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風まかせ旅紀行

新潟県 東頸城丘陵・峠巡り2 Vol.1



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2013年04月29日

毎年恒例となった、大型連休中の新潟県内取材。日程と天気予報とを睨めっこした結果、今年は連休前半の最後の1日だけ走って1泊し、翌日は移動のみという計画。さて行く日は決定したものの、コースが思い浮かばない。そこで、2007年の「新潟県 東頸城丘陵・峠巡り」とほとんど同じルートを辿ることにしました。同じコースを辿っても、6年を経れば何か違う発見が出来るかも知れません。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)

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早朝の関越道

2代目5号車と道具一式を積み込んで、関越自動車道を一路北へ。朝早いこともあってか、大型連休中とは思えない交通量の少なさ。順調に関越自動車道を進み、午前8時半頃に小千谷市にある道の駅「ちぢみの里おぢや」に到着。[左]

午前9時に道の駅「ちぢみの里おぢや」を出発。何時もの道で上越線・小千谷駅方面へ降りて行きます。下にちょっとだけ見えている線路が上越線。[下]


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何時もの道を降りる

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旭橋

毎度お馴染みの旭橋で魚野川を渡ります。[左]

旭橋を渡ってそのまま道なりに進みます。国道291号沿いに並ぶ商店街を通過。[下]


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通る車も少ない朝の商店街

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ここも幾度か通った事の有る道

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市街地を抜けた

本町二丁目の交差点で、国道291号から左折して稲荷町へ。船岡山の西側へ少し登って上ノ山1丁目で地方道49号線に合流。[上]

上ノ山4丁目交差点のセブンイレブンで早速補給。何せこの先はコンビニは疎か商店も期待出来ないルート。補給後、再び地方道49号線を南下します。[左]


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山本山トンネル北側の近く

関越自動車道・山本山トンネルの上を越え、ちょっとした登り道に差し掛かります。


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未舗装路に出た

下りに転じた所で脇に延びる細道へ。が砂利道にぶつかりました。地図を確認すると砂利道の方は行き止まり。その左側、雪に覆われた道がこの先のルートへの近道のようですが、これでは通過は無理。


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吉田集落へ向かう

丘の裾へ降りて、平地と丘の境界を吉田集落方面へ進みます。道の両脇に雪が残っていました。除雪で道の両側に積み上げられた名残でしょう。[上]

2代目5号車と残雪。1年前も同じような写真を撮りましたね。[左]


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新緑が綺麗

残雪を新緑。さてこの丘を登らなければなりません。電柱が立っている所は旧道のようです。[左]

大きく回り込む新道で丘を登ると、十日町方面の眺めが良い場所に出ました。川面がチラリと見えているのは信濃川。[下]


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十日町方面の眺め

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田んぼの向こうは山本山

ヘアピン状の道を登って、さっき通ってきた辺りの上に来ました。左奥、アンテナ群が建っている丘陵が山本山。以前はスキー場が在った山です。


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細道になった

ヘアピンカーブを登った先は細道でした。どうやら通行止めということは無さそうなので、そのまま進むことに。[左]

ここは小さな魚沼スカイラインかと思うような道でした。遥々出かけてきた甲斐があるというものです。[下]


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予想以上に面白い道だった


道の様子を動画で

久しぶりに道の様子を動画で。


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新緑がまだ少ない

斜面に広がる棚田と民家。その中を縫う地方道56号線を走ったのは2012年9月。ちょいとアップダウンの厳しい道でした。


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新緑の向こうで道が分かれる

時折現れる新緑のトンネル。その向こう、道が分かれているようです。


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庚申塔と二十三夜塔

直ぐ下、尾根の南斜面に点在する集落へ降りる道のようです。昔から在る杣道を拡張したのでしょうか、古そうな石仏が居りました。庚申塔と二十三夜塔でした。


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カタクリ一輪

二十三夜塔の前にカタクリが一輪。


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昨年9月にも通った道

市ノ沢集落で地方道56号線に合流しました。ここから暫くは56号線を進みます。


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若栃小学校跡

去年見逃した小千谷市立若栃小学校跡。2005年まで現役だったようです。[左]

小学校跡から少し進んだ所で56号線から445号線「法末真人線」に入って、芹久保集落へ登ってきます。[下]


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芹久保集落へ登る

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芹沢集落

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田んぼに残る雪

道見峠の南側、標高150〜250m位の斜面に広がる芹沢集落。[上]

棚田には未だ多くの雪が残っていました。この冬は雪はそれ程でもありませんでしたが、4月に入ってからも寒い日が続いたからなぁ。[左]


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田んぼの雪割り

その棚田では雪を割って溶かす作業が進んでいました。この風景じゃ想像も付かないけど、小千谷・長岡辺りは5月始めには田植えだもんなぁ。6月終わりでも田植えしている埼玉県とはずいぶん違います。


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水芭蕉

芹久保集落を通り抜けて、一段と急になった坂を登り切ると、道の傍らに小さな池があり水芭蕉が咲いていました。


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長岡市小国町法末

市境を越えて小千谷市から長岡市小国町へ入りました。道見峠の南側で名無しのピークを越え、直接法末集落へ入ります。4月末ですが、朝晩はまだまだ寒そうな景色です。


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法末小学校跡の法末自然の家「やまびこ」

峠を少し降りたところにあるのが法末自然の家「やまびこ」。元は法末小学校です。

法末自然の家「やまびこ」
法末自然の家「やまびこ」 - 長岡市


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田んぼはまだ枯れ草一色

棚田の畦も未だ枯れ草に覆われているだけ。その枯れ草もようやく雪から顔を出したといった感じです。[左]

法末集落を後にして、渋海川に向かって下っていきます。[下]


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渋海川へ向かう

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峠近くとは緑が違う

渋海川近くまで降りてきました。大した標高差ではありませんが、それでも峠周辺とは緑の様子が違います。


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どこか休憩場所は・・・

とりあえず、どこか小休止出来る所〜と考えます。そうだ、森林公園ならトイレと自販機くらいはあるかもしれない。


ちょっと大回りしましたが、おぐに森林公園に到着して水分補給。ここは駐車場も広いし温泉もあるし、ポタリングの拠点として良いかもしれません。今度、ここを拠点にしたルートを考えてみよう。


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国道403号

次は石川峠へ登るつもり。先ずは小国地域総合センター方面へ向かい、小国隧道から伸びてきた国道403号に合流。


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茶色く染まった路面

小国地域総合センターの手前で細道に入り、小国町法坂へ向かいます。この茶色く染まった路面を見ると、新潟の道を走っているのだなぁと実感するのは、元長岡市民だからでしょうか。


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右後ろの建物が長岡市役所小国支所

長岡市役所小国支所と小国商工会の間に残る雪山。冬の間、除雪でうず高く積まれた名残。


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小国商工会

その小国商工会の建物。小国町の観光案内所でもあります。

新潟県小国観光協会


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渋海川

小国橋で渋海川を渡ります。写真は上流方向、遡れば松代・松之山辺り。アップダウンが厳しくて自転車ではついつい敬遠してしまう地帯です。


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土口集落

渋海川左岸に入り、上村、下村を通って土口集落から石川峠へ登り始めます。長岡在の頃を含めて数回来ている、新潟県内では馴染みのある峠道の一つ。[左]

土口集落を過ぎると細道に。この先は冬期通行止めの区間。[下]


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集落外れから細道になる

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湧き水を勧める案山子が一人

まだ緩やかな上り坂を進むと、カーブの先に何やら立っています。湧き水で喉を潤せと勧める案山子なのでした。


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所々補修されていた

更に進んで離山集落跡辺りでは、ありがたい事に舗装が修繕されていました。

レポートはVol.2へ続きます・・・


走行経路1、道の駅から小千谷市街を抜けて市ノ沢まで。


走行経路2、市ノ沢から法末、小国商工会の交差点まで。


走行経路3、小国商工会の交差点から渋海川を渡り、土口、石川峠まで。



All Photographs by Ryo Masuda 2013.
Took a photograph with FINEPIX F800EXR by FUJIFILM.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.11.08]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp