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風まかせ旅紀行

新潟県 東頸城丘陵・峠巡り2 Vol.2



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来たのは2月以来の八王子集落

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旧道と田圃の残雪

八王子の集落に入りました。ここに来たのは今年2月に除雪ボランティアで訪れて以来。[上]

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)

雪はまだ残っていますが、全体が雪に埋まっていた2月とは別の場所に見えてしまいます。[左]


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ここまでは楽な登りだったが

八王子集落辺りまで、道の勾配はご覧の通りそれ程の厳しさではありません。


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ここから先がツライ

集落の一番上の辺り。この辺りから勾配が急になります。


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路面はご覧の状況

集落内は二車線だった道路が再び細道に。この辺りはまだ冬期通行止めの扱いで、路面は雪解けの水と共に流れ出たであろう木片などが散乱していました。


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桜の花が残っていた

桜の時期は過ぎてしまったようですが、チラホラとその名残が咲いていました。


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カタクリが咲いていた

斜面にチラチラと薄紫色の何かが見えたので、停まって観察。カタクリの花の群生でした。この時期にここを通るのは3度目か4度目ですが、カタクリの花に気がついたのは初めて。


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峠まで来た

峠は小さな切り通しになっています。ここを越えれば柏崎市


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以前と変わらぬ風景

峠に到着。以前と変わらぬパノラマを望むことが出来ました。[左]

正面に見えるのは米山。まだまだ雪が残っています。BD-1新潟OFFの時、事前調査として4月18日にここに来ているのですが、写真を見比べてみると、その時より残雪が多いですね。[下]


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正面に米山

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田圃に水が入り始めていた

平野部の田んぼにチラホラと水が入っている様子が見えます。


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海まで見通せる

霞掛かっていてはっきりしませんが、海まで見えていました。もうちょっと4月上旬の空気が住んだ頃ならハッキリ見えるだろうか。でも、その頃にはこの峠は雪に閉ざされていそう。


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これから下る道

これから下る道。踏み外すとあの斜面を転がる事に。気を付けて降りることにしよう。


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峠の番人?

峠に立つ2体のカカシ。上りの湧水に居たのと兄弟ですかね。


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米山と麓の集落

米山と麓の集落。ずっと眺めていても飽きません。ここから見る夕日も綺麗だろうなぁ。


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新緑の中を下る

新緑の峠道を降りていきます。路面は枯れ枝葉で覆われていて、うっかりブレーキングすると滑りそう。


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峠下の集落

峠の麓、石川集落から佐之久集落に降りてきました。


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鯖石川

雪解け水で茶褐色に濁った鯖石川を越えて、尼が額峠へ向かいます。[左]

エッチラオッチラと尼が額峠を登ります。本来の峠はもう少し南側にあるのですが、自転車では通行出来ないので、勝手にこちらを峠と認識しているのです。[下]


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尼が額峠を登る

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峠を越えた

峠を越えると、新緑の枝葉の向こうに残雪の峰々。なんとなく高原風な風景。[左]

重力に任せて峠を駆け下ります。さてこの先、廻谷峠方面は何度か走ったことがあるので、今回は手前で曲がれ右して、芋川沿いに鵜川に出ることにします。[下]


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しばらく下り坂

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鵜川

鵜川沿いの道路に出ました。茶褐色だった鯖石川に比べると、随分澄んでいます。鯖石川より上流部の雪解けが早いのだろうか。


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田圃と残雪の米山

水の張られた田圃と残雪の米山。田圃全てに水が張られたら、鏡のように水面に米山が映るだろうか?


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ここも初めて走る道

新屋敷、南下集落を通り新潟工科大学近くへ。


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お気に入りの道に合流

新潟工科大学の西側を半周するようにして、以前、BD-1 Off会で通った道へ合流。[左]

この道、路面状態は良好だし、車の通りも少ないので、この周辺を走ろうとするとついつい選んでしまうルートです。[下]


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交通量が少ないが路線バスが通う道

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田植え間近という感じ

お、この田圃は代掻きも終わって、明日にでも田植えが始まりそうな感じですね。


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空を飛ぶ感じ

田圃の水面に空が映って、空を飛ぶような感覚になります。田植え前のこの時期にだけ出来る体験。


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陸橋脇の踏切を渡る

地方道73号線の陸橋で信越本線を越えようとした所、脇に小さな踏切があるのが見えたので、それを渡ることに。


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国道291号

国道291号を長岡方面へ進みます。今日走ったどの道よりも交通量が多いけど、それでも荒サイより走りやすい、なんて考えてしまいます。最近走ってないけどなぁ、荒サイ。


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もう一度信越本線を越える

北条駅を過ぎて東へ折れていく国道291号を見送って、なお少しだけ北上。小さな踏切で再び信越本線を越えます。[左]

久の崎から東条辺り。ここもかつて一度通ったことの有る道。なのですが、景色に目を遣ると新鮮に映ります。新緑の成せる技だろうか。[下]


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ここも以前通ったはず

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本日最後の峠道へ差し掛かる
再び信越本線と並んで、本日最後の峠道へ

向かいます。この少し先が長鳥駅。


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ユルユルと登る塚山峠

幾度となく登っている塚山峠。標高差と勾配以上に厳しい記憶があるのは、いつも一番最後に通り掛かるからでしょう。ユルユル・ダラダラと登ります。


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塚野山へ一直線

塚山峠を無事越えて、一挙に駆け下って塚野山へ。後は大したアップダウンも無いので、すっかり帰り着いた心地です。


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三波春夫氏の銅像

ご無沙汰していた三波春夫氏にも久しぶりの再会。この風景の中で氏の代表曲を1曲聞くのが結構良いのです。

三波春夫顕彰碑・・・長岡市


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親沢の天然ガスプラント

渋海川沿いに延びる国道404号を北上します。岩塚製菓の工場脇を通り、親沢まで来ると右側に見えてくるのが天然ガスプラント。国内ではなかなかお目にかかれないでしょうかね。

天然ガス事業・・・INPEX


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来迎寺駅

瑞穂橋で渋海川を渡り、朝日酒造の工場脇を通って来迎寺駅で一休み。つい去年までは前線基地の最寄り駅でした。BD-1富山県OFFはここから出発したんだよな。


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人を踏み台位にしか思ってないな、おっちゃん

来迎寺から片貝へ、越路原をぐるっと回りこむように小千谷に向かいます。その途中、後ろにピタリとついて無賃乗車してきたおっちゃん。おいおい、そんな高級バイクに乗って3万円フレームのケツに隠れてちゃダメでしょう(笑


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小千谷に帰ってきた

片貝から高梨町、ちょっとだけ国道351号に合流し国道17号を横断。信濃川沿いの旧国道351号から道なりに直進して、朝も通った旭橋で信濃川を渡ります。いつ度となく走ったことのある地域ですが、初めて通る道を有って色々見ることが出来た一日でした。


走行経路4、石川峠の下から鯖石川を渡り、尼が額峠、鵜川沿いへ出て、信越本線・安田駅方面へ。


走行経路5、信越本線沿いに塚山峠、三波春夫氏像から来迎寺駅方面へ。


走行経路6、信越本線・来迎寺駅から片貝、高梨、旧国道から旭橋へ出て道の駅「ちぢみの里おぢや」へ戻りました。

GPSログはこちら「log20130429_0.gpx」。カシミール3DGoogleEarthをご利用下さい。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)


ルートプロファイル。走行距離は約102km、累積標高は約1800mでした。こう見ると、市ノ沢と法末、そして石川峠は標高がほとんど同じなのですね。



All Photographs by Ryo Masuda 2013.
Took a photograph with FINEPIX F800EXR by FUJIFILM.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.11.08]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp