弥彦山・多宝山。


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旧河道の堤防上をいく国道

信濃川の旧河道沿いに入ると、堤防そのものが国道になります。大河津分水開削以前は、現国道403号沿い辺りまで信濃川の川幅が有ったそうです。

信濃川[下流]の現状 (国土交通省北陸地方整備局信濃川下流河川事務所) pdf注意


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舗装の新しい右岸堤防

中之島中条辺りで国道403号を離れて信濃川右岸堤防上の道路へ出ました。


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信濃川と弥彦山

右岸堤防上から下流方向。信濃川の向こうには弥彦山。川幅広いねぇ。ちなみに川幅日本一を謳っているのは埼玉県内の荒川なのですが、あれは高水位敷つまり左右堤防間の距離であって、川自体は驚くほどの狭さです。[左]

行く手に与板橋が見えてきました。あの橋を渡れば出発地点の道の駅「良寛の里わしま」までもう少し。[下]


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与板橋が見えてきた

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与板橋を渡る

与板橋を渡ります。空には秋の季語でもある鱗雲。


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与板橋から見る信濃川上流

与板橋の上から見る信濃川上流方向。今日は水面も穏やか。


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塩之入トンネル(与板側)

与板橋から県道274号線に入り、道の駅「良寛の里わしま」までの最後の難関、塩之入トンネルに差し掛かります。


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和島側に旧道の痕跡

トンネルを抜けて和島側に出ると、右側に旧道と思しき道が残っていました。水道設備(多分)が有るので破棄されずに残っているのかな?


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旧道には旧旧道の案内が

その旧道に入ってみると、そこには塩之入峠越えの旧道へ向かう径がありました。良寛も通った径らしい。


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峠へ至る道

結構きつそうな道。ここは旧道から峠道への取り付けとして新たに開削した部分かな?[左]

和島側に駆け下りていきます。結構な急坂だな。[下]


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こんなに登ったか?と思うほど下る

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桐島村道路元標

越後線の踏切近くにある北野の交差点で、往路に通った旧国道116号に合流。西に1km走ると和島の中心部に戻ります。かつての村の名前「桐島村」が刻まれた道路元標が残っています。


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島崎船着場跡

郷本川の畔に何か案内板が建っているのが目に入りました。かつて水運が盛んだったところ、ここに船着場があったそうです。へぇ。

あとは、はちすば通りを通って道の駅へ戻り、本日のポタリングは終了となりました。秋晴れとはいかなかったけど、昨日の天気を考えると雨に降られなかっただけでも幸せか(注:前日19日は雨模様のお天気でした)


走行経路3吉田駅から燕駅周辺を通って、国道403号を経由して仮谷田川まで。


走行経路4、仮谷田川から信濃川右岸堤防・与板橋を通り、道の駅に戻るまで。


ルートプロファイルです。走行距離は約62km、累積標高は580mちょっとでした。

GPSログはこちら「log20100920_0.gpx」です。カシミール3DGoogleEarthでご覧下さい。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)



All Photographs by Ryo Masuda 2010.
Took a photograph with IXY DIGITAL 810IS by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.11.21]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp