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風まかせ旅紀行

新潟県 十日町-三条ポタ Vol.1



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2015年5月17日(日)

毎年の恒例行事と成りつつある、5月の新潟県内ポタ。辺り一面の田圃が鏡のようになり、その水面に残雪の山々。うん、忙しいとか財政が厳しいとか言い訳を並べている場合じゃ無い。今行かなきゃ来年には見られぬかも知れぬ。

さて、行くと決めたら何処から走り始めようか? 北陸新幹線延伸開通に伴って、ほくほく線は特急が全廃されましたが、その代わり普通列車と上越新幹線の接続が良くなり、9時前には十日町駅に到着出来るようになりました。折角だからその利便性を生かしてみようと、久しぶりに十日町駅をスタートする事に。後は適当に走って、三条市方面へ向かうことに。この辺りの道はそこそこ知っているので迷子になることは無いでしょう。

地理院地図によるルート表示はこちら(別Windowで表示します)

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毎度おなじみ「MAXたにがわ」401号

当webサイトでは、最も登場回数が多い熊谷駅7時15分発の上越新幹線下り「MAXたにがわ」401号。ホームの人影も疎ら。今日も何の苦労もなく座れるかな?


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1階席に陣取った

今回もゆうゆうと着座。全体的にもガラガラですが、1階は更にガラガラだったので、1階に座りました。


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ほくほく線で十日町へ向かう

1時間ちょっとで越後湯沢駅に到着。ここから走り始めても良いのですが、今回は十日町駅からスタートする事にしました。越後湯沢駅内で十日町駅までの切符を購入し、ほくほく線に乗り込みます。


9時前に十日町駅に到着。十日町駅は降りる人も乗る人も多いですね。駅前で2代目5号車をパタパタと組んで、ひとまず道の駅「クロステン十日町」へ向かいます。


久しぶりに来た道の駅「クロステン十日町」。2月に来たっけな? さて、山道に突っ込む前にコンビニで補給しないとー、と脳内で周辺検索。ああ、目の前の踏切の直ぐ先にセブンイレブンが有ったのでした。


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まずは妻有大橋へ向かう

セブンイレブンでアレコレ買い込んで、信濃川左岸へ向かいます。この県道340号線をまっすぐ行けば妻有大橋。[左]

妻有大橋の上から見る信濃川上流。はあ〜この景色を眺められただけでも、出掛けてきて良かった〜と思っちゃいます。[下]


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信濃川上流方向

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河岸段丘を一挙に登る

信濃川左岸の河岸段丘を一挙に登ります。直ぐ下は先手発電所、写真には写ってないけど。


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ちょうど田植えの時期

車の多い道を避けて田んぼの真ん中に延びる農道に入ります。お、この田んぼは水を入れ始めたところですね。


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水面が鏡のようにピーンとしていた

風が無いので田んぼが鏡のようです。いやぁ早起きして出掛けてきて良かった。


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農道を北上

そんな田んぼを眺めながら農道を北へ。まず国道252号へ向かいます。


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ここで旧道に入る

国道252号に合流して柏崎方面へ向かって丘陵を登り始めます。途中でY字状に分かれていく旧道、県道480号線へ向かいます。


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左下に見えるのが国道252号

左下が現国道252号。その先は先越ケ沢トンネルで、この先に見える丘を一挙にパスして行きます。


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名無しの峠を越えた

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とっても静か

この名無しの峠を越えるのは、確か二度目。初めての時はもうちょっと急坂が長く続いていたような印象だったのですが、現道の分岐からトンネルの上を越えて少し進むと直ぐピークに到着。ピークから少し降りたところの田んぼ。こんな丘陵の上でも、耕作放棄されずに居るようです。[上]

この辺りも田植え準備完了といった感じ。自転車を停めて辺りを眺めていても、鳥の声が聞こえるばかりでシーンとしています。[左]


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民家が見えてきた

なんだか昔話の絵本に出てきそうな風景です。正面の民家は通年で住んでいるのだろうか? それとも農繁期だけ使う小屋なのかな?


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おばあちゃん田植え中

おばちゃんがポツンと一人で田植え作業していました。


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田戸集落

名無しの峠を駆け下りて田戸の集落に来ました。中仙田の集落までは、もう少し下ります。


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中仙田集落

中仙田集落の国道403号との交差点まで降りてきました。正面の赤い橋が掛かっているのは渋海川。このまま県道480号線を直進すると、仙田トンネルを越えて柏崎市高柳へ行く事が出来ます。2012年の9月に通ったルートです。


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道の駅の直ぐ傍です

国道252号に合流し、道の駅「瀬替えの郷せんだ」で一休みした後、国道403号へ向かいます。先に小さく見えている青看板を右に曲がれば、国道403号の長岡市方面。[左]

国道403号に入って長岡市方面に向かいます。この道も、もう何度も通っている当webサイトではお馴染みのルート。[下]


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長岡市方面へ向かう

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建設が進むバイパス

狭くて、直前の上り坂が厳しい大倉トンネルをバイパスする新トンネルが完成していました。今年中には開通出来そうな感じです。


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お馴染みの小白倉集落

その大倉トンネルを潜りぬけ、次いで長い長い渋海トンネルに入ります。長いだけではなく、長岡市方面に向かって結構きつい登り勾配になっていて、息が上がります。渋海トンネルを抜けて、更に暫く登って小白倉の集落。


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旧道探検

小白倉の集落を通り抜けて、ちょっと旧道へ入ってみます。2005年に大貝トンネルが供用されるまでは、この道が小白倉と長岡市方面を結ぶ唯一の車道だった(はず)のです。


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仮設索道の跡?

旧道沿いに残されていた何か。林業で木を降ろす時に使う仮設の索道の一部みたいに見えるけど、なんだろう?[左]

旧道と、巨大な橋梁で一挙に谷を渡って行くバイパス。旧道沿いに田んぼがあるため、遺棄された訳ではなく現役では在りますが。兎に角急勾配・急カーブの連続。冬に通るのは大変だったろうと想像出来ます。豪雪地帯ってのは、そんな非日常的事態が日常的にあるんだよなー。[下]


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ガードロープは外されたままの旧道

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小国町三桶集落

長岡市小国町(旧・三島郡小国町)に入って最初の集落である小国町大貝を通り、そのまま旧道を辿り大貝神社の脇を通って小国町三桶の集落へ。ここは道幅こそ在りますが勾配が11%と急です。積雪の11%勾配の下り坂・・・。ツーって滑っていきそう・・・。


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ツルッと滑りそうな川岸

長岡市小国町(旧・三島郡小国町)に入って最初の集落である小国町大貝を通り、そのまま旧道を辿り大貝神社の脇を通っ 再度、渋海川を渡って小国町三桶の集落に入ります。泥とも岩ともつかない、ツルツルした感じの両岸が特徴的な渋海川。これが泥岩ってやつだろうか?[左]

三桶集落の先で現国道に合流。暫くは国道を快走します。この先の旧越路町には住んでいた事があるので、なんとなく田舎に帰ってきた気分。[下]


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現国道を快走

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小国町苔野島辺り

長岡市小国町(旧・三島郡小国町)に入って最初の集落である小国町大貝を通り、そのまま旧道を辿り大貝神社の脇を通っ 田んぼの向こうの集落は小国町苔野島辺りかな?[左]

平和橋で渋海川右岸へ向かう国道403号と別れて、渋海川左岸の県道171号線に入ります。[下]


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県道171号線に入る

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水面を進む感じ

長岡市小国町(旧・三島郡小国町)に入って最初の集落である小国町大貝を通り、そのまま旧道を辿り大貝神社の脇を通っ まるで水面を進むような感じ。一昨年の同じ時期に、魚沼市の破間川沿いで同じ事を言っていましたが(笑) ここは残雪の山々は写り込まないけど、それでも良い風景です。

新潟県 国道252号線・只見線沿いポタ2 Vol.1


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対岸は小国町太郎丸辺り

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貸切状態の県道171号線

渋海川の向こうは小国町太郎丸辺りかな?[上]

たまに地元の車が通るくらいで、後は貸切状態で県道171号線を快走します。ついつい走る方にのめり込んで写真撮るのが面倒になる位です。[下]


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県道252号線

暫く道なりに進み、小国町横沢から土口川沿いに延びる県道252号線に入ります。


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この道を石川峠まで登る

この県道252号線を上り詰めて石川峠を越えて柏崎方面に向かう、これまた当webサイトでは定番の道です。


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最初は緩やか

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八王子集落

冬季通行止めの区間に入ると、この道幅になります。この先八王子集落まで暫く民家は有りません。廃村跡は在りますが。[上]

エッチラオッチラと八王子集落まで登って来ました。[左]

レポートはVol.2に続きます。



All Photographs by Ryo Masuda 2015.
Took a photograph with FINEPIX F1000EXR by FUJIFILM.
Special Thanks 'ViX Ver.2.11.148.0'.1998-2002 K_OKADA


この記事は[2023.10.28]に加筆修正しました。

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Ryo Masuda / myDNS.jp / ryo-kun@fc4.so-net.ne.jp