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風まかせ旅紀行

埼玉・群馬県 神流川周辺ポタ Vol.2



地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)

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朝日工業埼玉事業所

廃線跡の歩道から県道22号線に出て、朝日工業の敷地脇を進みます。上武鉄道の終着駅は、その朝日工業の敷地内にあったそうです。元々が工場の専用線ですからね。


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県道22号線の旧道

県道22号線から旧道に入ります。この辺りを走るのは2回目だったかな?


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若泉村道路元標

その旧道から神流川の水辺公園に降りる道のY字路に残る、若泉村道路元標。今の渡戸橋が出来たのは昭和11年の事で、それまでは水辺公園辺りに橋(さらに前は渡舟)があったそうです。道路元標が置かれた大正時代は、この辺が交通の要衝だったんだな。


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「渡戸の渡し」の案内板

水辺公園入口に設置された、その「渡戸の渡し」の案内板。

きまぐれ旅写真館渡戸橋


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対岸にも道が残っているようだ

周辺マップ。対岸の川岸に降りる旧道も残っているようです。国土地理院の地形図にも表記がありますね。


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上流に見える渡戸橋

渡戸の渡し跡から上流方向に見える渡戸橋。赤く見えるのは昭和52年に作られた歩行者専用橋。奥に隠れている渡戸橋は、昭和11年(1936年)に作られた開腹コンクリートアーチ橋で、もうすぐ築80年。


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紅葉が綺麗

赤い葉っぱが綺麗でしばらくこの風景を眺めながら休憩。


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群馬県に入った

さて、折角なので近くの道の駅「上州おにし」まで行ってみることにします。先ほどまで眺めていた渡戸橋を渡り、群馬県鬼石町に入ります。


車で何度か通ったことがあるのですが、自転車で通るのは初めて。古い民家がポツポツと残っていて、藤岡街道時代の雰囲気が少し伝わってくるような感じがします。


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外された国道の旧橋

国道462号に合流して、神流川左岸を上流方向へ。三波川を越える現国道の左側に旧道の橋台が残されていました。さらに左にあるのは、橋台の古さから見て旧々道なのでしょう。橋自体は架け替えられているようですが。


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案外車が少ない国道462号

国道462号を進みます。車もそんなに多くないし中々走りやすい道です。アパートからも近いし、冬に晩秋から冬にかけてのサイクリングフィールドの一つとして良いな。


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道の駅裏にある小学校跡

道の駅「上州おにし」に到着。駐車場の奥に残っているこの建物は、昭和50年に廃校となった譲原小学校の校舎。昭和9年に建てられたものらしい。


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校舎と紅葉

校舎と紅葉の対比。校舎に生徒の声が響いていた頃は、この木ももう少し低かったのでしょうか。


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道の駅の一角にある資料室

道の駅の一角にある三波川変成帯の資料室。


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神泉橋の上から見た神流川

道の駅「上州おにし」で小休止の後、神流川沿いに少し戻って神泉橋を渡って、一旦埼玉県へ。神泉橋の上から見た神流川上流方向。


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あっちは埼玉県

橋の埼玉県側に自転車を置いて、歩いて再び神泉橋の上に。あっちのほうが埼玉県。紅葉に最盛期はもうちょっと後?


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上武橋を渡って再び鬼石町

神泉橋から、寺内、日向、坊地と通って、上武橋で再び神流川を渡って鬼石町内へ。ここが旧街道かな? 間口が狭く細長い地割りが彼方此方に残っています。


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神流川左岸を藤岡方面へ

鬼石町の北で国道462号に合流し、そのまま道なりに北上します。浄法寺交差点で東に折れて神流橋に向かう国道462号と別れて、そのまま道なりに県道13号線=西上州やまびこ街道を進みます。


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牛田工業団地入口交差点で、県道13号線の東側の細道へ入ります。目指すのは本郷埴輪窯跡。神流川左岸の河岸段丘に作られた埴輪を焼いた窯の跡が残っているそうなのです。


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道すがらに見かけた道標らしき石柱。摩耗していて文字は読み取ることができませんでした。が、ここが古い通りである事の査証にはなるでしょうか。


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土師神社に来た

本郷にある土師神社。埴輪を生産した土地に、土師の名前が残っているとは素晴らしい。


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奉納相撲の土俵

境内にある奉納のための土俵「土師の辻」 注連縄が張られて神域であることを示しています。


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「土師の辻」説明板

藤岡市設置の「土師の辻」の説明板。へぇ。


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土師神社の参道

土師神社の鳥居。長い参道です、昔は通りを兼ねていたんでしょうか。


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窯跡の石碑

土師神社から少し行ったところに建つ埴輪製造之窯跡の石碑。写真を撮っている背中500m位行くと、今の神流川の河川敷に出ます。


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窯跡

小屋の下に保存されている窯跡。斜面と粘土の両方が得やすい土地だったのでしょう。行きに通っていた古墳群とは神流川を挟んで反対側ですが、関係あったのだろうか。


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土師神社を案内する道標

窯跡から、群馬藤岡駅方面へ行ってみることに。国道254号の跨線橋下を通って、西上州やまびこ街道とのY字路に来ました。その交差点に建っていた土師神社への道標。


JR八高線の群馬藤岡駅に来ました。駅に立ち寄ったのは初めて。近所では道の駅「ふじおか」等は、何回か来たこと有るのですが、近所だと逆に立ち寄らないんだよなぁ。


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諏訪神社

群馬藤岡駅から、先ほどのY字路近くにある諏訪神社。境内には大国神社や八坂神社も有ります。それぞれから勧請したのでしょう。


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藤武橋を渡って埼玉県

諏訪神社に今日の無事にお願いして、旧国道254号、現在の県道23号線に入り道なりに東へ。小林交差点で現国道254号と合流し藤武橋を渡って埼玉県>へ。車で出かけた際、上信越道が渋滞している時に、この橋を渡って埼玉県に戻ってくる事は珍しくないのですが、歩道を走ったのは初めて。


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いい道見っけ

後は出発地点に戻るだけ。交通量の少ない道を選びながら、来たときと同じように丹荘、児玉駅近くを通り、徐々に出発地の遺跡の森総合公園へ。微妙に向かい風でだんだん脚が重くなります。


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駐車場に戻った

無事駐車場に戻る事が出来ました。今日のお供3号車と母艦の2ショット。なんだか3号車が大きく見えるけど、まぁ実際母艦がそれ程大きくないのでして・・・。3号車を母艦に積み込んで駐車場を出発し1時間半ほどで帰宅。走行距離は長い方では有りませんでしたが、色々見ることが出来て面白かった。近所にも見ておくべきものは沢山有りますね。


走行経路2、雉岡城跡から塙保己一旧宅、丹荘駅、上武鉄道跡の往路と、神流川左岸の土師神社、埴輪窯跡、群馬藤岡駅から児玉への復路。

GPSログはこちら「log20111123_0.gpx」。カシミール3DGoogleEarthでご覧下さい。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


走行経路3、上武鉄道跡から渡戸橋、鬼石町、国道462号、道の駅「上州おにし」の往路。折返して神泉橋、上武橋、鬼石町、国道462号(神流川左岸)の復路。


ルートプロファイルです。走行距離は約60km、累積標高は約700mでした。



All Photographs by Ryo Masuda 2011.
Took a photograph with IXY DIGITAL 810IS by Canon.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.11.12]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp