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風まかせ旅紀行

新潟県 仙田・高柳・石黒界隈ポタ Vol.1



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2012年9月9日(日)

5月の連休来となる久しぶりの新潟遠征。今回は小千谷市から鯖石川ダム、石黒集落から小岩トンネルを通るルート。春に残雪で通れなかった仙田トンネルに行くのも目的の一つです。拠点は毎度おなじみ、道の駅「ちぢみの里おぢや」。前日に移動して車中泊、出来るほどの体力は無くなってきたので、朝、関越自動車道を移動して午前8時過ぎに道の駅に到着。連れてきたのは5号車。リアディレイラの調子が悪いのですが、今日の行程を考えると、フロントトリプルの用意が無いと登れなくなりそうなので、強行出場です。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)

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朝の商店街

午前8時半過ぎ、幾分暑さを感じ始めながら道の駅「ちぢみの里おぢや」を出発して、小千谷駅前から延びる商店街を走り抜けます。

旭橋で信濃川左岸へ渡ります。この風景を見るのも久しぶり。[下]


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旭橋

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船岡山の南側

旭橋から先、船岡山の東側を回りこむようにして、その南側に広がる田圃に来ました。左に見えているのはかつてスキー場もあった山本山。


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まず大白倉を目指す

高畑集落内で関越自動車道の下を潜り、地方道56号線で大白倉を目指します。途中、道見峠へ至る道との分岐までは走った事のある場所です。

新潟県 東頸城丘陵・峠巡り


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右へ行けば道見峠

道見峠へ至る道との分岐に来ました。右が道見峠への道、左がこれから進む道。初めて通る道にどんな風景が待っているのか楽しみ。


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まだ緩やかな登り

左に田圃や池(鯉養殖用でしょうか?)を見ながら緩やかに登ります。この辺はまだ快走出来る程度の勾配。この先の左カーブを曲がると・・・


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結構キツいダラダラ坂

勾配が急にきつくなり、600m程の直線で標高50mを一挙に登ります。[左]

その先は登ったり下ったりが続く道。おおよそ平らな区間が有りません。こりゃ想像以上にキツイかも。[下]


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登ったり下ったり

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北山小学校跡

山新田、若栃を通り北山へ。ちょっとしたピークを登り切った道の脇に、何か門柱らしきものを見掛けて停車。北山小学校跡でした。[左]

民家の点在する北山集落。[下]


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北山集落

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直江兼続縁の地であるらしい

この北山は直江兼続の祖先が居住していたとする伝承があるそうです。


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T字路を大白倉方面へ

北山集落のはずれ、大白倉方面と真人・栗山方面とのT字路に来ました。この先は道幅も狭くなるようだ。


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大白倉との堺までまだ登る

北山から先も登り一本調子ではなくアップダウンの繰り返し。写真は来た道を振り返ったところ。


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市境に来た

小千谷市十日町市の堺まで来ました。後は1.5km程降りれば大白倉・小白倉です。[左]

久しぶりに来た小白倉。以前と特に変わった様子もなく一安心。[下]


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小白倉

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白倉小学校跡

大白倉と小白倉の間にある、白倉小学校跡で一休み。


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渋海トンネルを避けて旧道へ

大白倉から国道403号で中仙田へ移動します。渋海トンネルは走った事があるので、その上を通る旧道へ。[左]

直ぐ下を通る現道は何度か通ったことがあるのですが、旧道から見る風景は初めて。[下]


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旧道を通るのは初めて

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ピーク近くから振り返った棚田

ピーク近くから白倉方向を振り返った棚田。沿道に田圃がある為か、道としては現役ですが、中仙田側のほうが少し荒れ気味でした。


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国道403号に合流

渋海トンネル上の旧道から現国道403号に合流し、大倉トンネルを抜けて岩瀬集落内。中仙田の道の駅「瀬替えの郷せんだ」までは直ぐ先です。


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中仙田集落

道の駅「瀬替えの郷せんだ」で小休止の後、中仙田の集落から、仙田トンネルを目指します。


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4月は残雪で通ることが出来なかった道

今年4月末に来たときは、残雪で通ることが出来ず撤退した道。覚悟の上とはいえ、結構な勾配で登り続けます。


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想像以上にワイルドな道

なんだかワイルドな道になって来ました。通り抜けられるのだろうか?


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仙田トンネル

中仙田集落から標高差150m余りを登って仙田トンネルに到着。地図から想像していたより大きなトンネルでした。国道252号の山中トンネルが開通するまでは、この辺りで渋海川沿いと鯖石川沿いを結ぶ数少ないルートの一つだったのでしょうか?


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トンネルの中から刈羽黒姫が見える

トンネルも柏崎市側は90度の急カーブ。向こうに見えるのは刈羽黒姫山。


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柏崎市側は急カーブ

柏崎市側の坑門。こうして見ると中々凄い所に作られたトンネルです。いつ頃作られた道なのだろうか?


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刈羽黒姫山の全容が見渡せる

トンネルの中からも見えていた刈羽黒姫山。ここからだと、鯖石川を挟んで直線7kmの位置です。


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トンネル近くは道幅が広い

退避場所か、それとも部分的に2車線化の工事が進んだ跡なのか分かりませんが、トンネル近くは少し広くなっています。


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高柳町山中に向かう

仙田トンネルから高柳町山中の集落に向かって、どんどん降りていきます。[左]

丘陵地帯のこんな上まで田圃が有るのが、東頸城の典型的な風景だと思います。[下]


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丘陵の上まで田圃がある

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高柳町山中集落

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細道だがメインストリートなのだ

山中集落まで降りてきました。人里に入るとホッとします。[上]

民家の直ぐ裏を行く細道。高柳町の中心部へ出られる道は、この細道しか有りません。この時期はどうということはありませんが、冬は大変だろうなぁ。[左]


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道脇に建つ駐車場

道に面して建つ駐車場。たとえ母屋から多少離れても、直ぐに道に出られるように駐車場を作るのは、冬の除雪を考えての事でしょう。[左]

山中集落から国道252号に向かって降りる道。ここは4月にも走った道です。[下]


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棚田の中を降りていく

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もう少しで国道

もう少しで国道252号と合流。ひとまず今日の難所を一つクリアしました。


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国道252号

国道252号に合流した後、高柳町岡野へ向かいます。ひとまずで休憩するつもり。[左]

国道252号から左折して、主要地方道12号線に入ります。いつもと変わらぬ岡野町の町並み。[下]


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岡野町

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柏崎市役所高柳事務所

通りから、少し奥まった所にある柏崎市役所高柳事務所と駐車場。ここもポタリングの拠点として使えそう。[左]

鯖石川ダムに向かってゆるやかに登り続けます。ここも今年4月末に走ったルートです。[下]


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鯖石川ダムに向かって登る

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荻ノ島に寄り道

折角なので、荻ノ島の環状集落に立ち寄ることにします。秋に来るのは初めてかな?

レポートはVol.2に続きます。


走行経路1道の駅「ちぢみの里おぢや」から旭橋、山新田から若栃まで。


走行経路2、若栃から北山、小白倉で折返して大倉トンネルを通り、道の駅「瀬替えの郷せんだ」まで。


走行経路3、中仙田から仙田トンネルを通り、岡野、道の駅「じょんのびの里高柳」、荻ノ島、鯖石川ダムから石黒集落方面へ。



All Photographs by Ryo Masuda 2012.
Took a photograph with FINEPIX F300EXR by FUJIFILM.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.11.11]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp